• Anker製のロボット掃除機を分解してみた! RoboVac 11S

    初のロボット掃除機として、Anker eufy RoboVac 11Sを購入してみました。
    ロボット掃除機といえばルンバ等が有名ですが、今回はあえての格安品という事で、Anker製をチョイスしてみました。
    特にモバイルバッテリー分野では有名な会社であり、販売実績数などから考えてもLi-ionバッテリーを搭載したロボット掃除機も安心して使えそうです。
    やはり分解は使用前のクリーンな状態に限りますよね☆というわけで、まず分解。してみたいと思います。

    Anker eufy RoboVac 11Sの外観をチェック

    パッケージから取り出した、Anker eufy RoboVac 11S本体です。
    ホワイトを基調としたシンプルなデザインで、どのような環境にも馴染みそうですね。
    グリーンのテープやスポンジのクッション材で可動部が固定保護されています。

    Anker eufy RoboVac 11Sの裏面です。
    ブルーのブラシ部分と大型のタイヤが目立ちますね。
    裏面はブラックですが、ダストボックスは半透明のブルーとなっています。

    Anker eufy RoboVac 11Sの直径は320mmで、正円形となっています。
    他社製品では、おにぎり型の物などもありますが、一番オーソドックスな形状ですね。

    Anker eufy RoboVac 11Sの高さは70mmほどと、他社製品同等の高さに抑えられています。
    この高さが低いほど、ソファーの下やラックの下に入りやすくなりますので、家具をそろえる際には参考にしておきたい数値になりますね。

    Anker eufy RoboVac 11Sのタイヤ部分です。ゴム製のしっかりしたタイヤとなっており、スリップしにくそうなタイヤパターンとなっています。

    ちなみにタイヤ部分はサスペンション機構を備えているので、このように上下にストロークします。

    駆動用タイヤのストローク長は30mm以上あるので、絨毯の境目などでもスリップして動作不能に陥ることは少ないのではないでしょうか。

    Anker eufy RoboVac 11Sのダスト収集部をチェック

    Anker eufy RoboVac 11Sのダストボックスです。
    本体が充電ステーションで充電中の状態でも後部から簡単に取り外すことが可能です。
    掃除が終わって充電中にダストボックスを取り外す、こんなフローで掃除が捗るように考えられています。

    ちなみにダストボックス内部にはこのような最終段のフィルターも装備されていますが、あまり汚れることはありませんでした。


    前段の樹脂製メッシュフィルタの目が細かく、基本的にはここでダストがしっかりと分離されるようになっています。
    またダストボックス自体を水洗いして運用していますが、洗った瞬間は水が溜まりますが、適当に乾かしておけば内部の排水も問題ありませんでした☆

    Anker eufy RoboVac 11Sのダストボックス内部の写真です。
    このようにブルーの硬質ラバー材でしっかりとシーリングされており、微細なダストも零れ落ちることはありませんでした。
    安い製品ですが思った以上にしっかりと設計されている印象です。

    このように肉厚の硬質ラバー材が溝に沿って組み込んであります。
    すでに数ヶ月間使っていますが、やせ細ることなくしっかりと密着を保っていますよ♪

    ロボット掃除機の吸引性能を決定づけると言っても過言ではない回転ブラシ部分です。

    ここには髪の毛などのダストが絡まりやすいですが、メンテナンス性は非常に高く回転ブラシの着脱も容易です。

    回転ブラシはゴムラバー製のブラシと、ナイロンブラシが一体となったハイブリッド構造です。
    基本的にロボット掃除機は重量のあるダストは不得意な傾向にありますので、回転ブラシを健全な状態に保つことが大切です☆

    表面、裏面、ブラシ部と外観レビューはほぼ完了しましたね。

    Anker eufy RoboVac 11Sを分解してみる

    Anker eufy RoboVac 11Sの本体裏にはバッテリーが格納されたカバーがあります。
    一般的なプラスタイプのビスなのでビスを外してみましょう。

    バッテリーカバーのビスを外すとカバーがパカッと開きました。
    内部にはコードレスフォンに使われていそうな形状のバッテリーが格納されていました。

    バッテリー内蔵の製品は分解前にバッテリーの切断が必須です。
    まずはコネクタを外して給電を停止させましょう。

    Anker eufy RoboVac 11Sのバッテリーです。
    Model:PA04
    主要スペックは14.4V / 2600mAh / 37.44Whとなっています。
    サプライヤーはHu Nan Giantsun Power Electronics Co., Ltd.でした。
    バッテリー自体は18650を4本搭載したバッテリーパック形態となっており、充電用ケーブルは2芯となっています。

