FIT3ナビ装着用スペシャルパッケージにNX717を取り付けしてみた。

DIY

FIT3ナビ装着用スペシャルパッケージへの適合確認を兼ねて、先日購入したクラリオンNX717を装着してみました。
今回装着するFIT3です。
当然オーディオやナビは未装着の状態で納車されているので、穴が開いた状態です。

カーナビ無しでは少々寂しいので、チンアナゴ君を装着していましたが、いよいよお別れです(^^;

ナビ装着にあたり、FIT3純正のオーディオパネルを外す必要があります。
まずはこの部分に注目。

左上のホールにビスが隠れているので、プラスドライバーで外しましょう。

外れました。ドライバーは2番推奨です。

ビスを外したら、力を入れて引っ張りましょう。
樹脂のツメで固定されているだけなので、パリッと外れました。

3本のケーブルが伸びているので、それぞれ外しておきましょう。

USB部分はコネクタごとごっそり外れました。
写真下部に見える横長の部品はHondaスマートキーのアンテナになります。
ここに接続されるコネクタを外した状態ではエンジン始動などが出来なくなりますので注意しましょう。

続いてFIT3メーター周りのパネルを取り外します。

外し方は簡単。
FIT3のステアリングゴラム上部に柔らかい素材で構成された部分があるので、そこに指を入れて手前に引っ張るだけ。

パリッとツメが外れました。

あとは全体を引っ張ると各部のツメが外れてフリーになります。

ステアリングを一番下に下げた状態で、メーター周りのパネルが取り出せました。

続いてエアコン吹き出し口の取り外しです。
FIT3の場合は引っ張る部分が少ないので手で作業するのは困難です。

こんな時は不要なケーブル(電線)を用意してこの穴に通して輪を作りましょう。
そして一気に引っ張る事で簡単に外すことが出来ます。

このように簡単かつ安全に取り外すことが出来ました。
ドライバー等で抉るとキズの原因になったりするので、FIT3の場合はケーブルで引っ張ると覚えておきましょう。

最後はオーディオパネルです。
すでにエアコン吹き出し口が外れているので、手で引っ張るだけでOK。

くッと力を入れると簡単に外れました。

このようにGK5 FIT3の場合はオーディオパネルだけが外れるので、作業性はなかなかよさそうですね。
初代フィットだとエアコン操作パネルも一体だったのでそれと比べれば雲泥の差です。

パネルを外した内部です。
様々なコネクタが見えていますね。

私はこの段階でFIT3純正のUSBコネクタケーブルを外しておきました。
これは後々改造して流用する予定です。

オーディオパネル部には様々なアンテナコネクタなどが出ています。
これはFIT3ナビ装着用スペシャルパッケージの装備になります。

続いてNX717付属の電源ケーブルと、FIT3用取り付けキットNKK-H83Dのケーブルを接続します。

こちらはNX717付属の電源ケーブルです。
長いケーブルと短いケーブルがあるので、まずは作業性確保のため分離しておきます。

黄色いケーブルは常時電源に接続します。
このように分岐タイプになっているので、後々の拡張にも便利な仕様となっています。

接続は基本的に規格モノなので同じ色のケーブルを差し込んでいくだけ。

あっという間に完成ですね。
電源、イルミネーション、スピーカーなどは同じ色を接続するだけ。
ステアリングリモコン等は色が違う可能性もあるので、事前にマニュアルをチェックしておきましょう。

FIT3に装着する場合、長いケーブルは不要なのでブチっと切ってしまいましょう。
ピンクは車速パルス、紫はバック信号、黄緑はサイドブレーキ信号となっています。

まずは車速パルスを接続します。
FIT3の場合はオーディオ用電源ケーブルに信号が出てきているので、単純に接続するだけ。

まずは先ほど接続したケーブルにギボシ端子を装着しましょう。
今回は入手が容易なーモン製のギボシ端子セットと、圧着工具にマーベル製の600-Aを用意しました。

まずはマーベル製600-Aの出番です。
工具の根元部分がケーブルストリッパとなっているので、被膜を除去しましょう。

被膜が除去出来たら軽く折り返しておきましょう。
これは装着時のヒゲ防止と、各自な圧着をするためのおまじないです。

続いてケーブルにギボシ端子のカバーを通しましょう。
折り返し処理をしてあるので、簡単に通せましたね(^^)

