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  • MB-D18 Nikon純正品と互換品を比較する。

    MB-D18 Nikon純正品と互換品を比較してみました。MB-D18純正品は市場価格が約5万円と高価ですが、互換品であれば5千円程度で入手可能です。
    D850購入後に一度は互換品を試してみたのですが、今回新たにNikon純正品を入手したので細部を比較してみたいと思います。

    MB-D18 Nikon純正品と互換品の違いとは

    MB-D18互換品を装着したD850と、今回購入したMB-D18純正品、BL5純正品を並べてみました。

    まずはMB-D18互換品を装着したD850をチェックしてみましょう。
    今回はSUNWAYFOTO PNL-D850を装着した状態となっていますが、外観やフィッテングには大きな問題はありませんね。

    MB-D18互換品となっていますが、形状もまったく同じようなものです。
    互換なのか、コピーなのかは判断が難しいところですが、今回購入した純正品と比較してみましょう。

    まずはMB-D18 Nikon純正品をチェック

    今回購入したMB-D18純正品です。
    Nikonのいつものデザインの箱に入っていますね。

    パッケージを正面から見てみましょう。
    正式名称はマルチパワーバッテリーパック、英語表記でMulti-Power Battery Packとなっています。
    よく縦グリップという呼び方をしますが、Nikonとしては拡張用のバッテリパックという位置付けのようですね。

    MB-D18純正品のパッケージを開けてみました。
    中身はMB-18本体、マニュアル、キャリングポーチ、バッテリーホルダー2本となっています。

    ちなみにMB-D18を購入する理由としては、縦グリップを活用したい、見た目をカッコよくしたい!など人それぞれだと思います。
    私の場合は大容量バッテリのEN-EL18が使いたい。という理由が一番でした。
    特にイベント等での撮影になると1日で2000枚近く撮影することも多いです。そうなるとバッテリー容量が増えることで心に余裕ができますからね☆

    ちなみに先ほどのEN-EL18を使う場合は、別途BL5というバッテリ室カバーの購入が必要です。
    MB-D18だけ購入してもEN-EL18は使えないので、忘れずに購入しておくようにしましょう。

    付属のバッテリーホルダーとBL5バッテリー室カバーに、それぞれ適合するバッテリーをセットしてみました。

    MB-D18のバッテリーホルダーに単3エネループプロを8本セットしてみました。
    この状態での重量は282gと一番重いセットになります。
    しかしながらバッテリーの入手性を考えると便利な機能ではありますね(^^

    続いてD850に付属するEN-EL15aをバッテリーホルダーにセットしてみました。
    重量は131gグラムと最軽量です。

    続いて最も大容量なバッテリー、EN-EL18をバッテリー室カバーBL5にセットしてみました。
    重量は201gとなりました。EN-EL15aとエネループプロ8本の中間の重量といったところ。
    しかしながらバッテリ容量は最も大きいので、長時間の撮影やBluetooth機能を多用するような場合には心強い組み合わせです。

    では続いてMB-D18純正品の重量です。
    単体では226gとなっており、互換品のようなチープな軽さは感じません。

    対するMB-D18互換品は174gと非常に軽量です。
    全体剛性の低さに加えて、主要マテリアルをプラスチックで構成している結果でしょう。

    続いてEN-EL18に必要なバッテリー室カバーBL5の純正品です。
    重量は47gでした。

    対するBL5互換品は42gとなっており、こちらも互換品の方が軽量でした。

    MB-D18 互換品との比較

    ではいよいよMB-D18純正品とMB-D18互換品の細部をチェックしてみましょう。
    この写真では右側が純正品となっています。
    果たして、左のMB-D18互換品は本当に互換品なのか、コピー品なのか気になるところです。

    MB-D18純正品の上面です。
    表面のシボ加工やゴムグリップ部分など、やはり質感の面では純正品が良いですね。

    対するMB-D18互換品の上面です。
    先ほどの純正品に比べてシボ加工の深みが全く違いますね。
    またよく見るとビスの本数もこっそり削減されており、剛性面での不安要素も。

