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  • メガドライブミニを分解してみた!

    メガドライブミニ! 本日発売ですが早速分解してみました。
    当時は16Bit高速処理を謳ったハードウェアとなっていましたが、メガドライブミニ化で内部構造はどのようになっているのか気になりますね☆
    ちなみに、メガドライブミニのキャッチコピーは「時代が求めた16Bit 令和最初の新ハード登場!」となっています☆

    メガドライブミニとは

    ベースとなるゲーム機は1988年に登場したメガドライブです。
    このハードは処理速度の高速性(16Bit CPU搭載)を謳っており、当時としては他のゲーム機を凌駕するグラフィックとオーディオを実現していました。
    また本体にはボリューム端子とステレオヘッドホン端子まで設けられており、性能やゲーム体験に拘って設計されたハードであったと実感します。
    ちなみにメガドライブに搭載された16Bitの高性能CPUとはモトローラ社製のMC68000であり、当時はパソコンのCPUにも使用されるほどの物でした。

    これが30年の進化を遂げ、現代技術で小型・省電力化されたハードウェアが、「メガドライブミニ」という事になります。



    メガドライブミニのパッケージをチェック

    まずはパッケージの外観をチェックしてみましょう。

    収録ソフトは42タイトル

    パッケージ裏面には収録タイトルの一覧画像が掲載されています。

    以下に収録タイトルをまとめてみました。
    皆さま、思い入れのあるタイトルはありますでしょうか。
    個人的にはソニック、ガンスターヒーローズでよく遊んだ記憶がありますね☆

    ダライアス テトリス スペースハリアーⅡ
    大魔界村 ザ・スーパー忍 ゴールデンアックス
    重装機兵レイノス サンダーフォースⅢ コラムス
    武者アレスタ レッスルボール レンタヒーロー
    スーパーファンタジーゾーン シャイニング・フォース 神々の遺産 アリシアドラグーン
    ランドストーカー ~皇帝の財宝~ ソニック・ザ・ヘッジホッグ2 アイラブ ミッキー&ドナルド
    ふしぎなマジックボックス
    ベア・ナックルⅡ 死闘への鎮魂歌 スノーブラザーズ スラップファイト
    ロード・ラッシュⅡ ガンスターヒーローズ ストリートファイターⅡダッシュプラス
    CHAMPION EDITION
    パーティークイズ MEGA Q ダイナブラザーズ2 ファンタシースター ~千年紀の終りに~
    バンパイアキラー タントアール モンスターワールドⅣ
    ロードモナーク とことん戦闘伝説 ハイブリッド・フロント ダイナマイトヘッディー
    ラングリッサーⅡ 魂斗羅 ザ・ハードコア 幽☆遊☆白書 ~魔強統一戦~
    ロックマンメガワールド ぷよぷよ通 ストーリー オブ トア ~光を継ぐ者~
    ゲームのかんづめ お徳用 コミックスゾーン 魔導物語Ⅰ

    つづいてパッケージの側面をみてみましょう。
    メガドライブミニのJANコードは 4974365144791 となっています。
    型式は HAA-2520 でメーカー1年保証が付いていますね。もっと分解した時点で無効となりますが(^^;

    ここでセット内容を確認してみましょう。
    ・メガドライブミニ本体
    ・コントロールパッド
    ・HDMIケーブル
    ・USBケーブル(電源供給用)
    ・本体取扱説明書
    となっています。
    USBタイプのACアダプタは別売りの市販品を利用するようになっていますので、5V/1A以上の出力が確保できるものを別途購入しておきましょう。

    そろそろ中身が気になるところなので、パッケージを開けてみました。
    環境問題などもあり、最近は段ボール材で作られた梱包が一般的になりましたね。
    当時のメガドライブは発泡スチロール容器だったように記憶しています。