    では本体の分解を続けましょう。
    まずは駆動用タイヤ部分の樹脂カバーを取り外しします。
    基本的には一般的なプラスタイプのビスばかりなのでサクッと分解しちゃいましょう。

    特にツメ等で固定されていることも無く、ビスを外すだけでパカッと開きました。

    続いて本体裏の進行方向前面にあるビスを外しましょう。

    沢山のビスを外しました。

    ここでようやくバンパー部分が分離しました。
    なお、バンパー部品にはセンサーが内蔵されている為、コネクタで接続されたケーブルがあります。
    勢い誤って切断しないように注意しましょう。

    バンパー部品のコネクタ部分です。
    このコネクタは基板に半田付けされていますが、基板自体がバンパー部品の形状にあわせて反った形になっています。

    バンパー部品には赤外線受光部などがあり、壁との距離や充電ステーションの探索に使われていると推測されます。

    そしてようやくフロントカバーが外れました。
    フロントカバーにも電源スイッチのケーブルが伸びているので、誤って切断しないように注意が必要です。

    Anker eufy RoboVac 11Sの内部構造全体です。
    基本的にはメイン基板にモーターが組み合わされた製品ですね。
    モーター用に別基板が装備されているわけでもなく、メイン基板1枚が仕事をしている感じです。


    メイン基板部分を拡大してみました。
    とにかくコネクタの数が多いのはモーターやセンサーを多数備える製品ならでは☆
    組み立てにかかる工数などを考えると、このメカトロ製品が1万円台で買えるのはとてもお買い得と感じます。

    Anker eufy RoboVac 11Sのメイン基板を取り外すために、各コネクターを取り外していきましょう。
    ここで不安な方は写真を撮ってからコネクタを取り外しすることで、元に戻せなくなる不安もなくなりますよ。

    Anker eufy RoboVac 11Sのメイン基板を取り出してみました。
    裏面にはほぼ部品は実装されておらず、赤外線受光部が2個ある程度でした。

    Anker eufy RoboVac 11Sのメイン基板表面です。
    主要なパーツとしては、中央部に陣取るCPU、ブザー、コネクタなどが目立ちますね。

    CPUにはSTマイクロエレクトロニクスSTM32F071VBT6を搭載。
    ARM Cortex-M0コア搭載の32BIT汎用マイコンになります。
    CPUスペック的には、画像認識などの機能をで掃除しているのでは無いとわかりますね。

    走行用モーターの駆動用にALLEGRO microsystemsA4954ELP-Tを搭載。
    PWM制御のモータードライバ用ICで±2A / 40Vまでの出力に対応します。

    その他のモーター駆動用に Infineon TechnologiesFR9024Nが多数搭載されています。
    PチャネルパワーMOSFETになります。駆動用モーターほど繊細な制御が必要ない箇所に使われているようですね。

    Anker eufy RoboVac 11Sのメイン基板を取り外した状態です。
    パッと見ただけでも6個のモーター、多数のセンサーで構成されていることが分かりますね。

    ちなみにセンサーは赤外線LEDと赤外線受光部の組み合わせで構成されています。
    所謂レーザースキャナやカメラなどは搭載していません。

    また上位機種用?にセンサーの搭載できそうな場所が残されているのも気になりました。

    Anker eufy RoboVac 11Sまとめ

    いかがだったでしょうか。ロボット掃除機の中でも安価な部類の物を今回は分解調査してみました。
    搭載されるCPUからも見て取れるとおり、部屋のマッピングなどの機能はなく、各種センサーからの情報をもとに一定のアルゴリズムで掃除をする動作になります。
    とはいえ、ひと部屋なら問題なく掃除をこなしてくれますし、使い方によってはこれで十分という人も多いのではないでしょうか。

    まず分解。としてはリビングにAnker eufy RoboVac 11Sを設置して、他の部屋は必要に応じて移動させて使うようにしています。
    高級モデル1台で全部屋を対応させるのか、それとも安価な機種を複数台設置するのか、使い方に合わせて検討するのもよさそうですね。


     


  • Anker eufy RoboVac 11S の充電ステーションを分解してみた。

    Anker eufy RoboVac 11Sを買ってみました。ロボット掃除機といえばルンバなどが有名ですね。
    しかし今回の購入目的は分解です。なのであえてAnker製をチョイスしてみました。
    分解の前に付属品などを含めて紹介していきましょう。

