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2021年でもWindows10を無料でライセンス認証する方法。

DIY
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USBメモリを使った手順で試してみる(OK編)

ここからはUSBメモリを使った方法となります。
先ほどのお手軽アップデート手順ではライセンス認証が出来ませんでしたが、USBメモリを使うことでライセンス認証がOKとなります。
※2021年1月2日確認済み

手順① Windows10インストールUSBメモリを作成する


先ほどの手順と似ていますが、まずはマイクロソフトのWindows10ダウンロードサイトに接続します。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

マイクロソフトのサイトに接続したら、「ツールを今すぐダウンロード」をクリックします。
このツールを使ってインストール用USBメモリを作成しましょう。

2021年1月現在でダウンロードできるものは、「Windows 10 October 2020 Update」というバージョンになります。このバージョンでも違うバージョンでもOKです。

手順② Windows7PCにWindows10を新規インストールする


先ほど作成した「Windows10インストールUSBメモリ」をPCに差し込んで電源をONしましょう。


しばらくするとWindows風の画面が表示されました。
ここではインストールに関するオプション等を選択することが可能ですので、利用する言語等を選択して「次へ」をクリックしましょう。


次の画面で、「今すぐインストール」をクリックして進めましょう。


すると次の画面で、Windowsのライセンス認証に関する内容が表示されました。
内容は「このPCにWindowsを初めてインストールする場合(または別のエディションをインストールする場合)、有効なWindowsプロダクトキーを入力する必要があります。プロダクトキーはWindowsのデジタルコピーを購入した後に届いた確認メールに記載されているか、Windowsが梱包されていた箱の内側にあるラベルに記載されています。プロダクトキーは次のような形式です XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX Windowsを再インストールする場合は[プロダクトキーがありません]を選びます。Windowsは、後で自動的にライセンス認証されます。」となっています。

この段階では「プロダクトキーがありません」をクリックします。


続いてインストールするオペレーティングシステムの選択画面が表示されます。
どれを選べば良いかわからない場合は、PC本体に貼られたラベルをチェックしてみましょう。
・Windows7 Home ⇔ Windows10 Home
・Windows7 Pro ⇔ Windows10 Pro
基本的にはラベルに書かれた「Home」または「Pro」のバージョンを合わせてください。

※今回の検証ではWindows7Pro搭載のビジネス向けPCを利用していますので、Proを選択しました。


インストールの種類は「カスタム」で、ライセンスはアップグレードですがインストール方法は新規という手順になります。


インストール先のディスクを選択して「次へ」をクリックします。
すでに使用済みのディスクに新規インストールする場合は、領域を選択後に「削除」をクリックし不要な領域を削除しましょう。

※重要なデータが含まれていないか確認し、慎重に作業してください。


Windows10のインストールが始まりました。
PCのスペックによっては時間がかかる場合があります。

インストール先がSSDなら快適ですね☆
HDDの場合は少し時間がかかるので、コーヒーでも飲みながら休憩しましょう。


無事にインストールが完了し、自動的に再起動がかかりました。
まずは利用する地域を選択して、「はい」をクリックします。


続いて、「ネットワークに接続しましょう」と表示されますが、この段階ではネットワーク接続しません。画面左下にある、「インターネットに接続していません」をクリックします。

あらかじめLANケーブルを抜いておくと安心ですね。

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次の画面で、「インターネットに接続すると、さらにいろいろな発見があります」と表示されます。
この段階ではLAN接続しないので画面左下にある、「制限された設定で続行する」をクリックします。

 

手順③ Windows10 ライセンス認証を実行する

ようやくインストール作業が完了しました。
ここからライセンス認証作業にはいります。


まずはインストール直後の状態をチェックしてみましょう。設定画面を開き、「システム」→「詳細情報」を開きます。
画面下部にある、「プロダクトキーの変更またはWindowsのエディションをアップグレード」をクリックします。


すると「ライセンス認証」の画面が表示されます。
ライセンス認証の項目は「Windowsライセンス認証サーバに到達できません」と表示されています。
画面下部にある「プロダクトキーの変更」をクリックします。


すると「プロダクトキーの入力」という画面が表示されました。
メッセージ内容は、「プロダクトキーは、Windowsの販売元または提供元からの電子メールや、WindowsのDVDまたはUSBが入っていたパッケージに記載されています。」と書かれています。


ここで再びWindows7PCに貼り付けされているプロダクトキーを確認します。

文字数が多いから間違わないように・・・


試しにWindows7PCに貼り付けされているプロダクトキーを入力してみましょう。
入力内容に間違いがなければ「次へ」をクリックします。


すると「Windowsのライセンス認証」という画面が表示されます。
メッセージは「Windowsのライセンス認証を行うと、作業が中断されることがなくなり、最高のエクスペリエンスが手に入ります。」と書かれています。


ここでLANケーブルを差し込んで、「ライセンス認証」をクリックしましょう。

有線LANでもWi-FiでもOKです
皆さんの環境に合わせて選んでくださいね


するとWindows10のライセンス認証が完了しました。
お疲れさまでした!