    内容物を取り出してみました。
    本体、付属品ともに黒い色がベースとなっていますが、本体の16-BITロゴが存在感を出していますね♪

    付属のマニュアルです。
    接続方法がイラストで記載されており、どなたでも簡単に接続できますね。

    メガドライブミニの本体裏面です。
    裏面は当時のデザインを再現して、右側には拡張スロット、左には放熱スリットが入っています。

    本体銘板をチェックしてみましょう。
    MEGA DRIVE
    MODEL NO. : HAA-2520
    RATING :5V 1.0A
    SERIAL No.xxxxxxx
    SEGA Games Co., Ltd. MADE IN CHINA
    基本的にはすべて英語表記となっています。


    本体裏面には拡張スロットのカバーがありますが、見た感じ別部品となっており取り外しできそうな予感…

    やはり!
    わざわざコストをかけてでも再現するという思想が素晴らしいです☆

    続いて本体背面の端子部です。
    HDMI出力とMicroUSBによる入力端子があります。

    最後に本体正面の端子部です。
    コントローラーがUSBタイプとなったことで、本体のコネクタもUSBに変更されています。
    この手法はプレイステーションクラシックでも使われており、今や一般的となりましたね。

    本体上面です。
    この写真だけ見ても、メガドライブ本物なのか、メガドライブミニなのか区別がつかないほど忠実に再現されています。

    ちなみにカートリッジスロット、ボリュームスイッチなど、当時のギミックも忠実に再現。
    これは元祖メガドライブオーナーとしては非常にうれしいポイントですね。

    カートリッジスロットにはスプリング式の扉が採用されています。
    もちろんカートリッジは使えませんが、両開きタイプの扉を採用しているところもポイントが高いです☆

    つづいて電源スイッチ、リセットスイッチ、ボリュームスイッチです。

    もちろんすべてのスイッチが稼働可能です。
    ボリュームスイッチのみダミーとなっていますが、スライド感は上々ですね♪

    手前のヘッドホン端子はダミーとなっていました。

    最後に気になるのは電源LED。というわけで電源を投入してみました。
    バッチリ赤色に光っており、当時のプレイ感覚を思い出します(^^

    メガドライブミニに付属するコントローラは6ボタンタイプの物になっています。
    手に持った感じは違和感なく、存分にゲームを楽しめそうです。

    先ほどチェックした通り、コントローラーの端子はUSBタイプとなっています。

    付属のHDMIケーブルはSEGAロゴなどはなく、汎用品となっていました。

    基本的なハード仕様をチェック

    本体サイズ w154mm × d116mm × h39mm
    コントローラーサイズ w140mm × d29mm × h70mm
    コントローラーケーブル長 約2m
    入出力端子 HDMI端子、USB Micro-B端子
    ハードのサイズは最近の復刻版ハードウェアと同じく、手のひらサイズとなっていますね。



    メガドライブミニを分解してみた

    お待たせいたしました。いよいよ今回の購入目的でもある本題の分解に移りましょう。

    本体裏面を確認すると、6本のビスで固定されていました。
    まずはプラスドライバーでビスを外していきましょう。

    取り外したビスは一般的なもの。
    いじり止めのトルクスタイプ等は採用されておらず、分解は容易です。

    6本のビスを外すだけで、パカッと本体カバーが開きました。

    本体カバー裏面です。
    カートリッジ部はビス止めされた別部品で構成されており、ここにも手間がかかっていますね。

    電源スイッチ、リセットスイッチは実際に基板上のスイッチと接触する形になっています。
    ボリュームスイッチはダミーですが、動かせることに意義がありますよね☆

    本体正面カバーを取り外した状態です。
    大きめのシールド板がかぶさっており、ビス止めされています。

    ではシールド板と基板を固定している4本のビスを外しましょう。

    ここも一般的なプラスタイプのビスなので分解は容易です。

    本体から基板が取り出せました。
    まだシールド板と基板はくっついた状態になっています。

    シールド板が装着された状態で基板を撮影してみました。
    マジックで「J」と記載されているのは、日本市場向けという意味でしょうか。

    裏面はチップコンやチップ抵抗などがメインで、ICの類は装備されていません。

    シールド板を外してみました。

    シールド板には放熱ゲルが貼り付けされており、長時間のプレイでも安心して遊べそうです。

    シールド板を外した状態の基板です。
    基本的にはニンテンドークラシックミニと同じような雰囲気ですね。。



    メガドライブミニの基板をチェック

    まずは電源部のICを確認しましょう。
    X-Powers社の「AXP223」を搭載しており、ニンテンドークラシックミニと同じ部品です。
    周辺チップの配置はニンテンドークラシックミニとは異なりますので、開発元は違うように感じます。

