以前、当ブログで「2015年でもWindowsXpをアップデートする方法」という記事を掲載しましたが、アップデート出来ないという問い合わせが多いので、WindowsUpdate エラー対策をまとめてみました。
「2015年でもWindowsXpをアップデートする方法」の記事に従い作業したうえで、どうしてもダメな場合は以下の手順を試してみてくださいね。
なお、ここに記載している方法はWindowsUpdate全般のトラブルを解消するための技になります。
WindowsXp以外にもWindows7でも適用可能となっていますので、お困りの方はぜひチャレンジしてみてくださいね。
まずは見慣れたWindowsXpの画面。
スタートをクリックして、ファイル名を指定して実行をクリックします。
するとウィンドウが開くので、cmd と入力してOKをクリックします。
すると、黒い画面でコマンド入力の画面が開きますので、以下の順番に呪文を入力してエンターを押してください。
net stop wuauserv と入力し、エンターを押すと以下のメッセージが表示されます。
自動更新サービスを停止中です。
自動更新サービスは正常に停止されました。
net stop bits と入力し、エンターを押すと以下のメッセージが表示されます。
Background Intelligent Transfer Service サービスを停止中です。
Background Intelligent Transfer Service サービスは正常に停止されました。
net start bits と入力し、エンターを押すと以下のメッセージが表示されます。
Background Intelligent Transfer Service サービスを開始します。
Background Intelligent Transfer Service サービスは正常に開始されました。
net stop cryptsvc と入力し、エンターを押すと以下のメッセージが表示されます。
Cryptographic Services サービスを停止中です。
Cryptographic Services サービスは正常に停止されました。
net start cryptsvc と入力し、エンターを押すと以下のメッセージが表示されます。
Cryptographic Services サービスを開始します。
Cryptographic Services サービスは正常に開始されました。
net stop bits と入力し、エンターを押すと以下のメッセージが表示されます。
Background Intelligent Transfer Service サービスを停止中です。
Background Intelligent Transfer Service サービスは正常に停止されました。
net start bits と入力し、エンターを押すと以下のメッセージが表示されます。
Background Intelligent Transfer Service サービスを開始します。
Background Intelligent Transfer Service サービスは正常に開始されました。
net start wuauserv と入力し、エンターを押すと以下のメッセージが表示されます。
自動更新 サービスを開始します。
自動更新 サービスは正常に開始されました。
wuauclt.exe /resetauthorization /detectnow と入力し、エンターを押すと完了です。
exit と入力し、エンターを押すとコマンド画面が終了します。
たくさんの入力お疲れさまでした。
この状態で「Ctrl」+「Alt」+「Delete」を同時に押して、Windowsタスクマネージャを起動します。
操作が成功すると、数分後にCPU使用率が増加します。
この状態で放置しておくと、画面右下のタスクバーに黄色いWindowsUpdateアイコンが表示されました。
黄色いWindowsUpdateアイコンをクリックすると、自動更新の画面が開きインストールの内容が表示されました。
念のために、「カスタム インストール(詳細)」を選択して中身を確認してみました。
内容を確認したら「インストール」をクリックすればOKです。
いくつかのインストールに失敗することもありますが、再起動して再びWindowsUpdateアイコンをクリックして再開しましょう。
いかがだったでしょうか?
この技はWindows7にも適用可能ですので、どうしてもWindowsUpdateがうまくいかない場合は是非試してくださいね。
今回のコマンドは大量に入力する必要がありますので、面倒な方のためにバッチファイルを用意しました(^^
「WindowsUpdateFIX.zip」←ダウロードリンク①
「WindowsUpdateFIX.rar」←ダウロードリンク②
上記ファイルをダウンロードして解凍すると、WindowsUpdateFIX.bat というファイルが出てきます。
それをダブルクリックすると、先ほどのコマンドを自動実行してくれます。
コメント
お陰様で、自宅のプライベート用パソコンが数年ぶりに稼働しました!
貴重な情報を有難うございます。
大変助かりました!
鈴木さん、こんにちは。
まだまだ使えるパソコンが復活して良かったです♪
ハードウェアは健全でもソフト的に使えなくされている感がありますよね。
知識武装で解決しちゃいましょう!(^^
できません!助けて下さい!アップデートボタン出て来ません
まっつんさん、こんにちは。
Windowsのバージョンは何をご利用でしょうか?
またブログに記載している最後の操作まで完了しているでしょうか?
パソコンのスペックやWindowsのアップデート状況により、
ブログ中に「CPU使用率が増加」と書いている状況から数時間以上かかることもあります。
私の環境ですが、Windows7/Core i5/Mem 2GBというマシンで一晩放置してようやくアップデートアイコンが出た例もありますので。。
xpです。2002年のものです
あと普通のやり方でもアップデートボタンが出てきません
まっつんさん、こんにちは。
WindowsXPという事ですが、サービスパックは何が適用されていますか?
よく分からないようであれば、以下のサイトで「KB936929」と入力して検索して、まずはSP3のダウンロードとインストールをやってみてくださいね♪
http://www.catalog.update.microsoft.com/Home.aspx
cmdで文字を入力したときに
間違えて入力してしまいました。
そのままenterキーを押してしまい
インターネットに接続できません。
もとに戻す方法はありますか?
伊藤さん、こんにちは。
基本的にはサービスの終了、起動などを制御するコマンドですので、
パソコンを再起動していただければ、元の状態にもどります。
再起動後にもう一度試してみてくださいね。
はじめまして、こんにちは
今こちらの方法を試させていただいている最中なのですが、タスクマネージャーが17個も表示されてしまったのですが、このまま黄色いアイコンが表示されるまで数時間でも一晩でも放置すれば完了するのでしょうか?
なかさん、こんにちは。
アップデートですが、PC本体のメモリ容量等により非常に時間がかかる場合があります。
数百台のPCをメンテしたりしていますが、Windows7の全アップデート適用であれば、丸一日かかったこともあります。
最低2GB以上のメモリを搭載していないと更に時間がかかるかもしれません。
二度目ですみません。
再起動したところ、インターネットには接続していますが接続しなおしてください。と表示されます。なかさんの質問でもあったように放置すれば大丈夫なのでしょうか?
net start bits と入力し、エンターを押すと、
「Background Intelligent Transfer Service サービスは開始されれていません。」となり、
「Background Intelligent Transfer Service サービスを開始します。」となりません。( ;∀;)
これから先に進めません、どうしたらいいでしょうか。