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Windows10ライセンス認証のまとめ

今回は2021年でも利用可能なWindows7からWindows10への無料アップブレードの手順を紹介させていただきました。最初に紹介した「一般的な手順」によるアップグレード作業との違いはどこにあるのでしょうか。
利用したプロダクトキーはいずれもPCに貼り付けされた物を利用しており、単純に認証工程の問題なのか、知ってる人だけが得する裏技なのかは不明です。


今回の検証で実際に使用した環境の画面です。
Windows 10 Pro 20H2
インストール日は2021/01/02となっています。


またライセンス認証画面でも、「Windowsはデジタルライセンスによってライセンス認証されています」との表示が出ておりライセンス認証は問題ありませんでした。
LAN接続した状態で再起動を繰り返しても変化はありませんでした。

今回は無料でWindows10を新規インストールしてライセンス認証する方法を紹介させていただきました。
これは過去の無償アップデート施策を2021年現在でも適用する方法となります。
Windows7のサポートが終了した今、SSD換装と合わせてWindows10にアップグレードすることでPCを延命してみてはいかがでしょうか。
※本記事はこちらの環境で実験した結果であり、成功の可否については関知いたしません。



コメント

  1. 則亮 より:

    興味深い内容でした。
    私はWindows7を現在でも使用中ですが、少しずつアプリ障害がでてきました。
    上記に紹介いただいた方法でのアップデートを試してみようか迷っているんですが・・・。
    一つだけ質問させてください。
    今でも、そのパソコンは使えてますか?

    • まず分解。 より:

      則亮さん、こんにちは。
      この手順でPC本体にデジタルライセンスが付与されるので、今後も問題なく使えてしまいます。
      Microsoftはセキュリティ的に脆弱なWindows7をなくす為に、特別対応を継続してくれていると考えるのが妥当でしょうか。

  2. hata より:

    PC初心者です。Windows7を使用して、ここ最近シャットダウンに10時間以上かかるようになり更新プログラムをインストールしないでシャットダウンしています。そこでこの記事にありますWindows10をUSBメモリにインストールして新規にインストールしようと思っています。初心者なのでスムーズに出来るか不安です。そこでまずお聞きします。1.インストール先のディスクを選択で「次へ」をクリックすれば領域を選択後に「削除」が表示されますか。2.Windowsのライセンス認証でここでLANケーブルを差し込むとありますが最初からWi-Fiにつながった状態ではだめですか。

  3. Koppe より:

    貴重な記事ありがとうございます 1点教示ください win10にアップグレードしたパソコンのシステムからプロダクトキーを表示した場合、入力したプロダクトキーと同じものが表示されるでしょうか それとも非表示でしょうか

  4. nono より:

    2021年5月10日現在。
    こちらの方法で認証できました。
    ありがとうございました。

  5. Boobee より:

    こちらのページを参考にして無事インストールできました。どうもありがとうございます。
    機種によっては「Windows10インストールUSBメモリ」を差し込んで電源ONにした後に、
    手動でブートメニューを立ち上げて、そこで起動デバイスをUSBメモリに指定する必要があるようです。

    • まず分解。 より:

      Boobeeさん、こんにちは。
      インストール成功したと事で良かったです。
      機種によってはブートメニューから設定変更する必要がありましたね。
      後ほど記事にも追記しておきたいと思います。
      (私にとっては分かりきった事で、盲点でした)

  6. nino より:

    こちらの情報大変助かりました。長年使っていたPCにwin7を再インストールしたところ新たにサービスパックを適用する手段が見つからずSP1を適用しないとほとんど使い物にならないため詰んでおりました。7を使わせまいとするマイクロソフトの強い意思を感じました。機体自体は自機で一番安定しているので10をインストールできてハッピーです。ありがとうございました。

    • まず分解。 より:

      ninoさん、こんにちは。
      セットアップ成功おめでとうございます。
      マイクロソフトとしてはセキュリティ的に問題のあるWindows7を早く排除したいという考えなのでしょうね。
      ユーザーとしては無料でのアップグレードパスを準備しているところに優しさも感じるところではありますが(^^

  7. いいい より:

    本当に素晴らしい記事をありがとうございます。
    成功例だけでなく、失敗した事例も詳しく書いて頂いた事で、読んだ人(僕)は余計な事をしないで済むと思います。(しないで済みました)
    本当にありがとうございます。

    • まず分解。 より:

      いいいさん、こんにちは。
      記事の内容はすべて自身で検証した内容を掲載するように心がけていますので、そのようなコメントを頂けると嬉しいです。