XperiaZ4 画面割れ格安修理の続きです(^^
バックパネルには、NFC/FeliCa用のコイルが装着されていますね。
まずはバックパネルに取り残された両面テープの掃除から始めましょう。
これをキレイに除去しておかないと、組み立て時に防水性が確保できなくなりますので丁寧に♪
周辺部など糊残りが無いことをシッカリ確認しておきましょう。
また指紋などが付着していると組み立て時の両面テープ接着が弱くなりますのでしっかり脱脂も行いましょう。
私は普段から脱脂用にフラックスリームバを利用しています。もともと電子基板用なので安心ですよ♪
ちなみにカメラ部分のリングはダスト侵入防止のモノなので、両面テープではありません。
間違えて剥がさないように注意してくださいね!
スマホ本体側にも両面テープが残っている場合があるので、バックパネル同様にキレイに剥がしておきましょう。
XperiaZ4メイン基板部です。
カメラや無線部、Snapdragon810など主要パーツが結集しています。
これだけ高性能なスマホでもメイン基盤が占める面積は驚くほど少ないですね。
こちらは下部基板です。
液晶パネル系の基板とマイク・スピーカなどが中心ですね。
まずはバッテリーを外すために、バッテリーコネクタを取り外します。
バッテリコネクタをショートさせると大変危険ですので、必ず樹脂製の絶縁工具を使うようにしてくださいね。
バッテリーコネクタは不用意に金属部分に触れないよう、しっかりと起こしておきましょう。
心配な方はカプトンテープ等で絶縁しておくと安心ですね。
このバッテリーは強力な両面テープで貼り付けされています。
他サイトを見ると、無理やりバッテリーを引きがしている人が多いですが非常に危険です。
バッテリーに曲げるような力をかけると発煙、発火に至る恐れがります。
正しい手順は、この黒いタブをゆっくりと引き抜く作業になります。
黒いタブの先は両面テープになっているので、横方向に引くだけで安全かつ簡単に両面テープが剥がせます。
3Mのコマンドタブと同じ仕組みと考えていただければOKです。
バッテリーコネクタ側にも同様のタブがありますので、ゆっくりと引き抜きましょう。
びろーん、これくらい伸びるモノです。
途中で引きちぎると大変なので、慎重に作業を進めてくださいね。
というわけで、安全かつ簡単にバッテリーを外すことができました。
バッテリー型式は、LIS1579ERPCです。
容量は2930mAh、充電電圧は4.35Vとなっています。
バッテリーコネクタの拡大写真です。
高電流に耐えるため、非常に基板パターンになっていますね。
バッテリーを取り外したXperiaZ4。
ここまでの作業を見る限り、バッテリー交換は簡単に行えますね♪
いかがっだったでしょうか、バッテリパックの取り外し作業は完了です。
次は液晶パネルを外す準備として、下部基板のコネクタを外していきましょう。
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コメント
こんにちわ。精密すぎて読むのに必死でした。
昨日、XPERIAzl2sol25のバッテリーをAmazonで購入して YouTubeを観たりブログを読んだりして何とかバッテリー交換をしました。 電源や各アプリは全く問題がないのですが、Wi-Fi接続が出来なくなってしまいました。UQモバイルのSIMカード使用で Wi-Fiルーターは据え置きタイプ(ノータッチ)なので問題はバッテリーを剥がす時に 何か基板のどこかをずらしてしまったのでしょうか? ふとWi-Fiが接続されたかと思うと すぐ切断されたり 非常に不安定です((T_T)) まだまだ使える(お金がない)ので 何とか自分で復旧させたいのですが、お時間有りましたらアドバイス頂けませんでしょうか?
宜しくお願い致します。
スギモトマリコさん、こんにちは。
他サイトでXperiaZLの分解写真を見てきました。
Z4と違いアンテナケーブルのような物がありませんね。
ここからは推測になります。
バッテリー裏基板の裏側で、端子によるケースとの接触でアンテナの接続をしていると思われます。
その場合、金色の端子がケースの金属部分に触れるような構造ですので、そのあたりの接触具合を確認してみてはいかがでしょうか?
端子が浮き上がったり、折れ曲がったりしている可能性も考えられますね。
参考画像→
この写真の四隅にあるような金色の端子です。
返信有難うございます。
バッテリー固定の粘着テープを引っ張り剥がすやり方を知りませんでした。調べ不足で 粘着テープを無理矢理剥がしてしまった際、力を入れるときに基板が浮いていました。なるべく押さえながらバッテリーを力ずくで剥がしたので やはり接触が悪くなったと思います。。 確認してみようと思います。
スギモトマリコさん、こんにちは。
一般的な基板は1.6mm厚ですが、スマートフォンなどの精密機器には0.6mm厚などの薄い基板が使われています。
このような場合は、やはり外圧で変形しやすくなっていますので、取り扱いには十分注意してくださいね。
無理に基板自体を曲げて戻そうとすると、ハンダ面を痛めてしまう恐れもありますので、無理は厳禁です(^^;