    つづいてMB-D18純正品の底面です。
    Nikon MULTI POWER BATTERY PACK MB-D18 7V-12V 2.5Aの表記があります。
    裏面のラバー部などは硬質な感じで、全体的に高級感がありますね。

    対するMB-D18互換品の底面です。
    何度か三脚を使用したことがあるのですが、三脚穴付近のゴムが変形しています。
    また全体的な剛性も低く三脚利用時には不安を感じるほどでした。

    続いてMB-D18純正品の操作ボタン部分です。
    グリップ部分や操作ボタン部分も非常に高品質で、特にダイヤル部分の操作はD850本体に搭載されたダイヤル比べても違和感はありません。

    対するMB-D18互換品の操作ボタン部分です。
    純正品に比較するとダイヤル部の操作に若干難があり、指が滑りやすく少し違和感を感じる部分ですね。

    MB-D18 Nikon純正品と互換品の細部を徹底検証

    続いてMB-D18純正品の接続コネクタ部分です。
    防塵防湿ガスケット、端子共に非常に高品質に感じます。
    端子部の成型も美しく、各端子間の間隔も一定の距離で確保されています。また表面の金メッキ処理も美しいですね。

    対するMB-D18互換品の防塵防湿ガスケット部分です。
    純正品との明確な差は、端子部のメッキ処理がガサツなところですね。
    また各端子間をスプリットする樹脂も表面がボコボコしており高品質とは程通い状態です。
    この辺りは通信エラーやショートなどを誘発する恐れもあり、安心感という意味ではあまり使いたくないと感じますね。

    続いてMB-D18純正品の固定ネジです。
    ネジのスクリュー部分は非常になめらかな加工がなされており、ネジとしての信頼性は高いですね。
    またネジの頭の部分も平らになっており見た目に美しいです。

    対するMB-D18互換品の固定ネジです。
    スクリュー部分には段付きがあり、エッジ部分がガタガタです。
    固定自体は問題ありませんが、後から緩めるときに苦労する可能性もありますね。
    またネジ自体の強度などは不明ですが、これが折れてしまうと大切なD850を落下させる危険性もあります。。。

    続いてMB-D18純正品のボタン側ラバー部分です。
    角の部分に切れ込みのような凹み加工がされています。

    対するMB-D18互換品のボタン側ラバー部分です。
    こちらには角の切れ込み加工がありませんね。ようやく形状違いの場所をみつけました。
    互換品⇔コピー品の免罪符となる箇所なのでしょうか?いままであまりにも形状が同一すぎましたよね(笑)

    続いてMB-D18純正品のバッテリースロット部分です。
    周囲には防水防塵用のガスケット(モルト材)が貼り付けされており、安心感がありますね。

    対するMB-D18互換品のバッテリースロット部分です。
    こちらは防塵防水用のガスケットが見当たりません。外観は同じでも細かな部分に差が有ることが分かりますね。

    続いて、EN-EL18利用時に必要なBL5バッテリー室カバーをチェックしてみましょう。
    こちらはBL5純正品です。型式は刻印されておりNikon BL-5と記載があります。

    対するBL5互換品です。
    型式はBL-5と書かれたシールによる表記となっています。

    続いてBL5純正品のロックスイッチ側です。
    利用時には見えない部分までシボ加工されており、高品質な感じをうけますね。

    対するBL5互換品のロックスイッチ側です。
    内部のシボ加工が無いのに加えて、スリット部分の角などの形状も若干違いますね。

    続いてBL5純正品のロックレバー部分です。
    シボ加工された周囲には防塵防水用のガスケットが装備されています。

    対するBL5互換品のロックレバー部分です。
    シボ加工が無いのに加えて、防塵防水用のガスケットは存在していません。
    またロックレバー部分の金属加工も純正品ほどなめらかでなありませんね。

