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  • 格安ノートPC Stl-14HP012-C-CDMMにメモリとHDDを増設してみた。

    最近話題の格安ノートPC Stl-14HP012-C-CDMM を買ってきました。
    標準状態ではeMMC32GBとDDR3-4GBというスペックなので、増設用のパーツも併せて購入してみました。
    今回はStl-14HP012-C-CDMMに、500GBのHDDと4GBのメモリを増設する方法を紹介したいと思います。

    パソコン工房の店頭で購入したStl-14HP012-C-CDMM。

    外箱には簡単なスペックが記載されています。
    型式:Stl-14HP012-C-CDMM
    OS:Windows 10 Home 64Bit
    CPU:インテルCeleron N3450 (4Core/1.1Ghz/2MB Cache)
    メモリ:DDR3L-SO-DIMM 4GB (4GB*1)
    ストレージ:32GB eMMC
    液晶:14Inch 1366*768 光沢液晶

    箱から取り出してみました。
    付属品はバッテリーやACアダプタのほかに、マニュアル類やリカバリーCDなど。
    さらには金属ブラケットやビス類も付属していました。

    付属のACアダプタを見てみましょう。
    型式はA12-040N2Aとなっており、株式会社ユニットコムでPSE認証されています。
    出力は19V 2.1Aで40W仕様です。

    このアダプタ、実はすごくコンパクトなんです。
    全長は約90mmしかありません。

    そして幅は40mm以下。

    厚みに至っては26mmといったところ。
    このサイズであれば持ち運びには困りませんね。

    こちらは付属品の一部、金属ブラケットとビス類です。
    用途については後ほど紹介したいと思います。

    続いてStl-14HP012-C-CDMM本体です。
    天板にはブランド名の「STYLE」マークがあります。
    実はこれ、印刷じゃなくて立体シールのようなものですが、質感は悪くないと思います♪


    Stl-14HP012-C-CDMMを開いてみました。

    キーボードは最近主流となっているスタイリッシュなデザインのセパレートタイプキーボード。

    キー幅やキーピッチも十分確保されており、文書入力も快適な感じです。

    液晶パネルは14インチ 1366*768の光沢タイプを採用。
    ベゼル下部には本体天板同様に、「STYLE」のロゴが貼られています。

    続いて本体裏面です。
    裏面はバッテリーと、冷却ファンやスリットがある程度のシンプルなもの。

    液晶上部にはHDウェブカメラも装備されており、LINEやSkype for Businessなどによるビデオチャットにも活用できそうですね☆

    左側面のインターフェイスを見てみましょう。
    奥からACジャック、HDMIコネクタ、USB3.0、USB3.0(Type-C)、マイク、ヘッドホンが装備されています。
    格安ノートPCでUSB3.0(Type-C)が装備されているのは非常にポイントが高いですね。

    つづいて右側面です。
    1000Mbps LANポート、RGB、SDXC対応スロット、USB2.0となっています。
    インターフェイスはそこそこ充実しており、一般的な利用には全く問題ありませんね。

    続いて、メモリとストレージの増設作業に移りましょう。
    今回はCFD社の永久保証メモリ4GB、HGST社の500GBHDDを用意しました。


    増設作業には分解作業が必要となります。
    作業の基本ですが、ACアダプタとバッテリーを外して電源を完全にカットしておきましょう。
    慣れた方だと、横着してそのままやってしまう事もありますが、ビスやドライバーでショートさせると一発でおしまいです。必ず守りたいポイントですね。

    取り外したバッテリーを見てみましょう。
    型式はN24JS-42F2で公称11.1V 24Whとなっています。

    ついでにノートパソコン本体裏の天板を見てみましょう。
    モデル名はStl-14HP012-C-CDMMではなく、N240PUと書かれています。
    電圧・電流に関してはACアダプタと全く同じ記載ですね。

    今回購入したメモリです。
    JEDEC準拠のPCL-12800(DDR3L-1600) 4GB 1.35V SO-DIMMとなります。
    型式はD3N1600PS-L4Gです。
    永久保証なので安心して使えるのが良いですね。

    メモリ自体のラベルにはDDR3 PC3-12800 CL11 4GBと記載されています。

    続いてHDDです。
    こちらはHGST製のTravelstar 500GB 7mm厚 SATA 6Gb/sです。
    保証期間は3年とたっぷり♪

    では増設作業に移りましょう。
    忘れがちなモノから作業するということで、SDカードスロットのダミーカードを外しましょう。
    これを忘れると基板を壊してしまう恐れがあるので注意しましょう。

    続いて精密ドライバーで本体裏面のビスをすべて外します。

    ビスは1種類だけなので、混ざってしまう事もありません。どんどん外していきましょう。
    取り外したビスをよく見てみると、青いモノが塗布されています。
    これはビスのゆるみを防止するネジロック材です。格安PCでもシッカリと作られている印象ですね。

