• FINsix DART風の格安ACアダプタを買ってみた。

    愛用していたFINsix DARTが故障したので、amazonでそれっぽい格安のアダプタを買ってみました。
    名称はFINsixではなく、INLONGというもので、価格が非常に安価なのでお試しにはよさそうな感じ(^^

    早速届いたINLONG製の65Wアダプタ。
    デザインは某アダプタ(笑)のソックリさんですね。付属のプラグはビニール袋に入っていました。

    INLONG製アダプタの付属プラグを袋から出してみました。
    プラグの種類は6種類とFINsix DARTに比べると少なめです。


    INLONG製ACアダプタの表示部。
    品名:MINI CHARGER
    入力:100-240V 1.5A 50/60Hz
    出力:18.5-20V 3.65A
    FCC、CE、RoHSなどの各種規制に対応しているようです。。。

    ではINLONG製ACアダプタのサイズを測ってみましょう。
    長さは69mmとなっており、本家FINsixの70mmと比較して1mmコンパクトに。

    ちなみにACプラグ部分を含めた長さでも86mmとコンパクトです。

    幅は35mmとなっており、本家FINsixの33mmより少し大きめ。

    そして奥行きは30mmと本家FINsixの27mmに比較して3mmのサイズアップ。

    体積的には少し大きい感じもしないでもないですが、感覚的には変わらないですね。
    そして大きな違いとして、本家FINsixでは着脱式となっていた本体側のプラグが一体化。
    自分的にはコネクタが増えることはトラブルの元と考えているので、これは有難い配慮ですね。

    そしてプラグ部分のコネクタは3P使用となっています。
    詳細は調査していませんが、抵抗値で出力電圧を切り替えるタイプでしょうか。

    では付属プラグをチェックしてみましょう。
    付属は6種類となっており、対応機種は若干少なめ。

    本家FINsixより優れた点もあり、このように出力電圧が記載されています。
    これは使うときの安心感としてぜひ表示してほしいモノです。単純にうれしい配慮☆

    では実際にINLONG製ACアダプタを使ってみましょう。

    まずはACアダプタのタイプが判別可能なDELL製ノートでチェック。
    FINsixでは正しく65Wと認識されていましたが、INLONG製ACアダプタは65Wにも関わらず90Wとして認識。
    要求電力の小さなサブノート類では問題ありませんが、ワークステーションタイプのノートには注意が必要ですね。

    では実際に電源を入れてみましょう。
    ノートパソコンはバッテリ搭載状態で22wの消費電力。この状態では発熱含めて全く問題ありませんね。

    ではINLONG製ACアダプタのフルパワーに近いテストという事で、バッテリーを外してベンチマーク起動です。
    消費電力は53Wという事で、約80%程度の負荷となります。(ACからDCの変換効率は無視してます)

    この状態で1時間ほど放置してみました。
    故障することなく正常に動作し続けていますが、筐体温度は45~46℃の状態で安定しました。
    本家FINsixでも45℃程度だったことを考えるとなかなか頑張っていますね(^^

    ではINLONG製ACアダプタですが、価格はFINsixの4分の1程度と非常に安価ですが今のところ問題なく利用できています。
    電源波形など詳細は調査できていませんが、この価格であれば気軽に試してみようと思えるのが良いですね。


  • FINsix DARTが故障したので解体してみた。FINsix DART Broken

    FINsix DARTについては、2018年1月末に「FINsix DART 世界最小ACアダプタを試す。」として紹介していたのですが、わずか3ヶ月程度で故障してしまいました。
    個人的には非常にお気に入りで出かける際はこれを使うようにしていましたし、友人たちにも勧めていた手前もあり短期間での故障は非常に残念です。
    実質的な通電時間は50時間程度で、45wのモバイルノートでの使用が大半だったので、過負荷とも思えません。

    今は連休中なので修理にも時間がかかりそうです。
    とりあえずヒューズ程度の故障であれば自分で直してしまおうと思い、解体してみることに。

    故障したFINsix DART本体。


    故障時も異常な発熱などはなく、特に異変はありませんでした。
    日本の商用AC電源以外に接続したこともないので、矩形波UPSによる破損なども考えられません。

    さて、どうやって分解すべきか。。。

    プライヤ等で引っ張ったり、色々頑張ってみたものの全く歯が立ちません。
    スポっと抜けるような構造ではなさそうです。

    というわけで、今回はこのようなアイテムを用意しました。
    株式会社イチネンミツトモのスピコン付きミニルーターです。

    付属のブレードをセットして切断してみたいと思います。
    回転数はMAXの22,000rpmにセット!