    続いてBL純正品のロックつまみ部分です。
    艶消しの塗装がされており、BL5本体と同色になっています。

    対するBL5互換品のロックつまみ部分です。
    BL5本体とは違った色合い、風合いとなっているのが大きな違いでしょうか。

    BL5純正品にEN-EL18受精品を、BL互換品にEN-EL18互換品をセットしてみました。
    どちらも外観上の変化はなく、機能的にも問題ありませんね。

    MB-D18純正品のバッテリースロット部分です。
    奥の方にバッテリーに接触する端子が見えていますね。
    中身はほぼ空洞で構造的には強度を確保するのは難しそうです。樹脂製の互換品は剛性感が皆無でしたので。。。
    そのためにマグネシウム素材が採用されているのでしょう。

    実際にMB-D18純正品とNikon D850を合体させてみました。

    本体正面部分のフィッティング状態です。隙間はなくぴったりと密着していますね。

    続いて本体裏柄のフィッティング状態です。
    良く見えるように液晶ディスプレイを開いた状態としていますが、こちらもガタツキ等はありません。
    このあたりは互換品と純正品で大きな差が有りますね☆

    MB-D18純正品のバッテリースロットにBL5を装着したEN-EL18容量バッテリを入れてみましょう。

    やはり純正品同士の組み合わせですね。
    MB-D18とBL5はぴったりフィッティング。隙間はありません☆

    MB-D18純正品にPNL-D850Gアルカスイス互換L型プレートを組み合わせてみました。

    MB-D18互換品に装着した場合は、剛性不足からこの部分がグラグラしていました。
    しかしMB-D18純正品の場合は全くグラつく事がありません。圧倒的な高剛性、高精度ですね。

    MB-D18 Nikon純正品と互換品を分解して内部構造に迫る

    MB-D18に関しては純正品と互換品の両方を試してみましたが、やはり純正品の品質は素晴らしいですね☆
    というわけで、引退することとなったMB-D18互換品を分解してみることに。
    まずはカメラ接触面の天板部分にあるビスを外します。一般的なプラスタイプのビスなので簡単ですね。

    天板部分のビスを外すと、パカッと天板が外れました。
    内部は三脚穴に固定するネジ機構と基板が一枚入っている程度でしょうか。

    分解したMB-D18互換品を見てみましょう。
    一番左に見えるのはバッテリーカバーのロック検出用スイッチですね。
    その横にはD850本体と接続するコネクタがあります。
    中央部の三脚穴固定ネジは金属部品で構成されており減速ギア機構が組み込まれています。

    MB-D18互換品に搭載されている一番右側の基板です。
    型式はMB-D17W V2となっていますね。

    MB-D18互換品を構成するすべての部品を並べてみました。
    想像以上に複雑な構造になっていますね。
    なかなか緻密な設計だと感じましたが、果たして互換品なのか、コピー品なのかは永遠の謎です。。。

    MB-D18互換品に搭載されていた制御基板の裏面です。
    ダイオードの空きランドや電源周りの空きランドなどが目立ちますが、テストパッドやシルク印字も充実しており、なかなか良心的ではないでしょうか(笑)
    写真上部の8ピンICは「4435A」ですね。Pチャンネル Power MOSFET で30V 9Aのスペックです。

    続いて基板表面です。
    基板にはMB-D17W V2のシルク印字がありますので、D500用と同じ基板が使われているようですね。
    ちなみに搭載されているICはCOBパッケージ品となっており詳細は不明です。

    ちなみにCOBパッケージとはどのようなモノかというと、名称はC.O.B(Chip On Board)の略称になります。
    その名の通り、基板にチップを直接実装し、基板パターンへの接続はワイヤーボンディングによる接続を行う方式です。
    所謂QFPなどのICパッケージを製作する必要がなく、また小型実装が可能であり、コスト削減に大きく寄与するものです。

    COBパッケージのICを無理やり剥がしてみました。
    やはり半導体素子そのものは非常にコンパクトなモノですね。

    MB-D18 Nikon純正品と互換品を比較した結果のまとめ

    今回はMB-D18純正品と互換品の徹底比較、そして互換品の分解をしてみました。
    互換品は価格を考えれば十分なほど手間がかかった製品だと感じますが、やはり剛性感や持った際の安心感は純正品が圧倒的有利です。
    三脚等による固定を多用しない、まずは高速連写を試してみたいなど、そのような用途には互換品でも良いかもしれませんね。

