フルサイズのD850導入に伴い、手持ちのTAMRON SP 70-200 f/2.8 DI VC USDでは望遠側が不足する状況となったため、新たにTAMRON SP 150-600 F/5-6.3 Di VC USD G2 (A022N)を購入してみました。
主にサーキットや野鳥などの撮影に使う予定ですが、まずは開封して細部をチェックしてみましょう。
TAMRON SP 150-600 F/5-6.3 Di VC USD G2 (A022N)のパッケージ。
レンズの写真が大きくプリントされており、一目で中身がわかるデザインとなっています。
TAMRON SP 150-600 F/5-6.3 Di VC USD G2 (A022N)パッケージ裏面です。
こちらにもレンズ写真と各種スペックが印字されています。
TAMRON SP 150-600 F/5-6.3 Di VC USD G2 (A022N)のパッケージに記載されているスペック表です。
Model:A022 (A022N)
Mount:For Nikon
FilterSize:95mm
LensHood:HA022
また各種アイコンの説明も。
SP:Super Performance
USD:Ultrasonic Silent Drive
eBAND:eBAND Coating
Minimum object distance:2.2m(86.6inch)
Fluorine coating
では早速開封してみましょう。
最初に出てきたのはマニュアル、保証書などのドキュメント類。
中の仕切りを外すとレンズ本体が見えてきました。
レンズ本体とフードは個別に梱包されています。
付属品をすべて取り出してみました。
レンズ本体、フード、運搬用ポーチ、三脚座となっています。
タムロン・レンズライフ・メンバーズ登録の用紙が入っていました。
ユーザー登録しておけば、万一の修理の際に修理代金が割引になるそうです。これはお得ですね。
レンズ本体です。G2となったことで、マウント部の金属装飾や各種スイッチ類の大型化など、外観的なポイントは他のG2シリーズと同様です。
三脚座が比較的大型になっているので、持ち運び時はハンドルとしても活用できそうです。
G2シリーズ共通デザインのスイッチ類です。
フォーカスリミッターに加え、VCモードも3種類用意されています。用途に合わせて適切に選択することで、より使いやすくなりますね。
鏡筒部分の刻印です。
SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2と書かれています。
今回のA022NはMADE IN CHINAとなっていました。
タムロンがタムロン基準で管理する工場なのでどこの国製でも問題ありませんね♪
標準付属の三脚座です。アルカスイス互換タイプとなっており、活用の幅は広そうですね。
三脚座の裏には4か所のビス穴が装備されています。
センターの2か所は一般的な三脚に対応するビス穴です。1/4-20UNC (ISO 1222規格)の物です。
アウト側の2か所はアルカスイス互換マウントとして使用する際に落下防止のための付属ボルトを打ち込む穴です。
サーキットでの使用を考慮してレンズプロテクターを手配しました。
やはり飛び石などから前玉を守るためには必須アイテムです。
フィルターはMARUMIのEXUSをチョイス。
95mmともなれば、そこそこのお値段がしますよね。
早速フィルターを装着しました。
フィルターは薄型を謳っていないものをあえてチョイスしています。
これは薄枠設計の物だとレンズキャップがすぐに外れたりすることがあるからです。
付属のフードを装着してみました。
150mm側のワイド端ですが、なかなかのサイズ感ですね。
そして600mmのテレ端にしてみると、こんなに長くなります。
重心位置がかなり前方に行くのではと不安もありましたが、それほどでもありません。
つづいて収納時を想定したワイド端でのフード逆付け状態です。
ここでも三脚座の大きさが目立ちますね。
A022Nのマウント部分です。
このレンズは電磁絞り機構となっており、いわゆるF-Mountの絞りレバーがありません。
電気的に絞りを動かすため連射等でも高速かつ正確に絞り制御ができるようになっています。
ちなみに三脚座はネジを緩めて回すことで着脱可能です。
少しでもコンパクトに軽量にしたい、そんな時は取り外しておくのも手ですね。
Nikon D850 + MB-D18互換 + A022Nを組み合わせてみました。
ワイド端でもなかなかの迫力ですね。
Nikon D850 + MB-D18互換 + A022Nでテレ端の状態です。
カメラ側にもそれなりの重量があるので、重量バランスの悪さは感じませんでした。
Nikon D850 + MB-D18互換 + A022Nを合わせた総重量は3,496g。
およそ3.5kgという事ですが、この程度なら一日中持ち歩いても苦痛にはなりませんね。
ズームロックスイッチは150mmのワイド端でのみ使用可能です。
そして150-600mmがG2型になって大変便利になったポイント。
例えば350mmの状態でズームを固定したい!と思えば、ズームリングを前方にスライドさせます。
すると、カチッと子気味良い感覚と共にズームリングが前方にスライドします。
この状態では白い表示が見えていますが、350mmでズームロックされています。
つまり、任意の場所で気軽にズームロックが可能です。これは便利!
野外で使うとチリが侵入するよなぁと思いながら、クリーンな状態のレンズ内部を撮影(笑)
いかがだったでしょうか?
まだ撮影には使用していないので、撮影レビューは後の掲載となりますが、細かなディティール等伝わったでしょうか。
気が付けば、24-70 F2.8 / 70-200 F2.8 / 150-600 F5-6.3 とすべてタムロンを買いそろえていました(笑)
そろそろTap-in Consoleも欲しいところですね☆
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