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AX-HXL180 アテックスルルドハンドケアを分解する。

レビュー

AX-HXL180 ルルドハンドケアを買ってみました。
キーボードやマウスなど手を酷使する仕事をしているので、今の時代ハンドケアは必須ですよね☆
店頭で試して気持ちよかったので即買って帰りました(^^
実際に使ってみると、非常にパワフルかつ繊細な制御でとても快適。毎日何度も使ってます。

作動音からエアポンプを使った仕組みというのは分かりますが、ここまで気持ち良いとは。。。
という訳で内部構造を研究してみましょう。


今回購入したAX-HXL180ルルドハンドケア。
どう見ても女性向けなパッケージですね。もちろん男が買っても問題ありません(^^;

「がんばる手に、ご褒美マッサージ めぐりをよくするハンドケア」と書かれていますが、使うとホントに癒されます☆
マッサージ機能以外にもヒーターなども内蔵されており、自由にON/OFF可能。季節や気分に合わせて使い分けできます。

パッケージを開けてみました。
ルルドハンドケア本体、ACアダプタ、説明書に加えて、フェイスデコシールも!

本体は丸っこい形で手を入れるのに不安な感じはありません。
3つのボタンは、
・電源スイッチ(モード切替)
・ヒーターON/OFF
・パワー切り替え
とシンプルながらも様々な操作が可能。
そして、特筆すべきは10分間のプログラムモード動作中でも自在に変更できることです。
少し熱いと思えばヒーターを止めたり、途中でパワーを切り替えたり。

このように内部は4つの穴が開いているので、親指以外の指をいれて使います。
内部の布は交換や洗濯できないので、お風呂上りなど、手がキレイな状態で使うように心がけましょう。
また、ハンドクリームなどを塗ってから使う場合は手袋を併用すると良いとの事でした。

ぱっくりお口を開けた感じで可愛いデザインです。

後ろ側はこのように貫通しているので、手の大きな男性でも問題ありません。
しっかり奥まで手を入れられるのでとても快適に使えます。

本体銘版を見てみましょう。
品番:AX-HXL180
重量:700g
認証番号:229AABZX00099A01
電源:DC12V 1250mA

付属のACアダプタは白色で清潔感がありますね。
またスイッチング電源タイプなので安定化された12Vが出力されています。

電源はAC100-240Vまで対応しているので、海外旅行のお供にも使えそうです。
DC出力は12Vなので、いわゆるUSBモバイルバッテリー等では駆動できないのが残念。対策を何か考えてみたいと思います。

ルルドハンドケア本体の裏側を見てみると、ゴム足以外にも何かを隠すようなゴムキャップを発見。

特に接着されていることもなく、はめ込みだけなので外してみました。

すると、ゴム足の裏からトルクスタイプのビスが見つかりました。
サイズはT10でいじり止め無しのタイプですね。

こんな時はいつも愛用の、trad 43pcs精密ビットセット LT-43です。
本当に精密で長持ちしてくれています。

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今回はいじり止め無しのT10ビットをセレクト。

このドライバービットは本当に精度が高いので、グラつくことなくぴったり密着します。
ビスをなめる心配もなく安心して作業に望めます。

結構な本数のビスを外しました。

裏ブタというか、底面側から開いてみました。
底面部は特に部品は装着されていません。

天板側のカバーを外してみました。
これがルルドハンドケアの内部です。
強力なエアポンプとソレノイドバルブでエアー流路が切り替わる構造です。

ルルドハンドケアに搭載されるポンプはDC12Vタイプのもの。
型式はOC-WP27D-12となっています。
Xiamen Micro Energy Electronic Technology社」の「WP72Dシリーズ」です。
消費電力は230mA、最大圧力400mmHg、定格寿命は400時間となっています。
毎日使っても数年以上の寿命なので安心ですね☆

ポンプ自体は電圧が変わると流量や圧力が変わってしまうので、自動車のシガー電源など電圧変動の大きい12V電源に接続するのは危険ですね。
必ず付属のACアダプタを使うようにしないと、規定以上の圧力等がかかる恐れもあるので十分注意しましょう。

エア流路は複雑な構造になっていますが、これが気持ちよさを生み出す仕掛けです。
本体の剛性も非常に高く、高品質な使用感を得られるのはかなり拘って設計された証ですね。

血圧計などと同じような音がするのは、このソレノイドバルブによるものですね。
3つのバルブがタイミングよく開閉することで、心地よくリラックスできるプログラムになっています。

本体カバー天板を見てみましょう。
こちらには制御基板が搭載されています。絶縁用のカバーもあり安心です。

ルルドハンドケアのメイン基板です。
各コネクターはシリコンで固定されており、振動などに対する耐性も十分。
これを見ただけでも安心して使う事ができますね。

電源ラインのヒューズに加え、モーター駆動用のFETにはPTCサーミスタも装備。
このように安全優先で設計されているのが回路からも分かりますね。

ソレノイドやポンプの制御も行っているチップには「GT5104A」と記載されています。
素性は不明ですが、カスタムチップの類でしょうか。

ルルドハンドケアを開けてみて思ったのは、本体剛性に相当こだわっているなという点ですね。
このように大量のビスで固定するようになっており、使用を繰り返しても筐体がだめになることはなさそうです。

ボディの固定を見てみるとビスが2本並んでガッチリさせている場所も。
この辺りはamazonやドンキ等に並ぶ格安の海外製品とは一線を画す部分ですね。



軽く分解してみただけですが、コストというよりは品質や使用感に拘って作られたことがヒシヒシと伝わってきます。
これが素晴らしい使用感につながっていると考えれば、1万円の価格も格安と思えるのではないでしょうか。

皆さんもぜひお店で体感してゲットしてみてくださいね。
いまイチオシの美容家電でした☆

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