続いてオスのギボシ端子を通します。
ここでも折り返しのおかげで、ヒゲになることもなく、ポロっと外れることもなく。

マーベル600-Aで1回目の圧着です。
工具をしっかりと握ってカシメましょう。

続いて2回目の圧着はケーブル被膜部での抜け防止固定です。
こちらもしっかりと握ってカシメましょう。

こんな感じでキレイに圧着できました。
マーベル製の600-Aは仕上がりも良く、なかなかおススメの工具ですね。

続いて最初に通しておいたカバーをスライドさせれば末端処理の完了です。

先ほどと同じようにギボシ端子を差し込むだけでOK

しっかりと固定できました。
このようにケーブル同士を接続する際はギボシ端子を使うことで、ショートや接触不良の防止にもつながります。
ハンダ付けといういう方法もありますが、熱や振動など悪条件の中では早々と接触不良になることも。
自動車内ではスプラインやギボシを基本としておきたいですね。

続いてバックカメラ変換コネクタの配線です。
最近はこのような挟み込み式のPTコネクタ(通称パックン)をよく見かけますが、これも接触不良の元。

潔く切断して、ギボシ化しておきましょう(^^)

バックカメラはRCA端子で接続しますが、このままだと振動等で抜けてしまう事も。

そこでテーピング処理を施しますが、耐熱アセテート粘着テープを使いましょう。

所謂絶縁テープと異なり、布地の基材になります。
手で簡単にちぎれて、長期利用後もべた付かないなど、そのメリットは計り知れません。
もう絶縁テープ生活ともお別れしちゃいましょう。

このようにクルクルと巻いておけばOK。

続いて車両側コネクタにもギボシ処理を施しましょう。
この茶色と青のケーブルは、バック信号とサイドブレーキ信号です。

パチッと切断してメスのギボシ処理。
専用コネクタだったものが汎用性の高いケーブルに生まれ変わりました。

今後、電装品が増えることも考えてこのようなケーブルを作ってみました。
沢山のアースを一気にとることが出来るので、小物を増設する際に便利です☆

NX717の電源ケーブルとNKK-H83Dのケーブルが合体しました。
このように長さを合わせておくことでコンパクトにまとまります。

続いてNX717固有のケーブルを接続していきましょう。
これはハンズフリー通話用のマイクです。

こちらはGPSアンテナです。

ここでナビ取り付け用スペシャルパッケージの本領発揮です。
これはGPSアンテナのコネクタですが、クラリオン製ナビはGT5コネクタ、そしてFIT3もGT5コネクタ。
つまり新たにGPSアンテナを装着することなく、車両に初期搭載されているアンテナがそのまま使えます。

ちなみにFIT3ナビ取り付け用スペシャルパッケージ以外の車両の場合はアンテナ取り付けが必要です。
実はアンテナ取り付けはダッシュボード上である必要はありません。

GPSアンテナに両面テープを貼って、エアコンダクトの上部などにペタリ。
これでも十分実用的な感度で受信可能なんですよ。アンテナの上部に金属部品が無いことだけ確認しておきましょうね。

続いてFIT3ナビ取り付け用スペシャルパッケージの本領発揮、第二弾です。
これは地デジTV用アンテナですが、 クラリオン製ナビはGT13Sコネクタ、そしてFIT3もGT13Sコネクタ。
またも車両に初期搭載されているアンテナがそのまま使えます。
TVアンテナはフィルムタイプのモノを貼り付けるのが手間なのでこれは有難いですね。
社外ナビは4チューナーx4アンテナとなっていますが、純正は2アンテナです。

続いてラジオ用アンテナです。これはNKK-H83D付属の変換ケーブルで接続します。
グレーのコネクタ内にはアンテナ用の同軸端子とブースター用電源の端子がありますね。

難しいことは考えずパチッと差し込むだけでOK。

続いてFIT3ナビ取り付け用スペシャルパッケージの本領発揮、第三弾です。
これはバックカメラ用コネクタですが、市販の変換ケーブルを使うことで社外ナビにも車両に初期搭載されているカメラがそのまま使えます。

パチッと差し込むだけでOK。
バックカメラを後付けした経験のある方はわかると思いますが、本当に大変な作業なんですよね。
これだけで済むのは本当にうれしいです♪

一通り接続が完了しました。
車両側はこの程度のケーブル量で接続できました。非常にコンパクトにまとまっていますね。

NX717側の接続状況です。
地デジTVアンテナは2本しか接続していませんが、特に支障はありません。4個あるコネクタのうち任意の2箇所に差し込んでおけば大丈夫です。

