GPPLTE 4G+ という2017年4月に発売されたばかりの最新SIMロック解除アダプタを試してみました。
結論から言うとソフトバンク回線のiPhone6でDocomo系格安SIMのLTE通信がOKでした!
従来よく使われていたR-SIMシリーズだと3G専用になりましたが、GPPLTE 4G+ならば4GつまりLTE通信が可能なんです!
圏外病に陥ることもなく非常に安定して動作しています。
今回はGPPLTE 4G+を紹介したいと思います。
ビニールパッケージからカードを取り出してみました。
GPPLET 4G+と書かれおり、「www.gpplte.com」と「www.china3gpp.com」のアドレスが記載されています。
カードにはSIMロック解除アダプタ「GPPLTE 4G+」がパッキンされています。
これはR-SIM10を利用しているSBM向けiPhone6の画面です。
R-SIM10は3G固定しないと電波を見失う仕様なので、画面上部には「docomo 3G」の文字。
設定画面を開いてみます。
キャリアは「NTT DOCOMO」となっており、「インターネット共有」の項目は見当たりません。
一般設定を開いて詳細を見てみましょう。
R-SIM10はキャリアは「ソフトバンク 28.3」となった状態で、ネットワークのみ「NTT DOCOMO」になる仕様です。
続いて今回購入したGPPLTE 4G+を開封します。
SIMロック解除アダプタはシールで密封されているので、シールをはがして取り出しましょう。
取り出したGPPLTE 4G+ SIMロック解除アダプタ。
左側は比較用のR-SIM10です。
見た目はほとんど同じようなものですね。
続いて表面です。
特徴的なのはGPPLTE 4G+の方がチップのサイズが大きいです。
高機能の証でしょうか。なかなか気になるところ(^^
チップ表面をよく見るべく、露出を調整して再撮影。
なんとGPPLTE 4G+のチップ表面には矢印の模様が入っています。
機能上必要という訳ではありませんが、おしゃれな演出です(^^
ではSIMロック解除アダプタをiPhoneに装着していきましょう。
GPPLTE 4G+に限らず、SIMロック解除アダプタは非常に精密なもの。極力端子部分に触れないようにして取り扱いましょう。
私は基本的にESD対策品のピンセットを利用するようにしています。
まずはiPhone6のSIMトレイにGPPLTE 4G+を装着しました。
が、やはりSIMロック解除アダプタの厚み分だけ浮いています。
このまま装着すると二度とiPhoneから取り出せなくなる恐れがあるので、少し対策をしておきましょう。
カプトンテープを適量切り出します。
このようにSIMトレイとSIMカードを押さえつけるように貼り付けることで、取り出し不能になるリスクを回避できます。
裏面から見ると、Newの文字とGPPLTEロゴが見えています。
SIMトレイを差し込むと、「アクティベーションが必要です」のメッセージ。
まずは指示に従い、iPhoneのアクティベート作業を行います。
「iPhoneのアクティベートには数分かかることがあります。」と出ていますので、操作せず気長に待ちましょう。
なお、アクティベーションには端末と紐づけられているApple IDが必要になります。
登録しているメールアドレスとパスワードを入力しましょう。
無事にアクティベーションが完了し、iPhoneのメニュー画面が表示されました。
本来必要ありませんが、念のためシャットダウンして再起動してみます。
再起動が完了したらアクティベーションに利用したWi-Fiを一旦オフにしましょう。
Wi-Fiをオフにすると、画面上部の表示が「docomo 3G」になりました。
では設定画面の「モバイルデータ通信」を開きましょう。
先ほどまで利用していたR-SIM10用に「4Gをオンにする」をオフにした状態ですので、これをオンに変えます。
今回はデータ専用SIMを装着したので、「データ通信のみ」を選択しました。
ちなみに私のテストでは「音声通話とデータ」を選んでも問題なく利用できています。
すると画面上部の表示が「docomo 4G」になりました。
大成功です。
さらにGPPLTE 4G+の凄いところは画面下部の項目。
先ほどまでは「ソフトバンク 28.3」と表示されていましたが、「ドコモ 28.3」に変わりました!
圏外病が発生しないか不安なので、再起動を数十回くりかえしましたが全く問題なし。
そして設定メニューを開くと、、、なんとR-SIM10ではマスクされていた「インターネット共有」が利用可能になっています。
「インターネット共有」の画面を開くとWi-FiやBluetoothによるテザリングが利用可能に。
これは思わぬ副作用といったところですが、通信もばっちりOKでした☆
このように完全にdocomo端末の動きになってしまう、GPPLTE 4G+
2017年4月、現時点では間違いなく最強のSIMロック解除アダプタでしょう。
ちなみに、GPPLTE 4G+を取り外してもキャリア情報は「ドコモ 28.3」のまま!?
半信半疑で購入した最新型のSIMロック解除アダプタですが、非常に高性能で動作も安定しています。
格安で中古市場に出回っているソフトバンクモバイル端末をdocomo系MVNOで格安運用するのには最高の一枚ですね。
今までかなりの種類のSIMロック解除アダプタを試してきましたが、これは完成系だと思います。
皆様もぜひお試しを☆
コメント
初めまして。
最後の外しても、キャリアがドコモということは、
その後は格安simだけで運用可能なのでしょうか?
hiroさん、こんにちは。
キャリア表示がドコモになった状態でSIMのみ装着して実験してみました!
結果はNGでした(笑)
やはりそう簡単にいくものではなさそうですね。GPPLTE 4G+を装着している限りはまったく問題なく使えていますよ♪
突然失礼しますm(__)m
こちらの商品を購入後、アクティベートまで問題なく行えたのですが、電波をキャッチせず圏外表記のままになってしまいます。
APNの再設定や機内モードなど試しましたが状況変わらずです。
何か対策などお心当たりありませんでしょうか?
iphone6 10.3.1 au端末
sim line mobile docomo
先ほどのものですが自己解決いたしましたm(_ _)m
回答ありがとうございました。
返事が遅くなりました。
結局、購入し、そのまま使用しています。R-SIM 10+と比較すると、不具合なく快適に使用出来ています。
ありがとうございました!
[…] GPPLTE 4G+ 2017年4月発売の最新SIMロック解除アダプタを試す。(まず分解。さん) […]