    ネジがすべて外れたことを確認したら、本体右側のパームレストあたりを狙ってカバーを開きましょう。
    ここははめ込みとなっていますので、このような樹脂工具があると安心ですね。
    すぐ近くに基板がありますので、金属製のドライバーなど硬いものを使うのは厳禁です。

    少し開きました。
    続いて反対側も同様に開きましょう。
    作業中にスピーカーが裏蓋に張り付いている場合は手で外しましょう。
    両面テープ等はありませんので簡単に外れると思います。

    こんな感じで開きました。

    格安PCですが、裏蓋にはメタル蒸着シールドが施されておりEMI対策もばっちり。
    刻印されたコードを見ると、「TEIJIN」の文字。こんなものも作っていたんですね。

    続いて本体側をみてみましょう。
    基板の占める割合は全体の60%ほど。冷却ファンや外部インターフェースなど、一般的なノートパソコンと大差ない感じです。

    本体手前部分には大きな空きスペースがあります。
    SATA規格に準拠したコネクタが装備されており、2.5インチの7mm HDDや7mm SSDが収ります。
    先ほど付属品の中で紹介した金属ブラケットやビス類はここに増設するときに使うものです。

    続いて本体中央部のメモリスロット。
    DDR3L SO-DIMM規格に準拠したメモリの増設が可能です。

    そしてこれは想定外でしたが、何と本体にはmSATAのコネクタまで装備されていました。

    mSATAとはこのようなコネクタで、SSD等のストレージが装着可能です。

    続いて標準搭載のワイヤレス系カードを見てみましょう。
    インテル製の3168NGWが装備されていました。
    802.11acデュアルバンドに対応しており、433Mbpsでの高速通信が可能です。
    またBluetooth4.2にも対応しているのでマウス等の利用も可能ですね。

    続いてメモリです。
    上が標準搭載のもの、下が今回購入したCFD社のものです。
    スペック上は4GB DDR3L 1600 CL11ということでどちらも同様のものと考えて問題ないでしょう。

    標準搭載のメモリチップです。
    型式はTeam Elite T3D5128HT-16です。
    仕様はDDR3L 1600MHz PC3-12800 CL11-11-11-28 1.35Vのチップです。

    続いて追加購入したCFD製のメモリチップです。
    型式はPanram DDR3-512M8-16です。
    仕様はDDR3L 1600MHz PC3-12800 CL11-11-11-28 1.35Vと全く同じもの。

    分解ついでに他のパーツも見てみましょう。
    こちらはステレオスピーカーは、TRANEAT ELECTRONICS社のスピーカーを採用。
    型式は6-23-5N250-0L2となっており、Clevo社のノートパソコンでも見かけたことがある型番です。

    mSATAスロット部です。
    ビス穴は3か所用意されており様々なサイズのmSATAモジュールが搭載可能となっています。

    続いて冷却ファンです。
    このファンにはヒートシンクがなく、内部の空気循環だけを目的に装備されているようです。
    左隣の金属プレートがCPUの放熱板として働く構造ですね。低消費電力CPUならではの設計です。

    ファンを取り外してみました。
    FCN社のDFS531005FL0Tです。5V 0.5Aのスペックです。

    基板上のコンデンサは麺実装タイプの個体コンデンサが使われています。
    ちょっとメーカーはわかりませんでした。。。

    こちらはOS-CONのようですね。安心感のある色です。

    USB3.0コネクタですが、よく見るともう一つコネクタが増設できそうな感じに見えます。。。

    基板を外してみました。
    裏面はコネクタとチップコンを増設すれば使えそうな感じがします。
    腕に自信のある方は試してみる価値アリ!ですね☆

    続いてオーディオチップです。
    REALTEK社ALC269を搭載。
    24bit/192Khzまで対応しており、2Wのデジタルアンプを統合したオーディオコーデックチップです。

    こちらはUSB3.1対応のチップです。
    ASMedia社ASM1142を搭載。
    チップのスペック上は10Gbps対応のUSB3.1です。カタログ記載のUSB3.0は3.1の間違いかもしれませんね。