    様々な用途で利用してきた経験から言うと、カメラを利用する頻度が高い方には純正品をおススメしたいと思います。


  • 格安XQDカードリーダーを試す。

    格安XQDカードリーダーを試してみました。XQDといえば数有るメモリーカードの中でも高性能・高価格というイメージがありますよね。
    そこで今回は最近amazonで売られている格安XQDリーダーを試してみました。

    格安XQDカードリーダーとは

    今回購入した格安XQDリーダーです。
    XQD以外にもSDXCカード、USBポートまで装備されています。

    今回はソニー製の高価格XQDリーダーである、MRW-E90と比較する形でその性能を検証してみたいと思います。


    格安XQDカードリーダーを開封してみる

    格安XQDリーダーのパッケージを開封してみました。
    今回はシルバーモデルが出てきました。

    格安XQDリーダーの対応規格をチェックしてみましょう。
    PC側のインターフェイスはUSB3.0に対応。
    その他はXQD2.0、SD2.0に対応となっています。

    格安XQDリーダーの外観図です。
    よく見ると、XQD(USB)と記載がありますね。これはおそらくUSBと表記のあるXQDカード以外では利用できないものです。
    今回比較用に準備したMRW-E90であれば(USB)表記が無くても利用可能ですが、格安XQDリーダーだと対応カードを選ぶようですね。
    ちなみにMRW-E90はUSB3.1とSDXC UHS-IIにも対応している点が大きな違いですね。

    XQDカードリーダー本体です。
    ケーブルは太く、短く。これは安心感がありますね。

    ソニー製のMRW-E90と比較してみました。
    ケーブル込みという事を考えると、サイズ感は同じようなモノでしょうか。
    どちらもコンパクトサイズなのでノートパソコンと組み合わせてフィールドでの利用に便利な感じですね。

    格安XQDリーダーはUSB3.0対応となっており、SSマーク入りのUSBコネクタになっています。

    格安XQDカードリーダーの全面です。XQD、SDXC、USB3.0の各ポートが並んでいます。

    まず分解。ということで頑張ってみましたが、全周がガチガチに接着されており、今回は断念する結果に。。。
    申し訳ありません。

    格安XQDカードリーダーをベンチマークテスト

    今回はXQDカード以外にもSDカードの速度も比較してみたいと思います。
    左から順に、
    ・Sandisk Extreme UHS-I 64GB
    ・TOSHIBA EXCERIA UHS-II 64GB
    ・Sandisk ExtremePro UHS-II 64GB
    となっています。

    それぞれ裏面を見てみましょう。
    UHS-II対応の物はピンが2段構成になっており、高速通信対応のリーダーを利用する場合は2段目のピンも利用されます。
    なお、従来のカメラ機器でも利用可能となっているので、将来のために買っておく場合でも安心して選べると思います。

    まずは、ソニー製のMRW-E90でLexar XQD 2933x 64GBをテストしてみましょう。

    Lexar XQD 2933x 64GB / SONY MRW-E90
    リード200MB/s、ライト97MB/sと非常に高速な数字をマーク。流石は信頼のソニー製です。

    続いて格安カードリーダーとLexar XQD 2933x 64GBの組み合わせでテストしてみましょう。

    Lexar XQD 2933x 64GB / 格安Reader
    なんとソニー製のMRW-E90を凌ぐ速度をマーク。リード202MB/s、ライト115MB/sと大きな差が出ました。
    これはおそらくMRW-E90はUSBタイプ以外のXQDにも対応させるため、あえてカードリーダー内部でUSB変換しておりオーバーヘッドが存在するようです。

    続いて、ソニー製のMRW-E90でSandisk ExtremePro UHS-II 64GBをテストしてみましょう。
    私はNikonD850をメインに利用しており、UHS-II対応のSDカードが使えることがMRW-E90のメリットだと感じています。

