広告が表示されます

YAMAZEN扇風機のDCモーターは日本電産製だった!

レビュー

暑い夏に備えて省電力のDCモーター扇風機を買ってみました。今回は高さの有るモデルとしてYAMAZENのYHR-CKD351を選びましたが、なんと核心部のモーターは日本電産製でした(^^)
お求めやすい価格に超一流メーカーのモーターを搭載しており、お買い得品といえるのではないでしょうか。
早速内部構造をチェックしてみましょう。

スポンサーリンク

YAMAZEN扇風機 YHR-CKD351をチェック

今回購入したYAMAZENYHR-CKD351です。
売りはDCモーター搭載、7枚羽で風量1.5倍といったところ。
今回はリビングに設置するのでこのサイズ感がぴったりなので選定してみました。

スポンサーリンク

YHR-CKD351を開封してみる

早速パッケージを開封してみました。
最初に出てきたのは扇風機のベース部分です。

このベース部分は基本的にプラスチック部品のみで構成されており、電気系のパーツは一切ありません。

続いて扇風機の顔ともいえる羽根部分です。

カバーの中央部にはヘアライン仕上げの化粧パネルが装備されています。

裏から見るとABS樹脂製でした。

ではYHR-CKD351自慢の7枚羽根を見てみましょう。

7枚羽根の直径は仕様通り35cmとなっています。
真円度も高く回転バランスはよさそうな感じでした。

中央部の羽根はコアンダ効果を狙ったものでしょうか。
最近の扇風機のトレンドになっている形状ですね。
各社様々な工夫がされている箇所になりますが、YHR-CKD351では中央部にホールを設けた羽根となっていました。

羽根部分を横から見てみました。きれいなカーブを描いており、静音性もかなり期待できそうです。

ちなみにベース部分は羽根より一回り大きいサイズなので、設置時の安定性は十分です。

ではいよいよYHR-CKD351本体を見てみましょう。

YHR-CKD351の首振りは昔ながらのつまみを上げ下げするタイプ。
リモコンでON・OFFできる製品ではありませんが、特にリモコン操作の必要性を感じないので☆

ちなみに設計上の標準使用期間は6年間となっています。
6年で償却するとして年間コストは1500円程度ですね。

YHR-CKD351本体のシャフト部分です。
銘版には製造年とサポート連絡先も記載されています。
また消費電力は21wとなっており、旧来のACモータータイプと比較して電気代は半分で済みそうですね。

スポンサーリンク

YHR-CKD351のモーター部を分解

YHR-CKD351本体のモーターヘッド部分です。
DCモーター搭載ですが、ヘッド部が極端に薄いことも無くコンベショナルな形状です。

YHR-CKD351本体のモーターシャフト部分です。グリスがしっかりと付されておりネジ部分の精度も必要にして十分確保されています。
羽根を固定するナット側も金属製なので信頼性も高そうですね(^^
安物の扇風機だとすぐにクラックが入る樹脂だったりしますが、そんな心配も無用です。

スポンサーリンク

では早速分解してみましょう。
まずはYHR-CKD351本体のモーターヘッド部後方にある穴にドライバーをいれてビスを外します。

パカッと外れました。
グレーの樹脂部品は首振り駆動用のギアユニットとクラッチユニットですね。
無駄にモーターの数が増えることは信頼性低下に直結しますので、長年使われてきた方式が一番ですね。

続いてYHR-CKD351本体モーターヘッド部の前カバーを外してみましょう。
4本のビスで固定されているだけなので、取り外しは簡単です。

YHR-CKD351のモーターが見えました。
なんと驚いたのはベアリングが打ち込んであること。
普通はメタルなどを使っているイメージでしたが、ボールベアリングが使われていることに驚きました。

搭載されるベアリングは608Zタイプ。

ちなみにメーカーは超一流のNSK(日本精工株式会社)です!
それほど高い扇風機ではありませんが、永く使えそうな設計が嬉しいです。
まず分解。的にはベアリング交換を楽しんだり、そんな事も考えてしまいますね(笑)

では続いてYHR-CKD351の心臓部ともいえるモーターをチェックしてみましょう。
DCモーター搭載なので、従来のACモーターとは違い基板や回転センサーで構成されています。

そしてモーターをよく見ると見慣れたロゴマークが!
Nidec(日本電産株式会社)のモーターです☆
型式は48F704でDC24V駆動のPWM制御モーターで、最大回転数は4800rpmとなっています。

つづいてYHR-CKD351のベース部分を見てみましょう。

裏側に穴が開いているのでプラスドライバーでビスを外していきましょう。

パカッと開きました。
中身はシンプルでスイッチング電源と制御基板で構成されています。

スイッチング電源はこのようにシールドされてツメでベース部分に固定されています。

制御基板は操作スイッチもあることから5本のビスでしっかりと固定されていますね。
ちなみに片面基板となっており、単純にPWM出力の制御だけやっている感じです。
電源は一度制御基板に入っているものの、ヒューズを介してモーターに直結です。

制御はPICマイコンでしょうか??
型式等は読み取れませんでしたが、ワンチップでリモコン受信からPWM制御までやっているようです。

制御基板表面はLEDやスイッチ、ブザー類があるのみで非常にシンプルな構成でした。

スポンサーリンク

YHR-CKD351を分解してみたまとめ

いかがだったでしょうか。
今回はリビング用にデザインとサイズ感、そしてDCモーター搭載という観点からYAMAZENYHR-CKD351を購入してみました。
結果、中身は超一流メーカーのパーツで構成され、値段はお求めやすいという製品になっていました。

購入から1週間たちますが、音も静かで非常に快適です☆

コメント