段ボール熊本城を買ってみました。熊本地震は2016年4月14日に発生しましたが、間もなく1年半が経過しようとしています。
地震当時はボランティア活動や義援金活動などが頻繁に報道されていましたが、そのような思いを風化させないためにもこのタイミングで段ボール熊本城を紹介させていただきます。
詳細は熊本城組み立て募金のサイトを見てくださいね!
今回購入した段ボール熊本城。売上金は全額熊本城復活のために寄付されるそうです!
桜と熊本城のイラストが美しいパッケージですね。
裏面の説明を見てみましょう。
段ボール熊本城は、ベース部分のサイズが8×8cmと非常にコンパクト。
ここに段ボール製のパーツを差し込むだけで完成するお手軽なペーパーモデルです。
対象年齢は15歳以上となっており、すこし難易度が高めの設定になっているようです。
そしてもちろん日本製です。MADE IN JAPANと書かれています。
製造はサクラパックス株式会社です。
パッケージから内容物を取り出してみました。
4色の段ボール部品と共にマニュアルなどが同梱されていました。
段ボール熊本城ですが、正式名称は「カードボードキャッスル熊本城」です。
復興に向けたメッセージなどが書いてありますので、組み立て前に熟読しておきましょう。
段ボール熊本城の組み立てマニュアルです。
基本的にはベース部分から順にパーツを差し込んで組み立てていく方式のようです。
組み立てに際しては接着剤やテープの類は不要との事。さすが高品質、高精度を誇るMADE IN JAPANですね。
段ボール熊本城を構成するパーツを取り出してみました。
思ったよりもコンパクトに感じたのが第一印象です。
段ボールというと製品の梱包などに使われているものというイメージが強いですが、この段ボール熊本城に使われているものはグレードが違いますね。
この通り、非常に高精度にレーザーカットされたパーツばかり。
十字になっている部分が差し込みのメス側になる箇所です。
またカットライン以外の模様などもレーザーカットで再現。
スケールと比較するとわかりますが、とても細かい部分までレーザー加工されています。
さらに段ボール熊本城のパーツを拡大してみましょう。
この通り、もはや子供のおもちゃというよりは、大人が楽しむ工作のようなイメージですね。
では早速ですが、段ボール熊本城の組み立てに入りましょう。
まずはベース部分を構成する緑色の段ボールを切り出してみました。
段ボールの断面を見てみると、こんなに精密で目が細かいです。
一般的な梱包用グレードとは一線を画すモノですね。
段ボール熊本城の組み立ての基本はこのような溝を差し込む。というやり方になります。
このように溝どおしを重ねて差し込みます。
段ボールのカット精度が非常に高く、しっかりとした差し込み感があります。
グサッと刺さりました。
もう抜けるような感覚もなく、適切な強度で接合されています。
反対面を見ると、丸く加工されたカットラインになっています。
これは先ほどの十字にカットされた穴に差し込むモノです。
マニュアルに従って、段ボール熊本城のベース部分を完成させました。
続いてグレーのパーツを差し込んでいきます。
この段階ですでにしっかりとした強度感があります。ガッチリといった言葉が適切でしょうか。
さらに上層階にすすんでいきましょう。
段ボール熊本城の2階部分!?にまで到達しました。
ここから難易度がアップします。
今までは壁と床の部品ばかりでしたが、ついに屋根と思われる部品の実装が始まりました。
屋根部品の連続です。
段ボール熊本城の一番難しい箇所かもしれませんね(^^;
屋根の上に床部品を装着すると、屋根部品がガッチリ固定されるので一安心です(^^
段ボール熊本城の天守閣最上階付近です。
この通り、非常に細かい差し込みがありますが、各パーツの精度も高く全く干渉等はありません。
少し横から見てみましょう。
段ボールの目が一定方向になると見た目も美しくなるので、指定がない場所でも方向を合わせておきたいところ。
ちなみに、この個所はマニュアル上ではこのように表現されています。
番号をしっかり確認しながら進めていきましょう。
片方の天井が完成しました。
続いてもう片方にも着手しましょう。
すべて完成しました。
段ボール熊本城です。
最後に芝生の部分に熊本応援メッセージや人のパーツを配置しましょう。
ここのレイアウトは特に指定はありません。皆さんのオリジナリティを表現できるところ。
見栄えだったり、独自のストーリー感だったり、そういったものをイメージしながら組み立てましょう。
まず分解。ではこのような配置で並べてみました。
親子だったり、兄弟だったり、イメージしながら組み立てると楽しさ倍増ですね!
段ボール熊本城の正面配置です。
正方形パーツに関しては正面側に折り目をもってきました。
側面から見た写真です。
床部分はまっすぐの線ばかりが見えるようになっています。
様々な角度から。
細かなディティールもばっちりですよね。
段ボール熊本城を後ろから。
段ボール熊本城、築城完了です☆
残ったパーツも非常に高精度に切り抜かれたモノなので捨てるのが惜しいですよね。
使い道はありませんが、ちゃんと保存しています(^^
プラモデルであればクリア塗装などで仕上げるのが普通ですよね。
という訳で、段ボール熊本城にもトップコート処理をやってみることに。
段ボール熊本城ということもあり、段ボール感は残したい!
という訳で、Mr.プレミアムトップコートのつや消しタイプを選びました。
トップコート処理後の段ボール熊本城。
表面の雰囲気も変わらず、ばっちり保護してくれています。
近くで見ても違和感はありませんね。
接合部に対しては多めにトップコートを吹いたので、パーツ外れに対しても強くなっています。
段ボール熊本城は楽しく組み立てしながら募金活動にも繋がる素晴らしいプロジェクトだと思います。
このような作品をSNS等で広めることで、熊本地震を風化させない、そのような観点から協力できればと思っています。
コメント