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Anker eufy RoboVac 11S の充電ステーションを分解してみた。

レビュー

Anker eufy RoboVac 11Sを買ってみました。ロボット掃除機といえばルンバなどが有名ですね。
しかし今回の購入目的は分解です。なのであえてAnker製をチョイスしてみました。
分解の前に付属品などを含めて紹介していきましょう。

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Anker eufy RoboVac 11Sを開封してみた

Anker eufy RoboVac 11Sのパッケージです。
製品カラーと同じホワイトを基調としたシンプルなデザイン。

通称Anker eufy RoboVac 11Sとなっていますが、モデル名はT2108と記載されています。
これは所謂エントリーモデルにあたるものです。

Anker eufy RoboVac 11Sの外箱を開封してみました。
すると中にはロボット掃除機をイメージしたアイコンの紙が登場しました☆

それをめくるとロボット掃除機、Anker eufy RoboVac 11Sとご対面です。

日本市場向けという事で、しっかり日本語で記載されたマニュアルが付属しています。

製品マニュアルから詳細仕様を読み取っていきましょう。

製品モデル T2108
入力 19V 0.6A
バッテリー電圧 DC14.4V
消費電力 25W
バッテリータイプ DC14.4V
Li-ion 2600mAh
ダストボックス容量 0.6L
掃除時間 最大100分
充電時間 約300~360分
充電ステーション入力 19V 0.6A
充電ステーション出力 19V 0.6A

マニュアルにはカスタマーサポート連絡先なども記載されており、安心して利用することができますね。

またマニュアルをまともに読まない人のためにも、イラストで記載された使用時の注意事項が書かれています。

本体以外の付属品をチェックしてみましょう。
・充電ステーション
・回転ブラシ
・ACアダプタ
・リモコン
・単四電池
・フィルター
・掃除ブラシ
・結束バンド

リモコンは液晶パネルを装備しています。
日本語表記はありませんが、アイコンで機能が分かるので問題なさそうですね。

まずは付属の単四電池をリモコンにセットしておきましょう。

付属のACアダプタです。
2Pタイプになっており、一般的な日本の家庭でも使いやすいコンパクトサイズ。

ACアダプタの銘版をチェックしてみましょう。
モデル名はGSCT0600S019V12Eとなっており、PES認証付きの19V 0.6A出力です。

続いて充電ステーションをチェックしてみましょう。
本体カラーとは違い、ブラックを基調としたデザインです。
部屋に置いた際に目立たない配慮でしょうか。
充電端子は2極の接触式となっています。

充電ステーション上部には皿のようなトレイがあります。
ここには通電LEDも装備されています。

先ほどのトレイにはリモコンがぴったり収まるようになっています。
この手のリモコンはよく行方不明になりますが、ここに収納できるのは便利ですね。

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Anker eufy RoboVac 11S本体への給電端子です。
基本的にはむき出しとなっていますが、端子間の距離が離れているので短絡等の心配も無さそうですね。

ちなみに給電端子にはスプリング機構が仕込まれており、可動式となっています。
長期利用での信頼性はどうでしょうか。

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充電ステーションを分解してみると

外観チェックも飽きてきたので、充電ステーションの内部構造が気になるところです。
ビス等は見えないので、はめ込み式か、隠されたビスがあるのか。。。

裏面以外もチェックしてみましたがビスの類は見当たりません。

ゴム足に触れてみると、裏側にへこみがあるような感じだったので少しはがしてみました。
するとビスが姿を現しました☆

この銘板の裏側にもビスが隠れていました。
普通のプラスタイプのビスなのでどんどん外していきましょう。

パカッと開きました。
見た感じは非常に単純な構造のようですね。

給電端子への接続は赤と黒のケーブルが伸びています。
基板等は見当たりませんが、ケーブルの根元が怪しい感じですね。

ビスを外してみると小型の基板が見つかりました。
DC入力プラグから給電端子への接続、さらにはステータスLEDへのケーブルが伸びている程度のシンプルなもの。

基板には電子パーツというよりは黒い樹脂部品が目立つ感じです。
この樹脂パーツを横から見てみましょう。
円錐のようなパーツが仕込んであり、何かの機能パーツのようにも見えます。

先ほどの基板をアップで撮影してみました。
黒い樹脂部品の下には赤外線LEDが多数埋め込まれているのが確認できますね。
これはAnker eufy RoboVac 11S本体が充電ステーションを探すための赤外線信号を送信するものです。

あらゆる角度からでも発見できるよう、円錐上のミラーパーツで赤外線LEDの光を拡散させています。

先ほどの基板裏側です。
LEDも単純に光っているだけではなく、識別用のコードが埋め込まれた光となっているようですね。
8pinのチップからはそれぞれの赤外線LEDにパターンが伸びており、それぞれ個別パターンで発光させているような感じです。

基板にはeufy T2018-BASE-V1.1の印字がありますね。
ちなみに赤外線LEDは全部で5個搭載されており、広範囲に信号を送信しています。

充電ステーションの主機能としては、充電ステーション捜索用信号を送信するという仕事ですね。
電源電圧のコンバートの機能はありませんが、なかなか楽しめる構造となっていました。

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Anker eufy RoboVac 11S の充電ステーションまとめ

実際に分解してみると給電に関係する機能は必要最低限なものとなっていることが分かりました。
充電ステーション捜索用の信号を送信することがメインになっていましたが、メーカー各社で決まったこーど体系があるのでしょうか。
今のところ混乱することなく、自分のステーションに戻っているので何かしらの取り決めはありそうですね。

次回はAnker eufy RoboVac 11S本体の分解にチャレンジしてみたいと思います。


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