    ではそろそろメモリ増設に移りましょう。
    メモリは本体中央部分のDDR3L SO-DIMMスロットに差し込むだけでOKです。

    続いてHDD増設作業です。
    こちらでは付属の金属ブラケットとビスを利用します。

    まずはHDDに金属プレートをかぶせます。

    続いて両サイドを付属のビスで固定します。
    なお、対応するHDDは7mm厚のものになりますので、大容量品を購入される際は注意しましょう。

    金属ブラケットに固定したHDDは本体手前のスペースに差し込みます。
    向きはHDDの基盤が上を向く状態となりますので間違わないように注意しましょう。

    奥までしっかり差し込めたら、付属の黒いビスで固定して完了です。

    メモリとHDDを増設するとこのような感じになりました。
    残るスペースはmSATAスロットのみですね。

    では分解と逆の手順で組み立てていきましょう。
    本体の嵌め合いはUSB3.0ポートが装着されている左側からおこないます。

    すべてのツメがは差し込まれた事を確認してからビスで固定していきましょう。

    ビスでの固定は、全体のビスを軽く締めてから対角に締め上げていくのが基本です。
    自動車のタイヤ交換でも同じですよね。均一に固定されるよう注意しましょう。

    増設後に電源をいれてみした。
    実はこれが初起動です。私は「まず分解。」しましたが、普通の人は動作確認してから分解、増設するのが良いと思います(^^;
    画面上ではメモリの量が8192MBになっており、メモリ増設はひとまず成功です。

    そしてストレージの項目を見てみましょう。
    こちらも500.1GBと表示されており、HDDの増設は大成功です。
    BIOSの画面上で「SATA Port 1 Not Present」と表示されているのは、本体内部のmSATAポートの事だと思います。

    ちなみに内蔵のeMMCはKSI社製(Kingston Solution,Inc.)です。
    信頼のキングストン製なので安心して長期利用できそうですね。
    搭載チップはM52532(EMMC32G-M525)となっており、e-MMC Standard5.0/5.1(HS400)準拠のものです。
    インターフェース速度は400MB/secに対応しており速度も申し分ありません。

    では実際に使用してみましょう。
    電源をいれるとWindows10のセットアップ画面が表示されました。

    電源ランプはブルーのLEDを採用、スタイリッシュな感じで良いですね♪

    起動させてインターネットに接続したら、Windows Updateが始まりました。
    ついでにwindows10 creators Updateも適用しておきました。

    いかがだったでしょうか?
    比較的安価に新品のノートパソコンが入手できます。下手な中古を買うよりは新品の方が気分的にも良いですよね。
    内蔵のストレージがeMMC32GBとなっていますので、メインでバリバリ使いたい方にとってはHDDやSSDの増設は必須になるかと思います。それを勘案しても非常にお求めやすい価格ではないでしょうか?

    サブPCや持ち運び用など、安価ゆえに様々な用途が思いつくと思いますよ(^^

    最近発売されたm-Book B503Eも同じマザーボードが搭載されているような気がしています。


  • windows10 creators updateのダウンロード先。

    windows10 creators updateが先行配信されていますが、すぐ適用したい人のためにダウンロード先のリンクを紹介したいと思います。
    ↓このボタンからマイクロソフトのダウンロードサイトに接続できます。
    windows10 creators update download
    ごちゃごちゃ説明しているサイトを見るのは面倒なので、リンク先が知りたいという人はどうぞ(笑)

    アップデート内容などは他のサイトを見てくださいね。
    ここでは簡単にダウンロード先アドレスとインストール方法だけ簡単に説明したいと思います。

    先ほどのリンク先をクリックすると、マイクロソフトのページにつながります。
    自分のPCにインストールされているバージョンが古い場合は「今すぐアップデート」のボタンが表示されます。ポチっとクリックしましょう。

    するとインストーラがダウンロードされるので実行します。
    最新バージョンは「15063」となっていますね。私のPCは「14093」なので更新が必要です。
    「今すぐ更新」をクリックしましょう。

    互換性チェックは問題ありませんでした。
    「次へ」をクリック。

    ダウンロードが始まりました。
    進捗も早くすぐに終わりそうな感じですね。

    暇つぶしにこのブログを執筆していましたが、数分でインストールが完了しました。
    「今すぐ再起動」をクリックして完了です。

    再起動後は数分間の後処理があるようですので、時間に余裕があるときに再起動をしてくださいね。
    それでは皆様も最新バージョンで安心便利なPCライフをお愉しみください☆


  • GeForceGTX1060のヒートシンクを外してみた。

    GeForceGTX1060を買ってきました。早速分解してみましょう。
    普段はゲームなどしないのですが、ビデオ編集でのCUDA活用を試したいのと、今後のディスプレイ4K化なども視野に入れた投資です。

    今回購入したのはエルザジャパン製の「ELSA GeForce GTX 1060 S.A.C」です。
    メモリは6GBと3GBの2種類がありましたが、ゲームはやらないので3GBをチョイス。

    パッケージに書かれた仕様は3GB GDDR5。

    このボードを選んだ理由の一つは出力ポートの構成です。
    今後のことを考えればDisplayPortが多いのが良いとの考えからDP*3/HDMI*1/DMV-D*1というこのボードを選びました。
    ちなみにGeForce10シリーズからはアナログ出力が廃止されています。
    しかしながらDPは変換アダプタでアナログ出力にもなるので、旧来の資産を活用したいなら必須だと思います。

