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NKK-H83D フィット3用 カーAV取付キットを買ってみた。

レビュー

NKK-H83D フィット3用のカーAV取付キットを買ってきました。
今回はGK5 RSのオーディオレス車両向けということでNITTO社の「NKK-H83D」を選びました。

車両にはナビ取り付け用スペシャルパッケージというオプションを適用しています。
これはカーナビ取り付けがやり易いように様々な配線などがあらかじめセットされた車両となります。
しかし、あくまでディーラーオプション向けという位置づけですので、このような取り付けキットは別途購入が必要になるんですよね。

amazonにて購入したNKK-H83D

NKK-H83DのJANコードは4976135704488です。
ラベルにはNKK-H83Dの型式以外にKNJ-1387というコードも印字されていました。

早速パッケージを開けてみましょう。
フィット・フィットハイブリッド カーAV取付キット NKK-H83D と書かれたマニュアルが出てきました。

NKK-H83Dにはマニュアル以外にも化粧パネル、板金、ハーネスなどがセットされたものになっています。

もう一度NKK-H83Dのマニュアルに目を通しましょう。
適用年式はH25/9~現在となっています。所謂FIT3と呼ばれているモデルに適用するものです。

NKK-H83Dのマニュアルにはセットされる部品表が書いてありますので、内容物に過不足がないか確認しておきましょう。

NKK-H83Dキットの顔ともいえる化粧パネルです。
FIT3はピアノブラック調のダッシュパネルになっていますが、化粧パネルはどのような仕上がりでしょうか。

NKK-H83D付属の化粧パネルを拡大してみました。
所謂シボ付き仕上げなので、純正のピアノブラック調とは若干違いますね。
同系色なので目立つことはないと思いますが、こだわる方は研磨して塗装してみるのも良いかもしれません。

NKK-H83D付属の化粧パネルはKNP-396というコードが打印されていました。
素材はABS樹脂となっています。

 

続いて取付用の金具です。
金具は全部で3種類、計4個入っています。

まずはR801/L800と打印された板金です。
これは車体とナビ本体を固定するためのモノで複雑な形状になっています。

もう一種類の板金は497と打印されたモノが2個。これはナビ本体と化粧パネルを固定するためのモノです。

NKK-H83Dの化粧パネルと組み合わせると、このようなイメージです。

続いて、その他の付属品を確認しましょう。
まず目につくのは電源・スピーカー変換ケーブル、そしてアンテナプラグ変換ケーブルです。
その他はビスやスペーサ代わりのシール材などです。

ビスは2種類の袋に分かれています。
こちらはM5x8タイプのモノになります。ナビ本体と化粧パネル用ブラケットを固定するに使用します。

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もう一つは4.5×16タッピングとM5x16(座金付き)のビスです。
車両との固定に使用するものになります。

続いてパネルスペーサー代わりのシール材です。
化粧パネルの周囲に巻き付けて隙間をなくすために使用します。

シール材の両面テープには由緒正しき「Nitto」製の「No.5000NS」を採用。
柔軟性のある不織布を基材とし、アクリル系粘着剤を含浸させた両面テープです。

NKK-H83Dにセットされるアンテナ変換ケーブルです。
最近のクルマはJASOプラグではなくメーカー独自のコネクタ採用が増えています。
コネクタ自体の小型化やブースター用電源の共用化など様々な理由がありますが、純正以外のカーナビではJASOコネクタが一般的なのでこのような変換ケーブルが付属しています。

コネクタは黒い同軸ケーブルと、青い電源ケーブルで構成されます。

コネクタのピン側です。
ラジオ同軸端子と電源用のピンが伸びています。

NKK-H83D付属の電源・スピーカー変換ケーブルです。
最近のホンダ車で採用の多い、24Pタイプの物になります。

コネクタピンはこのような形状になっています。
両サイドの太いピンは電源系に利用されており、カーAVの大電流時代を想定したもの。
オーディオ音質の向上にも効果が期待できそうですね♪

ケーブルを広げてみました。
24Pコネクタですが、配線が出ているのは15本です。
各色の役割を左から順に確認しましょう。
黒:アース
黄:常時電源
白、白黒:左フロントスピーカー
緑、緑黒:左リアスピーカー
灰、灰黒:右フロントスピーカー
紫、紫黒:右リアスピーカー
茶黄:ステアリングスイッチ
茶黒:ステアリングスイッチアース
桃:車速パルス
赤:ACC電源
橙:イルミネーション電源

コネクタ部のピンアサインです。
まだフリーの端子がありますので、機能拡張しながら今後も様々な車種で使われていくことでしょう。

さらにamazonで同時買ったケーブルも紹介します。
黄色のRCA端子から想像がつく方もおられるかもしれませんね。
純正装備のバックカメラを流用するための変換ケーブルです。

まずは短いシンプルなコード。
これはクラリオン製ナビのバックカメラ入力に使用するケーブルです。

緑のコネクタは5ピン仕様ですが、結線されているのは4本のみ。

うち両サイドは接続判定用のループ配線です。

続いて白コネクタのケーブルです。
これは純正バックカメラのコネクタへ電源供給と映像信号を取り出すために使うものです。
このケーブルと上記のケーブルを接続することで、純正バックカメラを社外ナビに接続できる優れもの!


ホンダ車を買うなら、ナビ装着用スペシャルパッケージ仕様の選択をおススメします。
ナビがなくてもバックカメラや、ステアリングリモコンの配線まで予め完了しているため、後々の装着作業が大変楽になるんですよね。特にバックカメラの配線は大変ですから(笑)

ちなみにこのセットにはバック信号やパーキング信号の取出用3Pケーブルは付属していません。
取付時に別途工夫しながら作業することであえて購入する必要もないかと思います。

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