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PIXEL G1S LEDビデオライトを買ってみた。

レビュー

あまり動画を撮る機会はありませんが、少し興味のあったLEDビデオライトを買ってみました。
似たようなものとしてはイメージビジョン社の「リトラトーチ2」を所有しています。
今回は、より大型なモノというイメージで購入してみました。

PIXEL G1S LEDライトは1万円を切る安価な製品ながらも、色温度が2500~8500ケルビンの間で調整できたり、また演色性もCRI 97+となかなかのスペック。まずは分解の前にレビューという形で製品をチェックしてみましょう。

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PIXEL G1Sのパッケージ

パッケージは非常にシンプルなデザインで製品の外観イラストが描かれているだけです。

パッケージ裏には製品スペックが描かれた一覧表が掲載されています。

演色性はCRI97+となかなかのスペックですね。(カタログ上は)

色温度は2500~8500ケルビンまで100ケルビン単位で可変可能です。
また充電端子はUSB TYPE-CでQC3.0による急速充電にも対応。
このライトは7.4vのバッテリーを搭載しているので、高電圧給電への対応はありがたいですね。

パワーは12wと控えめな数値になっています。

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付属品をチェック

パッケージを開封してみました。
まずは製品がすぐに姿を現しました。最近はこのようなパッケージングの製品が増えましたね。

付属品とともに本体を並べてみました。
USB TYPE-Cケーブル、シューアダプタ、自由雲台、キャリングポーチ、マニュアル類などが入っています。
付属品は必要最低限ですが、これだけあれば撮影には困らないですね。

USB TYPE-Cケーブル。
長さは50cm程度のUSB2.0対応品でした。

付属の自由雲台。
安価な製品の付属品としては質感は悪くないですね。

こちらのシューアダプタも質感はなかなか良い感じです。

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ライト本体の細部をチェックしてみた

PIXEL G1S LEDライトの本体を見てみましょう。
発光部は半透明の樹脂プレートで覆われています。

本体裏面です。
ボディ自体ははアルミ製で質感はなかなか高いですね。
カラフル見えるバーはディスプレイではなく、「HSI色空間」のカラーイメージです。

本体上面にはスライド式の電源スイッチが装備されています。
いわゆるソフトスイッチなので、OFF時にバッテリーが遮断されるわけではありません。

本体側面には大型のジョグダイヤルを2基装備しています。
それぞれのジョグダイヤル中央部にはプッシュスイッチも装備。直感的に操作出来て操作性はなかなか良い感じです。

ジョグダイヤルは前からも、後ろからも操作可能となっています。

下部には可動式のアルミ製ブラケットが装備されています。
1/4インチサイズのネジ穴が複数あり、シュースロットも装備されています。
様々な使い方が出来そうですね。

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ライト下部には充電用のUSB TYPE-Cポートが装備されています。
QC3.0対応なのでそれに対応したアダプタを使うことで高速充電が可能となります。
搭載バッテリが7.4v品なので、一般的なUSBの5Vを昇圧させるよりも、QC対応製品で充電するのが正解でしょう☆

ちなみにブラケットを閉じた状態でも充電が可能なように比較的大き目のホールが確保されています。
手持ちのUSBケーブルを複数さしてみましたが、クリアランスは十分でした。

ちなみに充電中は輝度が80%までしか上げれないので、100%輝度での連続点灯は不可能となっています。
(5V給電/9V給電/12V給電のいずれも同じ症状でした。おそらく加熱保護ですね)

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電源を入れてみた

電源を投入すると裏面の有機ELディスプレイが点灯しました。
室内で使う分には十分な視認性があると感じます。

どの点灯モードでも輝度は0~100の100段階です。
写真は最低輝度での点灯である「1」とした状態です。
ダイナミック点灯ではでないので、最低輝度でもフリッカーレスなのがありがたいですね。

こちらは最高輝度の「100」に設定した状態。
数値の周りにアナログメーターとして輝度が表現されるのが良いですね。
またプッシュボタンを押すことで20単位で輝度を調整できます。
ジョグを長々と回す必要なく、なかなか優れたインターフェイス設計と感じました。

色温度の調整は下部のジョグを使います。
画面は最低色温度の2500ケルビン状態。

最大まで上げると8500ケルビンとなります。
この操作はジョグダイヤルによる操作のみで、プッシュボタンによる操作はできませんでした。

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LEDの発光状態をチェック

まずは5700ケルビンで発光させてみました。
この状態だとホワイトとウォームの2種類のLEDが光っていますね。
RGBタイプのLEDだけを使った製品ではなさそうです。

続いて2500ケルビンに設定してみました。
この状態だとホワイトのLEDは完全に消灯し、ウォームのLEDのみが光っています。

続いてHSIモードの「0」
先ほどは違う場所のLEDが光っていますね。

続いてHSIモードの「120」
赤LEDと同じ場所が発光しているようです。

HSIモード「240」
発光場所から推測するとRGBのLED、ホワイトLED、ウォームLEDの3種類が装着されているようですね。

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実際にカメラに取り付けてみた

実際にNikon D850に装着してみました。
そもそも購入動機が分解なので、カメラに装着して使う可能性はほぼゼロですが、念のために装着してみましょう。
カメラに対してそれほど大型というほどでもなく、使いやすそうなサイズ感です。

ライト本体に搭載されているブラケットはなかなか良くできていて、このような角度にセッティングすることも可能です。
ただ付属のシューアダプタだと頼りない感じなので、実仕様の場面ではもう少し剛性のあるシューアダプタを利用した方が良いのではと感じました。
 

演色性97+という数値は若干盛りすぎかなぁという印象を受けました。
というのもイメージビジョン社の「リトラトーチ2」と比較すると、リトラトーチの方が良いような。。。
計測したわけではありませんが、他の光源が無い状態で比較すると、私の眼にはそのように感じました。
では次回は実際にビデオライトを分解してみたいと思います。

まず分解。
まず分解。

今回は分解記事ではなくてごめんなさい。。。

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