    一瞬で外装に歯が入りました。
    アルミではなくプラスチック製だったので、サクサク作業が進みます。

    1分程度で1本カットできました。
    あまり歯を深く入れると内部の部品を切ってしまう可能性があるので、あくまで浅く。

    ここからが大変でした。
    ガチガチにモールドされており、外装との密着度がハンパない。
    高精度プラニッパを複数駆使してもぎ取りました。

    そして、この時点で元に戻すことはあきらめました(笑)

    というわけで、何とかここまで解体することが出来ました。
    これ以上はモールドを剥がすのが面倒なのでココまでです。もう修理する気もないので、出力コネクタも引きちぎりました。

    凄いモールドです。ポロポロ割れる系で剥がすのが面倒です。
    そしてコンデンサに触れてビリビリ感じたり、もうこれ以上の解体はやめました(^^;
    メインのコンデンサは日本メーカーのルビコン製です。

    そしてメイン基板側です。
    多数のチップコンデンサが見えています。その他には半導体が少々。

    FINsix DARTでは重要パーツのサプライヤであろう、「infineon」製のチップ。

    他には「東芝半導体&ストレージ」社の「TLP2361」と「TLP185

    全身フルモールドで分解を拒むような構造でした。

    結局ヒューズ等を発見することもなく、ゴミ箱行きとなりました。
    この製品に未練がないわけではありませんが、次は違うものを購入してみたいと思います。


  • ZenFone3 ZE520KL 画面割れをDIYで格安修理する。

    ZenFone3を転落させて画面が割れてしまいました。一番簡単な方法でDIY修理してみたので、その方法を紹介したいと思います。
    今回は液晶パネルと本体フレームがセットになった部品を入手出来たので、基板や周辺パーツを移植する方法で作業しました。

    落下破損させてしまった、ZenFone3 ZE520KLです。

    画面上部は激しく損傷していますが、タッチ操作や画面表示は全く正常となっており、フロントのガラスのみ壊れた状態です。


    また裏面のガラスも割れてしまっており、こちらも交換が必要な状態ですね。。。

    修理という事でまずは電源をOFFにしましょう。
    またバッテリー着脱を含む作業となるので、バッテリーは可能な限り放電させてエネルギー量を減らしておきましょう。
    今回は撮影のために20%程度まで放電させて作業しましたが、実際には0%に近い方が良いです。

    電源をOFFにした、ZenFone3 ZE520KLです。
    画面は割れているものの他はキレイな状態なのが惜しいです。

    今回はイメージチェンジを狙ってホワイト用の補修部品を買ってみました。
    液晶は本体フレームとセットになった物で、バックパネルもホワイトでそろえてみました。

    明らかに取り外し品といった状態の部品ですが、外観は新品状態でした。
    おそらく工場で不良となったモノの流出部品でしょうか。amazonで普通に売っていたけども(笑)

    分解に際しては、まずSIMカードやMicroSDカードを取り出しておきましょう。

    続いてパネル剥がしには必須作業となる加熱作業。今回はアンダーパワーの家庭用ドライヤーで試してみました。
    なお、ZenFone3は本体裏側から分解する必要があるので、バックパネル下部を集中的に加熱しています。

    加熱すれば両面テープが緩くなるので、隙間に樹脂工具を差し込んでゆっくりと開きましょう。

    剥がしたい部分を徐々に加熱していきましょう。
    ただし、バックパネルの奥には熱に弱いリチウムイオンバッテリーが入っているという事も忘れずに。
    爆発事故を防ぐため、周辺部分のみ短時間だけ加熱するように心がけましょう。

    というわけで、パカッと開きました。
    バックパネルを開く際にバッテリーを傷つけると爆発炎上の可能性があります。
    作業される方は、この写真でバッテリーの位置関係を覚えておいてくださいね。

    本体上部にはカメラやメイン基板、中央部にバッテリーというZenFone伝統のレイアウトになっています。

    交換用に購入したホワイトのZenFone3液晶部品です。
    こちらに部品を移植していくスタイルで作業を進めます。
    液晶パネルだけの交換であれば、メイン基板の取り外し等は不要かと思いますが、今回は外装のリフレッシュも目的の一つです。

    まずは本体上部の基板を固定しているプラスチックカバーを外します。
    すべて通常のプラスネジが使われているので、一般的な精密ドライバーで簡単に作業できます。

    一部にこのような分解禁止の封印が貼られたビスがありますが、気にせず作業を進めましょう。

    封印シールは剥がさずにそのままドライバーを突き刺せばビスを緩めることが出来ます。
    剥がすのは面倒なのでこのやり方で時間短縮していきましょう。

    本体下部の押さえパーツが外れました。
    樹脂パーツには各種アンテナパターンやスピーカーが一体化しています。

    そして本体上部の押さえ部品も外しました。
    こちらはレンズカバー、指紋センサー、アンテナパターンなどが実装されており、単純な押さえ部品という訳ではありません。