    Anker eufy RoboVac 11Sを開封してみた

    Anker eufy RoboVac 11Sのパッケージです。
    製品カラーと同じホワイトを基調としたシンプルなデザイン。

    通称Anker eufy RoboVac 11Sとなっていますが、モデル名はT2108と記載されています。
    これは所謂エントリーモデルにあたるものです。

    Anker eufy RoboVac 11Sの外箱を開封してみました。
    すると中にはロボット掃除機をイメージしたアイコンの紙が登場しました☆

    それをめくるとロボット掃除機、Anker eufy RoboVac 11Sとご対面です。

    日本市場向けという事で、しっかり日本語で記載されたマニュアルが付属しています。

    製品マニュアルから詳細仕様を読み取っていきましょう。

    製品モデル T2108
    入力 19V 0.6A
    バッテリー電圧 DC14.4V
    消費電力 25W
    バッテリータイプ DC14.4V
    Li-ion 2600mAh
    ダストボックス容量 0.6L
    掃除時間 最大100分
    充電時間 約300~360分
    充電ステーション入力 19V 0.6A
    充電ステーション出力 19V 0.6A

    マニュアルにはカスタマーサポート連絡先なども記載されており、安心して利用することができますね。

    またマニュアルをまともに読まない人のためにも、イラストで記載された使用時の注意事項が書かれています。

    本体以外の付属品をチェックしてみましょう。
    ・充電ステーション
    ・回転ブラシ
    ・ACアダプタ
    ・リモコン
    ・単四電池
    ・フィルター
    ・掃除ブラシ
    ・結束バンド

    リモコンは液晶パネルを装備しています。
    日本語表記はありませんが、アイコンで機能が分かるので問題なさそうですね。

    まずは付属の単四電池をリモコンにセットしておきましょう。

    付属のACアダプタです。
    2Pタイプになっており、一般的な日本の家庭でも使いやすいコンパクトサイズ。

    ACアダプタの銘版をチェックしてみましょう。
    モデル名はGSCT0600S019V12Eとなっており、PES認証付きの19V 0.6A出力です。

    続いて充電ステーションをチェックしてみましょう。
    本体カラーとは違い、ブラックを基調としたデザインです。
    部屋に置いた際に目立たない配慮でしょうか。
    充電端子は2極の接触式となっています。

    充電ステーション上部には皿のようなトレイがあります。
    ここには通電LEDも装備されています。

    先ほどのトレイにはリモコンがぴったり収まるようになっています。
    この手のリモコンはよく行方不明になりますが、ここに収納できるのは便利ですね。

    Anker eufy RoboVac 11S本体への給電端子です。
    基本的にはむき出しとなっていますが、端子間の距離が離れているので短絡等の心配も無さそうですね。

    ちなみに給電端子にはスプリング機構が仕込まれており、可動式となっています。
    長期利用での信頼性はどうでしょうか。

    充電ステーションを分解してみると

    外観チェックも飽きてきたので、充電ステーションの内部構造が気になるところです。
    ビス等は見えないので、はめ込み式か、隠されたビスがあるのか。。。

    裏面以外もチェックしてみましたがビスの類は見当たりません。

    ゴム足に触れてみると、裏側にへこみがあるような感じだったので少しはがしてみました。
    するとビスが姿を現しました☆

    この銘板の裏側にもビスが隠れていました。
    普通のプラスタイプのビスなのでどんどん外していきましょう。

    パカッと開きました。
    見た感じは非常に単純な構造のようですね。

    給電端子への接続は赤と黒のケーブルが伸びています。
    基板等は見当たりませんが、ケーブルの根元が怪しい感じですね。

    ビスを外してみると小型の基板が見つかりました。
    DC入力プラグから給電端子への接続、さらにはステータスLEDへのケーブルが伸びている程度のシンプルなもの。

    基板には電子パーツというよりは黒い樹脂部品が目立つ感じです。
    この樹脂パーツを横から見てみましょう。
    円錐のようなパーツが仕込んであり、何かの機能パーツのようにも見えます。

    先ほどの基板をアップで撮影してみました。
    黒い樹脂部品の下には赤外線LEDが多数埋め込まれているのが確認できますね。
    これはAnker eufy RoboVac 11S本体が充電ステーションを探すための赤外線信号を送信するものです。