    Sandisk ExtremePro UHS-II 64GB / SONY MRW-E90
    リード207MB/s、ライト189MB/sと書き込みが非常に高速ですね。

    では同じカードを格安カードリーダーで試してみましょう。

    Sandisk ExtremePro UHS-II 64GB / 格安Reader
    リード91MB/s、ライト80MB/sとピーク速度は大幅に低下。これはUHS-II非対応であることが原因ですね。

    続いてTOSHIBA EXCERIA UHS-II 64GBをソニーMRW-E90でテストしてみましょう。

    TOSHIBA EXCERIA UHS-II 64GB / SONY MRW-E90
    リード212MB/s、ライト125MB/sとなっています。Sandisk製のUHS-IIカードに比べて書き込み速度が遅いようですね。
    これはD850で使っているときにも体感している事なので、このカードは予備用として利用することが多いですね。

    TOSHIBA EXCERIA UHS-II 64GBを格安カードリーダーに入れてみましょう。

    TOSHIBA EXCERIA UHS-II 64GB / 格安Reader
    リード92MB/s、ライト73MB/sとなりました。やはりUHS-II非対応ゆえのピーク速度の落ち込みです。ランダムアクセス自体には速度差はありませんね。

    続いてSandisk Extreme UHS-I 64GBとソニー製MRW-E90の組み合わせです。
    UHS-II対応のカードリーダーでUHS-I対応のカードを使ってみる実験です。

    Sandisk Extreme UHS-I 64GB / SONY MRW-E90
    リード93MB/s、ライト54MB/sという事で、リード速度はカードに記載された速度を上回っていますね。

    最後はSandisk Extreme UHS-I 64GBと格安カードリーダーの組み合わせです。
    これが最も一般的な使い方かもしれませんね。

    Sandisk Extreme UHS-I 64GB / 格安Reader
    リード93MB/s、ライト54MB/sとなっていますが、ランダムアクセス系はSONY MRW-E90よりも高速ですね。

    格安XQDカードリーダーの検証まとめ

    今回は格安XQDカードリーダーの実力をチェックしてみました。
    XQDカードの利用に限れば全く問題なく利用できました。

    UHS-II対応のSDXCカードもXQDカードも高速に使いたい、そんな用途であればソニー製のMRW-E90ですね。
    逆にXQDカードさえ快適に利用できれば問題ないのであれば、今回のような格安XQDリーダーもオススメできます☆


  • CactusV6II ワイヤレスフラッシュトランシーバを分解してみた。

    CactusV6IIといえば、カメラで多灯ストロボ撮影を楽しまれる方にとっては有名な製品だと思います。
    私自身はD850 + SB-5000という組み合わせをメインにCactusV6IIを活用しています。
    今回はそんなCactusV6IIの内部をチェックしつつ、使い方を紹介したいと思います。

    CactusV6IIのパッケージ。新たに買い足した3台の写真です。合計5台持っています。

    CactusV6IIのパッケージを開封してみました。
    CactusV6IIを固定するスタンド、ナンバリングステッカー、マニュアル、ライティングサンプル集などが付属していました。

    CactusV6IIのマニュアルです。
    しっかり日本語対応しており、日本電波法技術適合(認証番号:017-160007)の文字も。

    こちらのカラー冊子はライティングのサンプル集となっています。

    ライティングサンプル集の中身をチェックしてみましょう。
    最初のページには、撮影した写真が掲載されています。

    そして、次のページにはライティング配置図やパワー設定など、実際の使い方を交えて紹介されています。
    01番のこれはシングルストロボのシンプルなライティング紹介です。

    10番のものは多灯ワイヤレスストロボを活用した撮影方法となっています。
    このように実際にどのような配置をして撮影したのかが紹介されているので、勉強にもなりますね☆