    また指紋センサーのコネクタも一体化しているので、取り外し前には忘れずにコネクタを外しましょう。

    現時点で取り外したビスと押さえ部品です。
    このようにビス位置が分かるように分解しておけば、次の組み立て時にビスを間違う心配もありません。
    ちょっとしたひと工夫ですが有用ですよ。

    では続いてメイン基板に接続されているバッテリーコネクタを外しましょう。
    ショート事故防止のため、必ず樹脂製の工具を使用してくださいね。

    続いてバッテリーの取り外しです。
    バッテリーは強力な両面テープで固定されているので、強引に剥がすと絶縁層が破壊されて炎上事故につながります。
    iPhoneバッテリー交換失敗による炎上」←こちらも参照ください。

    安全な外し方は、バッテリー下部に見えている黒いタブをゆっくりと引き抜きます。

    このように白い両面テープがびろーんと伸びてきますので、ちぎらないよう、ゆっくりと引っ張りましょう。

    左右2か所の両面テープを引き抜いて、安全にバッテリーを取り外すことが出来ました。

    続いてメイン基板の取り外しです。
    メイン基板には計6か所のコネクタが刺さったままになっています。忘れずに取り外しましょう。
    ・下部基板へのコネクタ
    ・液晶パネルコネクタ
    ・サイドスイッチコネクタ
    ・バックカメラコネクタ
    ・フロントカメラコネクタ
    ・ヘッドホン端子コネクタ

    コネクタをすべて取り外したら、基盤右下のビスを忘れずに外します。
    この状態で基板はフリーになりますので、ゆっくりと持ち上げて取り出しましょう。

    続いて本体下部の基板も取り外します。
    バイブレーターモーターは両面テープで固定されているので、破損させないように取り外しましょう。

    ※液晶モジュールのみを交換する場合は、この状態で液晶パネルを剥がして交換してください。あとは同様の手順で部品を戻していく形になります。

    続いては残った部品を新しい本体フレームに移植していく作業です。
    まずはヘッドホン端子のビスを緩めて移植しましょう。
    ヘッドホン端子横のシリコンマイクもセットになっているので、フレキシブルケーブルを切断しないよう注意して移植しましょう。

    続いてバックカメラの移植です。
    EMI仕様の両面テープと放熱グリスで固定されています。
    すべてカメラ動作に必要な部材ですので、キレイに剥がして移植しましょう。

    続いて通話用スピーカーの移植です。
    ダスト対策のメッシュがはがれやすいので、破壊しないようにゆっくりと持ち上げて外しましょう。

    続いて下部基板と接続されるフレキシブルケーブルを移植しましょう。
    強力な両面テープで固定されているので、ドライヤーで温めて取り外すと安心ですね。

    新しい本体フレームにそのまま貼り付けることが出来ました。

    続いてサイドボタン基板の移植です。
    位置がずれるとクリック感が希薄になったり無くなったり、キッチリと位置を合わせましょう。

    そしてメインCPUの裏面にはシリコングリスが塗られていましたが、すでに基板着脱でボロボロに。
    というわけで半導体用の放熱ゲルシートを貼り付けました。

    これで全部品が移植できたので、メイン基板と下部基板を移植して完了です。

    動作テストには下部基板へのアクセスは必要ありませんので、樹脂カバーとビスで完全に固定しました。
    この状態でバッテリーを仮装着して液晶の表示品質やタッチ操作、カメラパーツなどの動作テストを実施します。

    一通りテストしてすべて正常に動作していることが確認できました。
    一度電源を切って続きの作業を行いましょう。

    最後に上部基板の押さえカバーとビスを装着してメインの作業は完了です。

    最後に画面保護用のガラスフィルムを貼り付けておきました。
    これで痛ましい事故から救ってくれることでしょう。

    バックパネルも新品交換したのでとてもきれいな状態。
    指紋センサーがブラックなのは仕方ありませんがアクセントとしては悪くありませんね。

    その流れで、SIMトレイのカバーもブラックですが、特に違和感はありません。

    いかがだったでしょうか?
    今回はホワイトのハウジング一式を交換することで外装自体を新品状態にしてみました。
    比較的交換作業も簡単なZenFone3ですので、みなさんもDIY修理にチャレンジしてみてはどうでしょうか。