ユピテル製レーザー探知機 LS10を分解してみた。

分解&工作
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最近のスピード違反取り締まりは可搬型のオービスを利用したものが増えています。
これらは従来のドップラーレーダー等を利用したものとは方式が違い、レーザースキャンによる速度検出を行っています。
これらの新型オービスに関しては従来型の電波を探知するものやGPS方式では対応できないということで、メーカー各社がレーザースキャンに対応したレーダー探知機をラインナップしています。

今回はレーザー受信に特化した安価なモデルということで、ユピテル製のLS10を購入してみました。
レーザー光特化型ということで、価格も安価なので分解用としても最適ですね☆

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パッケージ外観をチェック

今回購入したLS10です。
従来のレーダー探知機にプラスワンすることでレーザー光受信に対応できるというのが新しいですね。

ちなみに以下のような謳い文句となっており、受信性能はかなり高いモデルのようです。
・エスフェリックレンズ採用!
・超広範囲探知
・探知距離 約3倍UP!
・微弱なレーザー光を集光。遠方のオービスをキャッチ!

パッケージ裏面には種々の構成のポイントが紹介されていまいした。

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LS10の付属品を確認してみた

LS10のパッケージを開封してみました。内容物は以下の通りとなっています。
・レーザー探知機LS10本体
・接続ケーブル
・取り付けブラケット
・マニュアル類
本体よりも付属品の方が目立つようなサイズ感ですね。

付属のケーブルは2種類あります。
まず一つ目はシガーソケットタイプのケーブルです。
これは簡単にとりつけしたい人には最適なケーブルですね。差し込むだけでOK!

そしてもう一本のケーブルは、特殊なコネクタを備えたものとなっています。
これは従来型のユピテル製レーダー探知機を使っている人が、電源を分岐して取り付けするためのケーブルです。
これを使えば、スッキリとした配線を実現することができますね。
非常に良いアイディアです。
従来であれば、特定販売店専売モデル等と称して、どちらかのケーブルが別売となっているパターンが多かったですが、両方付属しているのは有難いですね。

付属のブラケットです。
コンパクトな本体なのでブラケット自体もコンパクト、基本的には両面テープでの簡単取り付けが可能ブラケットはとなっています。

ブラケットは2種類入っており、片方はダッシュボード上に固定するタイプです。

そしてもう一方のブラケットはフロントガラス上面に固定するタイプ。
車に合わせて取り付け方法を選べるのがうれしいですね、

ちなみにレーザー光受光タイプということで、取り付け角度なども良く考慮しておく必要がありそうです。
個人的には自動運転用カメラなどのように、内部反射を防止するBOXを制作してその中に収めるような形にしたいですね。(3Dプリンタで作ってみようかな。。。)

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LS10の本体をチェックしてみた

続いてLS10本体をチェックしてみましょう。
非常にコンパクトなサイズとなっていますが、実際のサイズを計測してみました。
横幅は48mm

高さは34mm

奥行きは13mm

マニュアルに書かれているサイズも同様でした☆
消費電力も非常に少なく、コンパクトなところがうれしいですね。

本体正面の写真です。
YUPITERUのロゴが刻印された程度で余計な装飾はありません。
あとはエスフェリックレンズが装備されている程度ですね。

本体裏面の写真です。
SUPER CATとLASERの文字が入っているだけのシンプルなデザイン。

電源端子は相変わらずDC12Vです。
MicroUSB等による5V給電でも良い気がしますが、USBアダプターには電圧が怪しいものあるので、内部で高精度な5Vを生成する方が安全なのかもしれませんね。

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LS10を分解してみる。

外観チェックも終わったので、そろそろ分解してみましょう。
分解は非常に簡単で一般的なプラスドライバーがあればOKでした。

外側のビスは2本だけ。

2本のビスを外すと、フロントパネルがパカッと開きました。
メイン基板は裏側に固定されているようですね。

フロントパネルを取り外しました。
エスフェリックレンズと受光センサーが見えていますが、ここに指紋等を付けると正常に機能しなくなるので、分解の際は触れないように注意しましょう。

ちなみにエスフェリックレンズがどのようなものなのか分からないのですが、裏からLEDで照らしてみました。
レンズの周囲に光が回っていることから、斜めからのレーザー光をセンサーに集めるような働きがあるようです。

基板を取り外した外側パネルをチェックしてみましょう。
外側パネルにはスピーカーとLED窓、エスフェリックレンズなどの機能部品が装備されています。

ちなみにスピーカーはスプリング接点で接触するタイプとなっていました。
このような機器だと赤黒の細いケーブルで半田付けされている事が多いので、少し珍しい構造ですね。

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レーザー探知機LS10のメイン基板をチェック!

LS10のメイン基板です。
裏面はシールドされた部分とスピーカーランド、電源コネクタ、LEDなどが装備されています。

メイン基板の表面です。
こちらはCPUやレーザー受光センサーなどが装備されています。

搭載されたチップをチェックしてみましょう。
電源部には三端子レギュレータの178M05が装備されていました。
自動車の12Vから5Vを生成しているICとなります。

続いてCPUです。
STMicroelectronicsの「STM32F303」が装備されていました。
Arm® Cortex®-M4コア搭載のマイコンですね。12BitのADCを搭載しているのでセンサーからの信号を処理するのに使われているようです。

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LS10のレーザー受光センサーを確認

つづいてLS10の目玉ともいえる受光センサーです。
周囲には厳重なシールドプレートと光学フィルターが装備されていました。
光学フィルターは両面テープで貼り付けさているだけですが、ダスト侵入防止などの効果もあるようですね。

ちなみに受光センサー裏面も大型のシールド板で囲われています。

基板裏面のシールド板を取り外してみました。
中央部の大型の部品が受光センサーですね。端子は2ピンしかないので、周りのアンプやフィルターの回路と共にシールドされていたようです。

私自身は見たことがない部品ですが、緑のペイントラインが入った大型の部品となっていました。

逆の角度から見てみるとこんなイメージです。

センサーの型式等は記載されていませんが、おそらくOn Semiconductor社の「QSB34CZR」だと思われます。940nm、昼光フィルター、アンダーマウントボードなど雰囲気が似ていますね。
レーザー式オービスのLSM-300/LSM-310ともにレーザー波長は不明ですが、このセンサーのスペックから考えると940nmと考えるのが妥当でしょうか。

強い光を当てて撮影すると縦のラインがうっすらと見えました。
裏側の緑のペイントラインが透けているのか、内部のパターンなのかはよくわかりませんでした。

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レーザー探知機LS10のまとめ

レーザー探知機を分解してみましたが、レーザー受光部の素子が確認できました。
受光素子は汎用部品だとすれば、レンズの形式や構造、オービスから発光されたレーザー光であると認識するソフトウェアによって性能に差が出そうですね。

まだまだ新しいジャンルの製品なのでメーカーによる差も大きいと思います。
個人的にはユピテルがお気に入りなので、今回はLS10を購入してみました。

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