    CactusV6II付属のスタンドは、Cactusロゴ入りとなっています。

    基本的にはオール樹脂製となっており、三脚ねじの固定穴などもありません。
    シンプルに床置きして使う用途を想定しているようですね。

    CactusV6II本体上部の写真です。
    上部には液晶画面とパススルー出力対応のホットシューが装備されています。

    CactusV6IIの裏面です。
    3脚ねじ用の穴に加えて、ホットシュー接続用の端子が装備されています。
    TX送信側/RX受信側と用途に応じて固定方法を選ぶようにしましょう。

    ちなみにCactusV6IIのホットシュー部分はこのように金属製となっており、強度は必要にして十分確保されています。

    またピン数も多く、NikonやCanonはもちろん、その他他社製カメラにも対応するクロスプラットフォーム機となっています。
    ※SONYだけはホットシューの端子形状が違うので別型番のCactusV6IIsが必要となります。

    CactusV6IIの右側面です。
    TX/OFF/RXの表記は電源スイッチ、ゴムカバー部分はUSB端子、3.5mmジャックはトリガー端子となっています。

    ちなみにUSB端子はMini-B規格を採用。この手の周辺機器では一般的な形状ですね。

    CactusV6II正面にはLEDタイプのAF補助光を搭載。カメラ操作に連動して光るので大変便利です。
    写真左手のスイッチはトリガースイッチとなっており、半押し・押込みの2操作が可能です。

    CactusV6IIの左側面です。
    このカバーは電池カバーとなっています。

    本体後方方向へスライドさせると、バネでパチッとカバーが開きます。
    操作性も良好で、撮影中のバッテリー交換でもイライラすることはありません。

    このように90度まで大きく開きます。

    カバー側には電極が装備されており、それぞれプラス極、マイナス極が接地します。

    バッテリーは単3タイプが2本必要です。
    一般的なアルカリ電池に加え、エネループに代表されるニッケル水素電池のどちらでも使えます。

    CactusV6IIs本体後方部(手前側)です。
    ジョグダイヤルや操作スイッチ、ホットシューの固定レバーなどが見えますね。

    普段カメラに装着した状態だと、このような見え方でしょうか。
    撮影中の調整は本体上部のスイッチと手前側のジョグダイヤルを頻繁に操作します。

    では実際に電源スイッチをTX側に動かして、送信機モードで動作させてみましょう。
    まず、A/B/C/Dの各スイッチのLEDが点灯しました。

    この状態だと、CactusV6IIの液晶画面にはA/B/C/Dそれぞれが1/128という表示になっています。
    この状態では写真撮影をした際にA群、B群、C群、D群のそれぞれが1/128の点灯指令という形になります。

    この状態でC/Dを押してみましょう。
    するとC/DのLEDが消灯してA/Bのみが点灯した状態となります。

    液晶画面を見てみると、A/Bのみ1/128表示、C/Dは—表示となっています。
    この状態では写真撮影をした際にA群、B群には1/128の点灯指令、C/Dは不点灯という状態になります。

    では本体上部のAスイッチを押しながら、ジョグダイヤルを回してみましょう。

    するとA群の発光パワーが1/64に変わりました。
    このように上部のボタンとジョグを組み合わせて、簡単かつダイレクトに各ストロボのパワーを調整できます。
    これは純正のカメラ内蔵コマンダーでは得られない操作感であり、とても快適です☆

    CactusV6IIをD7100に装着してみました。カメラ側に装着するものはTXモードとします。

    SB-5000側に装着するCactusV6IIは電源スイッチをRXモードとして受信用に設定します。
    またCactusV6II上部のボタンでそれぞれA群、B群に設定しました。LED表示もそのようになっています。

    カメラに装着したCactusV6IIのTX側をこのような設定にすると。。。

    SB-5000スピードライトを装着し、RXモードのA群に設定したCactusV6IIの画面は1/64と送信機で設定した内容が即座に反映されます。

    SB-5000スピードライトを装着し、RXモードのB群に設定したCactusV6IIの画面は1/16となっています。

    このようにカメラ本体内蔵のコマンダーでは得られない軽快かつダイレクトな操作感が魅力です。
    またジョグダイヤルを一度押し込むことで、発光パワーとズーム値を切り替えて操作することが可能です。
    モデルさんを待たせることなく、設定変更しながらどんどんシャッターを切りましょう♪

