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TT-4K100 東芝製4Kチューナーを分解してみた。

分解&工作

TT-4K100という型式の東芝製4Kチューナーが格安で販売されていたので買ってみました。
今更感がありますが、その中身をチェックしてみたいと思います。

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TT-4K100とは?

TT-4K100とは東芝が販売する外付けタイプの汎用型4Kチューナーです。
製品ターゲットととしては4Kチューナー未搭載の4Kテレビに接続して利用することを想定した製品です。
しかしレグザと同じエンジンによる録画機能が搭載されているなど、購入価格からは考えられないほど高機能なモノとなっています。

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パッケージをチェック

TT-4K100のパッケージです。
東芝レグザと同じデザインのリモコン写真が印象的なパッケージです。

製品名は「東芝BS/CS 4K録画対応チューナー」となっています。

対応する規格は、地上デジタル、BSデジタル、110°CSデジタル、BS 4K、CS 4Kと最新の4Kテレビと同様のチューナーが内蔵されています。他社製との違いは4K以外のチューナーも充実しているところですね。

ちなみに販売は「東芝映像ソリューション株式会社」となっており、中国製の製品です。

製品パッケージ上部にはDOLBY AUDIOやx.v.Colorなどのロゴが並びます。

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パッケージを開封してみた

TT-4K100のパッケージを開封してみました。
開けてすぐ出てきたのはmini B-CASカードです。

中身を取り出してみました。
TT-4K100本体、ACアダプタ、ACケーブル、5Cアンテナケーブル、リモコン、単三電池が入っていました。

TT-4K100本体はピアノブラックのシンプルなデザインとなています。
東芝製以外のテレビと組み合わせても違和感はなさそうですね☆

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外観の細部をチェック

TT-4K100の全面パネルです。
ロゴマークと電源スイッチがあるだけのシンブルなデザイン。
中央部にはリモコン受光部も設けられています。

背面の端子部です。
AC入力プラグ、mini B-CASスロット、LAN、HDMI出力、USB、アンテナ入出力とテレビ並みの充実ぶりです。

本体サイズは奥行き195mm

幅は165mm

そして厚みは57mmとなっています。

チューナーとしては比較的コンパクトにまとまっているように感じます。

裏面の銘版をチェックしてみましょう。
電源は12V / 4.0Aとなっており、消費電力は大きめに感じますが、4.0Aは最大定格と考えるのが妥当でしょう。

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付属品をチェック

ではT-4K100の付属品をチェックしてみましょう。
付属のACアダプタは比較的大き目のタイプです。

電源入力部はメガネコードとなっており、ノートパソコンのACアダプタを想像していただけると良いでしょうか。

DC側の出力端子は外形5.5mm/内径2.1mmの一般的なタイプです。

定格出力は12V / 4.0Aとなっており、TT-4K100のスペックと一致します。

付属のアンテナケーブルは外形7.7mmと太く、5C相当の物が付属しています。

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TT-4K100に付属するリモコンです。
見た目はレグザの普及価格帯モデルと同じものでしょうか。

唯一の違いは「チューナー」と記載があることくらいですね。
リモコンの型式はSE-R0473となっています。

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TT-4K100を分解してみる

では外観のチェックもほどほどに、本体の分解作業に入りましょう。
TT-4K100は裏面のプラスチックカバーがツメで固定されているだけなので、樹脂工具で隙間を広げていきます。

パカッっと簡単に開くことができました。
開いてすぐ目に入るのは大型のシールド板です。

続いてシールド板を固定しているビスを外しましょう。
一般的なプラスタイプのビスなので作業自体は簡単ですね♪

シールド板を外しました。
裏面には放熱用のゲルシートが貼り付けされています。

続いて目立つビスということで、背面部のプラスビスを外しましょう。

あとは本体パネル等と接続されているケーブル類をはずだけでメイン基板を取り外すことができました。
メイン基板表面には大型のヒートシンクが装着されています。

メイン基板裏面にも部品が多数配置されています。

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USB端子型A-CASモジュールを搭載

4K放送用のA-CASモジュールはレグザ等に搭載されているものと同様のUSB端子型の物になります。

過去に分解した43M520Xと同様のモジュールですね。

ヒートシンクを外してみました。
シリコングリスが塗布されていたのは真ん中のメインCPUのみですね。

シリコングリスを除去してみました。

チューナー周りをチェックしてみましょう。
チューナーモジュール横に3つ並んだチップ。
一番上のチップは、「SONY」の「CXD2857ER」です。
ISDB-S3(Integrated Services Digital Broadcasting for Satellite, 3rd generation)つまり、4K/8Kに対応した復調LSIです。
残りの3つは「CXD2856ER」となっていますので、従来の2K放送までに対応した復調LSIになります。
2K放送は1番組録画しながら別チャンネルが試聴でき、4Kは1番組のみというスペックです。

HDMI出力の前には「MN869121」というチップが搭載されています。
詳細なデータは見つかりませんでしたが、「socionext」社の「高速映像インタフェース変換LSI HVシリーズ」ですね。
おそらく、V-by-One® HSの信号をHDMI 4K信号に変換しているものと思われます。

こちらは「THGBMNG5」と書かれたチップです。
これは4GBitのe-MMCメモリになります。システムソフトウエア等が格納されているのでしょう。

メインCPU周辺に搭載されているDRAMチップは「nanya」製の「NT5CB256M16ER」です。
スペックはDDR3 933MHz / 1866Mbpsとなっており、4K処理には高速なメモリが必要なことが伺い知れます。

メインCPUは「medeiatek」社製の「MSD95VDH01」という型式ですが、おそらく東芝カスタムのチップでデータが見つかりませんでした。
おそらく、Arm Cortex-A53のMT559xシリーズに属するものでしょうか。

メインCPUのグリス塗布状況に不安があったので、熱伝導率の高いグリスを塗りなおすことにしました。

少し硬めのグリスですので、塗布した後はヒートシンクとの密着を確認しておきましょう。

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TT-4K100のまとめ

今回は東芝製の4Kチューナーを分解してみました。
内部構造から考えれば、非常にお買い得なチューナーだと思います。
用途としては4Kパネルを搭載した旧型のテレビに組み合わせるのが王道ですが、PC用ディスプレイにTV録画視聴機能を付与するなど、様々な活用法が考えられますね。
この製品はA-CASとB-CASを両方搭載するなど、4K過渡期の製品ならではの構成となっていました。
内部構造は2019年製レグザに近い印象だと感じました。

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