    あらゆる角度からでも発見できるよう、円錐上のミラーパーツで赤外線LEDの光を拡散させています。

    先ほどの基板裏側です。
    LEDも単純に光っているだけではなく、識別用のコードが埋め込まれた光となっているようですね。
    8pinのチップからはそれぞれの赤外線LEDにパターンが伸びており、それぞれ個別パターンで発光させているような感じです。

    基板にはeufy T2018-BASE-V1.1の印字がありますね。
    ちなみに赤外線LEDは全部で5個搭載されており、広範囲に信号を送信しています。

    充電ステーションの主機能としては、充電ステーション捜索用信号を送信するという仕事ですね。
    電源電圧のコンバートの機能はありませんが、なかなか楽しめる構造となっていました。

    Anker eufy RoboVac 11S の充電ステーションまとめ

    実際に分解してみると給電に関係する機能は必要最低限なものとなっていることが分かりました。
    充電ステーション捜索用の信号を送信することがメインになっていましたが、メーカー各社で決まったこーど体系があるのでしょうか。
    今のところ混乱することなく、自分のステーションに戻っているので何かしらの取り決めはありそうですね。

    次回はAnker eufy RoboVac 11S本体の分解にチャレンジしてみたいと思います。



  • メガドライブミニを分解してみた!

    メガドライブミニ! 本日発売ですが早速分解してみました。
    当時は16Bit高速処理を謳ったハードウェアとなっていましたが、メガドライブミニ化で内部構造はどのようになっているのか気になりますね☆
    ちなみに、メガドライブミニのキャッチコピーは「時代が求めた16Bit 令和最初の新ハード登場!」となっています☆

    メガドライブミニとは

    ベースとなるゲーム機は1988年に登場したメガドライブです。
    このハードは処理速度の高速性(16Bit CPU搭載)を謳っており、当時としては他のゲーム機を凌駕するグラフィックとオーディオを実現していました。
    また本体にはボリューム端子とステレオヘッドホン端子まで設けられており、性能やゲーム体験に拘って設計されたハードであったと実感します。
    ちなみにメガドライブに搭載された16Bitの高性能CPUとはモトローラ社製のMC68000であり、当時はパソコンのCPUにも使用されるほどの物でした。

    これが30年の進化を遂げ、現代技術で小型・省電力化されたハードウェアが、「メガドライブミニ」という事になります。



    メガドライブミニのパッケージをチェック

    まずはパッケージの外観をチェックしてみましょう。

    収録ソフトは42タイトル

    パッケージ裏面には収録タイトルの一覧画像が掲載されています。

    以下に収録タイトルをまとめてみました。
    皆さま、思い入れのあるタイトルはありますでしょうか。
    個人的にはソニック、ガンスターヒーローズでよく遊んだ記憶がありますね☆

    ダライアス テトリス スペースハリアーⅡ
    大魔界村 ザ・スーパー忍 ゴールデンアックス
    重装機兵レイノス サンダーフォースⅢ コラムス
    武者アレスタ レッスルボール レンタヒーロー
    スーパーファンタジーゾーン シャイニング・フォース 神々の遺産 アリシアドラグーン
    ランドストーカー ~皇帝の財宝~ ソニック・ザ・ヘッジホッグ2 アイラブ ミッキー&ドナルド
    ふしぎなマジックボックス
    ベア・ナックルⅡ 死闘への鎮魂歌 スノーブラザーズ スラップファイト
    ロード・ラッシュⅡ ガンスターヒーローズ ストリートファイターⅡダッシュプラス
    CHAMPION EDITION
    パーティークイズ MEGA Q ダイナブラザーズ2 ファンタシースター ~千年紀の終りに~
    バンパイアキラー タントアール モンスターワールドⅣ
    ロードモナーク とことん戦闘伝説 ハイブリッド・フロント ダイナマイトヘッディー
    ラングリッサーⅡ 魂斗羅 ザ・ハードコア 幽☆遊☆白書 ~魔強統一戦~
    ロックマンメガワールド ぷよぷよ通 ストーリー オブ トア ~光を継ぐ者~
    ゲームのかんづめ お徳用 コミックスゾーン 魔導物語Ⅰ

    つづいてパッケージの側面をみてみましょう。
    メガドライブミニのJANコードは 4974365144791 となっています。
    型式は HAA-2520 でメーカー1年保証が付いていますね。もっと分解した時点で無効となりますが(^^;

