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TAMRON SP15-30mm F/2.8 Di VC USD G2 Model A041を買ってみた

レビュー

最近はコロナウィルスによる自粛影響で出かける機会もなくなりましたが、広角レンズを必要とする機会がありましたので、タムロン製の15-30mm F/2.8のレンズを購入してみました。
広角レンズがないと収まりきらない被写体を撮影する機会があり、今回はとりあえず買ってみようと軽い気持ちからです。

メインのカメラはNikon D850ですが、所有レンズの大半はタムロン製という状況です。
そんなこともあり、今回の広角レンズもタムロン製をチョイスしてみました。

タムロン製の広角レンズは主に以下の2種類から選択することが可能です。
・SP15-30mm F/2.8 Di VC USD G2(Model A041)
・17-35mm F/2.8-4 Di OSD(Model A037)
いずれもフルサイズ(ニコンFXフォーマット)に対応したものですが、価格面では2倍近い開きがあります。

今回は価格面の差も考慮しつつ悩んだ結果、SP15-30mm F/2.8 Di VC USD G2(Model A041)を選んでみました。


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SP15-30mm F/2.8 Di VC USD G2 Model A041のパッケージをチェック!

外箱はG2世代共通デザインのパッケージです。

パッケージ側面にはレンズの外観写真があり、Nikon用レンズのため、FOR NIKON表記があります。

パッケージ横面にはレンズ面の写真が入っています。

パッケージにはレンズの特徴が記載されています。
Model A037との差別化ポイントとしては、eBANDコーティング、手振れ補正など。
レンズ購入の際にModel A037と悩みましたが、2倍程度の差であれば良い方を買っておこうと判断しました。
ちなみにModel A037とはレンズ構成が大きく異なるので、手振れ補正の有無などで判断するのではなく、全く別物と考えた方が良いでしょう。

パッケージ反対横面には以下の記載がありました。
JAN/EAN CODE   4960371006581
UPC CODE    25211041023
Made in Japan

パッケージにはCA Prop 65 WARNINGというラベルが貼り付けされていました。
https://www.tamron-usa.com/CAProp65/
使用されている化学物質に関する情報のようですが、日本で使う分には気にする必要はなさそうです。

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開封してみた!

急ぎ撮影の機会があったので、購入後すぐにパッケージを開封してみました。
パッケージは段ボール製で発泡スチロールなどの処分に困る素材は使われていません。

パッケージ内の段ボールフタを取り外してみました。
マニュアル、品質保証書、タムロンレンズライフメンバーズ登録用紙が入っていました。
タムロンレンズライフメンバーズに登録すると修理費用が1割引きになるなど、特典も多いので忘れず登録するようにしましょう。

その他にはレンズ本体と、レンズポーチが入っていました。
内容物としてはこの程度でカメラ用レンズとしては一般的な構成でしょう。

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TAMRON 24-70 F/2.8 G2レンズと外観を比較してみた。

普段、Nikon D850には常用レンズとして、SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2(Model A032)を装着しています。
今回はそのレンズと外観などを比較してみました。
ちなみにレンズ重量は24-70mm F/2.8が900g、15-30mm F/2.8が1100gと200gの重量差があります。
持ち比べてみるとずっしりとした重量感を感じますが、レンズ自体が太く持ちやすいため、それほど苦にはなりませんでした。

カタログ値では全長が違いますが、レンズフード装着状態で比較すれば全長に関しては変わりありません。
デザインもG2世代の統一感があり好印象です。

付属のレンズキャップに関しては前玉の形状から、一般的なスプリング式ではなく、被せ式となっています。

レンズキャップの外形は内径96mm/外形103mmとなかなか大型です。

レンズキャップを取り外してみました。
今回のレンズは前玉に深い曲率のレンズが採用されており、フィルター装着等はできない構造です。
しかし画質を優先すればフィルターなど装着しないのが一番です☆

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レンズ外観の細部をチェック!

レンズ自体は直径も大きく大迫力の外観です。

レンズキャップ内面にはモルト材が貼り付けされており、レンズフードに傷がつく心配はありません。
また適度な摩擦感でレンズキャップが不用意に外れる事もなくしっかりとホールドしてくれます。

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モルト材は丁寧に貼り付けされており、ストンと子気味良い着脱感を演出してくれます。
高級感もあり、なかなか良いです。

このレンズには手振れ補正が装備されているので、VC ON/VC OFFのスイッチがありました。
他にはAF/MFのスイッチがありましたが、VC MODEのスイッチはありません。

レンズ本体にはMADE IN JAPANの印字がありました。
最近はデザインだけ日本という製品も増えていますが、タムロンはまだまだ国内生産を頑張っている貴重なメーカーですね。

リアのレンズキャップです。
付属品はタムロン製ですが、ニコン純正も装着可能です。

なお電磁絞り対応のレンズとなっているので、メカニカル絞り機構はありません。
いつの間にかニコンも電磁絞りが一般的となりましたね。

電磁絞りレンズということで8ピン仕様の接点となっています。

レンズマウント部には簡易防滴機構を実現するためのゴムリングが仕込まれています。
このレンズ自体は鏡筒が伸縮しないので簡易防滴とはいえ安心感がありますね。

ちなみに前玉はこのように大きく迫り出しているので、不用意にぶつけたりしないように注意が必要です。

まずズーム位置を15mmのワイド端としてみました。

この状況だと、レンズの前玉が一番迫り出した状態となります。

続いてズーム位置を30mmのテレ端としてみました。

30mmであれば前玉がかなり奥の方まで入り込みます。
この状態であればフィルターなしでもレンズをぶつけることはないでしょう。

普段、レンズキャップなしで持ち歩く際には30mmテレ端としておくだけでも、レンズへの接触や指紋付着などを大幅に削減できますので、意識的に30mm側にするように意識付けすると良さそうです。

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D850に装着してみた。

今回はNikon D850 + Nikon MB-D18 + EN-EL18bという組み合わせでレンズを装着してみました。
直径自体は大型のレンズとなりますが、カメラ本体とのバランスも悪くありませんね。
レンズの重量などを考慮すると、バッテリーグリップ装着状態の方がバランスよく感じました。

レンズキャップを外してみました。
前玉もフードも大きく、外観はなかなかの迫力です。

私の運用はD850にMB-D18バッテリーグリップを常時接続した状態としていますので、このサイズのレンズで見た目のバランスが取れたように感じます。

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持ち出して使ってみた感想

今回は急遽広角での撮影が必要ということであまり考えずに購入しました。
しかし、このレンズで撮影した写真はヌケが良く、非常にクリア感があり驚いています。
また30mmのテレ端で撮影すれば歪みもなく、通常の撮影もバッチリこなす万能レンズだと感じました。

普段のスナップ撮影にも使えて、ヌケが良いという点だけでも購入して良かったと実感!

特に出かけた際は、食事などを撮影する機会では広角側が思いのほか活躍し、30mmのテレ端も風景撮影などには面白い画角です。日常のスナップ撮影に気軽に持ち出して使える存在となっています。
購入後に数回使用しただけですが、既に常用レンズとしてD850に常時装着したままの状態となっています☆
試しに購入するには高額な部類に入るかもしれませんが、用途の広さや画質には大満足の結果となりました。


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