     

    では、つづいてCactusV6IIを分解してみましょう。
    今回分解するのは、SB-5000と共にライトスタンドごと倒れて壊れてしまったCactusV6IIです。。。

    本体裏には一般的なプラスタイプのビスがあるので、精密ドライバーでビスを外してみましょう。

    このように4本のビスで固定されていますが、ネジロック等の処置もなく簡単に外すことが出来ました。

    ビスを外したら、パカッと開きます。
    この時、フレキシブルケーブルが上下を接続していますので、勢い余って切断しないように注意しましょう。

    本体下部側のフレキシブルケーブルをコネクタから外して、無事に分離完了です。

    本体下部側のフレキシブルケーブル接続部分です。
    ここはカメラ側のホットシューと接続する個所となっています。
    ホットシュー金具とはビス3本で強力に締結されており、ネジロック材も塗布されています。一般的な利用では強度面の不安はまったくありませんね♪

    こちらの突起は本体下部の三脚穴を支える部分です。
    見た目は貧弱かもしれませんが、実際に使ってみるとかなり強度が確保されていました。

    こちらは本体上部側のホットシュー端子部分です。
    ホットシュー金具とはビス4本で強力に締結されており、ネジロック材も塗布されています。

    インジケータLEDはアクリルパーツと面実装LEDの組み合わせでした。
    輝度は十分で室内利用であれば視認性も問題ありません。

    こちらは、フロント部のAF補助光に利用される赤色LEDでリフレクタータイプとなっています。
    またLEDの横に見えるL字型の金属部品は、送受信アンテナですね。

    ちなみにAF補助光のLEDはこのように別基板に乗っており90度立てた状態になっています。

    各部のチェックが完了したので、CactusV6IIのメイン基板を取り出してみました。
    表面は液晶モジュール、操作スイッチ、CPU、無線部など薄型のパーツが集中配置されています。

    こちらは本体上部のA/B/C/Dスイッチ部です。スイッチの横に白色LEDが配置されており、それぞれのボタンを照らします。

    こちらはCPU部分と無線部分です。

    メインCPUには「Microchip社」の「ATxmega128A1U」を搭載。
    128KB Flash、8KB SRAM、2KB EEPROMを搭載したAVRマイコンですね。

    CPU裏面には「STMicroelectronics」のチップなどが数点並んでいました。

    内部は簡素な構造ですが、ストロボ撮影に際しては大変便利なCactusV6IIです。
    ちなみにCactusV6IIはクロスプラットフォームに対応しているので、NikonカメラでCanonストロボを制御するなども可能です。
    機材の有効活用にもつながりますし、なにより気持ちよく撮影できるというメリットは何事にも代えがたいもの。

    カメラ機材がどんどん増えていく中で、もしかするとマウント変更するかもしれない。。。
    そんなときでもCactusV6IIが異メーカーのストロボを相互変換してくれるので安心です。

    CactusV6IIにはこのようなステッカーが付属しています。
    各機材にA~Dのステッカーを貼り付けて識別しておくと便利ですね☆

    ちなみにファームウェアバージョンアップの際は、USB端子でPCと接続しますが、この際はバッテリー無しでも動作させることが可能です。

    という事はモバイルバッテリー等で長時間動作させることも可能ですね。
    今までの撮影でバッテリー切れを経験したことはありませんが、スタジオ等で高所に設置する際はUSB電源が活用できるかもしれません☆

    手持ちの機材を確認すると、ファームウェアバージョンは1.1.013となっていました。

    今回紹介した使い方以外にも活用方法があり、トリガー端子にケーブルを接続することでリモートシャッターとして使う事も可能です。

    多灯ストロボを楽しみたい!
    そんな時は送受信合わせて最低3セット必要となりますが、ライティングはとても楽しい世界です♪
    TTL自動制御によるストロボ撮影をマスターしたら、完全マニュアル制御によるストロボライティングに挑戦してみてくださいね。