    ここでセット内容を確認してみましょう。
    ・メガドライブミニ本体
    ・コントロールパッド
    ・HDMIケーブル
    ・USBケーブル(電源供給用)
    ・本体取扱説明書
    となっています。
    USBタイプのACアダプタは別売りの市販品を利用するようになっていますので、5V/1A以上の出力が確保できるものを別途購入しておきましょう。

    そろそろ中身が気になるところなので、パッケージを開けてみました。
    環境問題などもあり、最近は段ボール材で作られた梱包が一般的になりましたね。
    当時のメガドライブは発泡スチロール容器だったように記憶しています。

    内容物を取り出してみました。
    本体、付属品ともに黒い色がベースとなっていますが、本体の16-BITロゴが存在感を出していますね♪

    付属のマニュアルです。
    接続方法がイラストで記載されており、どなたでも簡単に接続できますね。

    メガドライブミニの本体裏面です。
    裏面は当時のデザインを再現して、右側には拡張スロット、左には放熱スリットが入っています。

    本体銘板をチェックしてみましょう。
    MEGA DRIVE
    MODEL NO. : HAA-2520
    RATING :5V 1.0A
    SERIAL No.xxxxxxx
    SEGA Games Co., Ltd. MADE IN CHINA
    基本的にはすべて英語表記となっています。


    本体裏面には拡張スロットのカバーがありますが、見た感じ別部品となっており取り外しできそうな予感…

    やはり!
    わざわざコストをかけてでも再現するという思想が素晴らしいです☆

    続いて本体背面の端子部です。
    HDMI出力とMicroUSBによる入力端子があります。

    最後に本体正面の端子部です。
    コントローラーがUSBタイプとなったことで、本体のコネクタもUSBに変更されています。
    この手法はプレイステーションクラシックでも使われており、今や一般的となりましたね。

    本体上面です。
    この写真だけ見ても、メガドライブ本物なのか、メガドライブミニなのか区別がつかないほど忠実に再現されています。

    ちなみにカートリッジスロット、ボリュームスイッチなど、当時のギミックも忠実に再現。
    これは元祖メガドライブオーナーとしては非常にうれしいポイントですね。

    カートリッジスロットにはスプリング式の扉が採用されています。
    もちろんカートリッジは使えませんが、両開きタイプの扉を採用しているところもポイントが高いです☆

    つづいて電源スイッチ、リセットスイッチ、ボリュームスイッチです。

    もちろんすべてのスイッチが稼働可能です。
    ボリュームスイッチのみダミーとなっていますが、スライド感は上々ですね♪

    手前のヘッドホン端子はダミーとなっていました。

    最後に気になるのは電源LED。というわけで電源を投入してみました。
    バッチリ赤色に光っており、当時のプレイ感覚を思い出します(^^

    メガドライブミニに付属するコントローラは6ボタンタイプの物になっています。
    手に持った感じは違和感なく、存分にゲームを楽しめそうです。

    先ほどチェックした通り、コントローラーの端子はUSBタイプとなっています。

    付属のHDMIケーブルはSEGAロゴなどはなく、汎用品となっていました。

    基本的なハード仕様をチェック

    本体サイズ w154mm × d116mm × h39mm
    コントローラーサイズ w140mm × d29mm × h70mm
    コントローラーケーブル長 約2m
    入出力端子 HDMI端子、USB Micro-B端子
    ハードのサイズは最近の復刻版ハードウェアと同じく、手のひらサイズとなっていますね。