    つづいてHDMIコネクタ付近に装着されているHDMIインターフェースICです。
    EPMI社の「EP952」を搭載。こちらもニンテンドークラシックミニと同じ部品です。
    一般的なHDMI1.4対応となっておりどのテレビとも相性良く接続そうです。
    生産ロットは19年12週となっていました。

    メインCPUはZUIKI社の 「ZUIKI Z7213」が搭載されていました。
    メーカーサイトにも令和最初のゲーム機に搭載されたSoCと記載されています。

    組み合わされるメモリはUnilC社の「SCB15H2G160AF」となっていました。
    JEDEC準拠の256MB DDR3 SDRAMです。

    続いてソフトウェア格納用のフラッシュメモリです。
    搭載チップはSAMSUNG社の「K9F4G08U0F-SCB0」で、512MB SLCフラッシュです。

    最後はUSBコントローラーICです。
    搭載チップはProlific社の「MA8601」で、USB2.0 4ポートHUBになります。

    主要チップの構成としてはニンテンドークラシックミニに近い思想と考えてよさそうですね。
    現時点ではメインCPUの仕様は調査できていませんが、メモリ容量、ROM容量などが同じであったり、電源周りや映像出力周りも同様にですね。

    電源スイッチとリセットスイッチは面実装タイプとなっていました。
    あまり力がかかる箇所でもないので耐久性としては問題ないでしょうか。

    ちなみに電源スイッチはリードタイプの部品にも対応できるようにするホールが仕込まれていました。
    これは修理という点でもありがたい構成ですね。

    そしてゲーム中に応力がかかるであろうUSBコネクタ部分です。

    裏面からみて分かる通り、リードタイプの部品が採用されており、ハードなプレイでも故障の心配はないでしょう。

    電源部のMicroUSBとHDMIコネクタは面実装タイプです。

    ただし、コネクタを構成するハウジングはスルーホールにガッチリと固定されているので、こちらも強度的には安心ですね。

    最後にコントローラーをチェックしてみましょう。

    コントローラーの型式は HAA-2522 となっていました。

    コントローラー裏面には5本のビスがあります。
    こちらも一般的なプラスタイプのビスなので、サクッと分解してみましょう。

    ビスを外すとパカッと開きました。
    コントローラ基板は片面基板で非常にシンプルな構成です。USBケーブルも直付けタイプとなっていました。

    すべてのボタンはメンブレンタイプのスイッチで構成されています。

    コントローラー基板表面です。

    搭載されるチップは「A31419」と記載されていますが、情報は見当たりませんでした。
    おそらくカスタムチップの類ではないでしょうか。

    そうそう、コントローラーのモードスイッチのみマイクロスイッチとなっていました。

    ちなみにコントローラをWindows10のパソコンに差し込んでみたところ、追加ドライバー無しで普通に認識してくれました。
    PCゲームにも使えてお得な点もポイントが高いですね♪

    6B controllerという名称で認識しました。

    十字キーは斜め入力もOK、スタートボタンやモードボタンも反応しました。

    メガドライブミニのまとめ

    購入してすぐに分解してみましたが、本体の細部にわたる再現度の高さはなかなか感動ものです。
    基板構成としては後発という事もあり目新しさはありません。
    しかし、当時のメガドライブは非常にたくさんのICを搭載していたこともあり、このチップ構成でゲームが構成できることに時代の進化を感じます。

    当時実機で遊んでいたユーザーも、新たにチャレンジしてみるユーザーにも楽しんでもらえるのではないでしょうか。
    まずはソニックでスピード感あふれるゲームを楽しんでみたいと思います。