    パッケージを開けてみました。
    白いマニュアルが入っています。

    その奥にビデオカードが格納されていました。

    静電袋から取り出した「ELSA GeForce GTX 1060 S.A.C
    2基の大きなファンが目立ちますね。

    ファン裏側のヒートシンクにはヒートパイプを装備。
    よく冷えそうな構造です。

    HDMI以外の出力ポートにはダストカバーが装備されていました。
    不要なのですべて取り外します。

    出力コネクタです。
    DVI-D出力以外はコンパクトにまとまっていますね
    スリット面積も多いので冷却面でも有利に働くでしょう。



    ビデオカード裏面です。

    ビデオカードにはNVIDIA CORP / MODEL:PG410の文字。
    昔と違ってリファレンスデザインのカードばかりの時代。あまり面白くありませんね(^^;

    カードは2016年38週製造。

    GeForce1060チップ裏面の様子です。
    やはり大電力を消費することもあって、チップコンデンサが大量に並んでいます。

    基盤裏面も見飽きたので、表面の六角ネジを外してみましょう。
    一般的なサイズのものなので、ミリ規格の六角レンチで簡単に外せます。

    6本とも外れました。

    六角ネジを外し終えたビデオカード。

    ネジで止まっていた黒いカバーを持ち上げると、簡単に外れました。

    この化粧カバーはプラスチックかと思いきや、粉体塗装のアルミ製でした。
    放熱効果は謎ですが高級感という点ではなかなか良いのではないでしょうか。

    アルミ製の化粧カバーを外すと、冷却ファンロック用のツメがありました。

    爪を持ち上げることでファンは簡単にはずせます。

    ファンのケーブルとヒートシンクが接触する部分には、被覆保護用のシールが貼られていました。
    なかなかキッチリと作りこんでありますね。

    搭載されるファンは、「COLORFULL」ブランドのもの。
    スリーブベアリング仕様の12V 0.28A品です。

    両方のファンを外しました。大きなヒートシンクが目立ちますね!

    ちなみにファンは左右同一型番ですが、右側は4ピン仕様、左側は3ピン仕様となっていました。
    通常時は両方のファンが停止しており非常に静かなのも良いところ。

    ヒートシンク自体の厚みはそれほどありません。
    通常の2スロット仕様品といった感じ。

    ヒートパイプ部もキレイに仕上げられています。

    では先ほどのヒートシンクを外してみましょう。
    GPUチップの4隅にスプリング付きのネジがあるので、プラスドライバーで外します。

    すべて外れました。
    黒いシートはショート防止用の絶縁シートなので、剥がさずそのままにしておきましょう。

    ヒートシンクが外れました。

    ヒートシンクとGPUチップの接触面は一般的なサーマルグリス仕様。

    ヒートシンクが外されたビデオカードです。
    まだ黒いカバーに覆われていますね。

    GeForceGTX1060 GP106-400コアです。
    クロック1506MHzですが、GPU Boost機能によって1709MHzまでクロックが可変するようです。

    GPUは関係のないところまでグリスが付着していますが、ほっときましょう(笑)

    では、続いて残ったアルミプレートを外します。
    ネジは裏面の様々な箇所に点在していますので、忘れずに取り外しましょう。

    計7本のネジを外しました。

    アルミプレートがパカッと外れました。
    裏面には放熱用の熱伝導ゲルシートが貼り付けされていますね。

    冷却対象はメモリチップ。

    もう一つは電源用のFETチップでした。

    冷却用パーツをすべて取り外した状態です。

    搭載メモリはSamsungの「K4G41325FE-HC25」を搭載。
    4Gb 170PinFBGAパッケージのDRAMです。

    電源ICにはALPHA&OMEGA SEMICONDUCTORの「AOE6930」を搭載。
    30V デュアル非対称型NチャンネルMOSFETですね。

    電源は4系統あり、GPU用に3フェーズ、一つはメモリ用でしょうか?

    映像出力コネクタ周りは完全デジタル化に伴い、部品はほとんどありません。

    このカードはおよそ120Wの消費電力なので、補助電源コネクタは6ピンタイプが一つ。

    いかがだったでしょうか?
    物々しいヒートシンクを外せば、出てきたものは非常にシンプルな基板でした。
    映像出力を含めて完全デジタル化されており、分解してもあまり面白味はないかもしれません(笑)

    ビデオカードといえば各社横並びの性能ではありますが、ファン停止機能による静音性や、出力コネクタの汎用性などは、おススメしたいポイントになりますね♪