    メガドライブミニを分解してみた

    お待たせいたしました。いよいよ今回の購入目的でもある本題の分解に移りましょう。

    本体裏面を確認すると、6本のビスで固定されていました。
    まずはプラスドライバーでビスを外していきましょう。

    取り外したビスは一般的なもの。
    いじり止めのトルクスタイプ等は採用されておらず、分解は容易です。

    6本のビスを外すだけで、パカッと本体カバーが開きました。

    本体カバー裏面です。
    カートリッジ部はビス止めされた別部品で構成されており、ここにも手間がかかっていますね。

    電源スイッチ、リセットスイッチは実際に基板上のスイッチと接触する形になっています。
    ボリュームスイッチはダミーですが、動かせることに意義がありますよね☆

    本体正面カバーを取り外した状態です。
    大きめのシールド板がかぶさっており、ビス止めされています。

    ではシールド板と基板を固定している4本のビスを外しましょう。

    ここも一般的なプラスタイプのビスなので分解は容易です。

    本体から基板が取り出せました。
    まだシールド板と基板はくっついた状態になっています。

    シールド板が装着された状態で基板を撮影してみました。
    マジックで「J」と記載されているのは、日本市場向けという意味でしょうか。

    裏面はチップコンやチップ抵抗などがメインで、ICの類は装備されていません。

    シールド板を外してみました。

    シールド板には放熱ゲルが貼り付けされており、長時間のプレイでも安心して遊べそうです。

    シールド板を外した状態の基板です。
    基本的にはニンテンドークラシックミニと同じような雰囲気ですね。。



    メガドライブミニの基板をチェック

    まずは電源部のICを確認しましょう。
    X-Powers社の「AXP223」を搭載しており、ニンテンドークラシックミニと同じ部品です。
    周辺チップの配置はニンテンドークラシックミニとは異なりますので、開発元は違うように感じます。

    つづいてHDMIコネクタ付近に装着されているHDMIインターフェースICです。
    EPMI社の「EP952」を搭載。こちらもニンテンドークラシックミニと同じ部品です。
    一般的なHDMI1.4対応となっておりどのテレビとも相性良く接続そうです。
    生産ロットは19年12週となっていました。

    メインCPUはZUIKI社の 「ZUIKI Z7213」が搭載されていました。
    メーカーサイトにも令和最初のゲーム機に搭載されたSoCと記載されています。

    組み合わされるメモリはUnilC社の「SCB15H2G160AF」となっていました。
    JEDEC準拠の256MB DDR3 SDRAMです。

    続いてソフトウェア格納用のフラッシュメモリです。
    搭載チップはSAMSUNG社の「K9F4G08U0F-SCB0」で、512MB SLCフラッシュです。

    最後はUSBコントローラーICです。
    搭載チップはProlific社の「MA8601」で、USB2.0 4ポートHUBになります。

    主要チップの構成としてはニンテンドークラシックミニに近い思想と考えてよさそうですね。
    現時点ではメインCPUの仕様は調査できていませんが、メモリ容量、ROM容量などが同じであったり、電源周りや映像出力周りも同様にですね。

    電源スイッチとリセットスイッチは面実装タイプとなっていました。
    あまり力がかかる箇所でもないので耐久性としては問題ないでしょうか。

    ちなみに電源スイッチはリードタイプの部品にも対応できるようにするホールが仕込まれていました。
    これは修理という点でもありがたい構成ですね。

    そしてゲーム中に応力がかかるであろうUSBコネクタ部分です。

    裏面からみて分かる通り、リードタイプの部品が採用されており、ハードなプレイでも故障の心配はないでしょう。

    電源部のMicroUSBとHDMIコネクタは面実装タイプです。

    ただし、コネクタを構成するハウジングはスルーホールにガッチリと固定されているので、こちらも強度的には安心ですね。

    最後にコントローラーをチェックしてみましょう。

    コントローラーの型式は HAA-2522 となっていました。

    コントローラー裏面には5本のビスがあります。
    こちらも一般的なプラスタイプのビスなので、サクッと分解してみましょう。

    ビスを外すとパカッと開きました。
    コントローラ基板は片面基板で非常にシンプルな構成です。USBケーブルも直付けタイプとなっていました。

    すべてのボタンはメンブレンタイプのスイッチで構成されています。

    コントローラー基板表面です。

    搭載されるチップは「A31419」と記載されていますが、情報は見当たりませんでした。
    おそらくカスタムチップの類ではないでしょうか。

    そうそう、コントローラーのモードスイッチのみマイクロスイッチとなっていました。

    ちなみにコントローラをWindows10のパソコンに差し込んでみたところ、追加ドライバー無しで普通に認識してくれました。
    PCゲームにも使えてお得な点もポイントが高いですね♪

    6B controllerという名称で認識しました。

    十字キーは斜め入力もOK、スタートボタンやモードボタンも反応しました。

    メガドライブミニのまとめ

    購入してすぐに分解してみましたが、本体の細部にわたる再現度の高さはなかなか感動ものです。
    基板構成としては後発という事もあり目新しさはありません。
    しかし、当時のメガドライブは非常にたくさんのICを搭載していたこともあり、このチップ構成でゲームが構成できることに時代の進化を感じます。

    当時実機で遊んでいたユーザーも、新たにチャレンジしてみるユーザーにも楽しんでもらえるのではないでしょうか。
    まずはソニックでスピード感あふれるゲームを楽しんでみたいと思います。