ではFIT3に仮設置して動作を確認してみましょう。
まずはナビの基本GPSから。今回はFIT3ナビ取り付け用スペシャルパッケージの標準アンテナを利用しましたが受信感度は良好です。
アメリカのNAVSTARは当然ながら、日本の準天頂衛星システムQZSS(みちびき)も受信OK。

続いて地デジTVもチェックしてみましょう。
今回はFIT3ナビ取り付け用スペシャルパッケージの標準アンテナを利用したので、2アンテナ仕様ですが全く問題ありませんね。

最後はバックカメラです。
今回はFIT3ナビ取り付け用スペシャルパッケージの標準カメラを利用しましたが動作は良好。
ガイドラインこそ表示されませんが、カメラに頼って車庫入れすることもないので、全く問題ありません(笑)

一通り動作確認が出来たので、NKK-H83D付属の金具をNX717に装着しましょう。

あとは逆の手順で車体に固定すればOKです。

いかがだったでしょうか。
FIT3に限らずHonda車を購入する際は、ナビ取り付け用スペシャルパッケージを選ぶメリットが伝わったのではないでしょうか。特にクラリオン製ナビとの親和性はかなりのモノだと思います。
取り付け時間の短縮だけでなく、簡単に装着できるので初めてのDIYにも良いかもしれませんね。

コメント

  1. silvyhira より:

    NX717とホンダ車の組み合わせ、じっくりと読ませていただきました。
    私もフィット、シャトル、ヴェゼルのいずれかを買った時にこのナビを装着しようとおもっていたので、
    すごく参考になりました。

    • まず分解。 より:

      silvyhiraさん、こんにちは。
      ホンダ車への装着方法が参考になって良かったです(^^)
      分らないことがあれば気軽に質問してくださいね☆

  2. silvyhira より:

    お言葉に甘えて、質問させていただきます。(^^;
    Intelligent Tune Appの導入&設定はしましたでしょうか?
    NX717を導入しようとしている理由のひとつがこの機能なのです。
    ホンダ車であれば、ギャザスナビの音の匠(パナナビに限りますが)の評判が結構いいようなのですが、
    NX717のこの機能を使えば似たような車種にあわせたプリセットが設定できるようで、非常に気になっているんですが、ググってもレポート情報がないのでいったいどんなんだろうと・・・。

    よろしくお願いします。

    • まず分解。 より:

      silvyhiraさん、こんにちは。
      私もIntelligent Tune Appを何度も試していますが、現状では結果はいまいちです。
      おそらくスマホのマイク特性によるものだと思われますが、低音が全くでないようなチューニング結果となります。
      現在、スマホに接続する外部マイクを探しているところなので、それでもう一度試してみたいと思っています。
      またこの辺りもレポートに書きたいなぁと(^^

  3. kasaganai より:

    とても参考になりました。
    私もフィット3のナビ交換に挑戦しようと思っていますが、車いじりの経験はほとんどないため事前に色々調べている段階です。

    このような作業をする場合はバッテリーのマイナス端子を外しておいたほうがよいと聞きましたが実施されましたでしょうか?外した場合はメモリーリセットにより色々不都合が起きてしまうのでメモリーキーパーが必要らしいですがそこまでやるべきなのか判断に迷っています。参考に教えていただければ幸いです。

    • まず分解。 より:

      kasaganaiさん、こんにちは。
      FIT3のカーナビ交換ですが、基本的にはバッテリーのマイナス端子を外しておくことをお勧めします。
      今回のような簡単な作業であれば、バッテリー接続状態でも問題にはならないと思いますが、ハーネス挟み込み等の万一の事故に備えておく事が大切です。

      ちなみに、自身はバッテリーキーパー等を利用したことはありません。
      バッテリーのマイナス端子を外したとしても、基本的には運転席側パワーウィンドウの停止位置学習と、時計設定のみでOKだと思いますよ(^^

  4. kasaganai より:

    ご返信ありがとうございます。勉強になりました。
    ナビ交換と書きましたが、正確にはギャザズの2DINオーディオを同じくギャザズの2DINディスプレイオーディオに交換します。難易度は低いとは思いますが万一に備えて作業しようと思います。
    ちなみに私のFIT3もナビ装着用スペシャルパッケージ車です。でもナビは不要でバックカメラ表示とiPhone連携が目的なのでディスプレイオーディオに交換です(笑)