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  • 格安ノートPC Stl-14HP012-C-CDMMにメモリとHDDを増設してみた。

    最近話題の格安ノートPC Stl-14HP012-C-CDMM を買ってきました。
    標準状態ではeMMC32GBとDDR3-4GBというスペックなので、増設用のパーツも併せて購入してみました。
    今回はStl-14HP012-C-CDMMに、500GBのHDDと4GBのメモリを増設する方法を紹介したいと思います。

    パソコン工房の店頭で購入したStl-14HP012-C-CDMM。

    外箱には簡単なスペックが記載されています。
    型式:Stl-14HP012-C-CDMM
    OS:Windows 10 Home 64Bit
    CPU:インテルCeleron N3450 (4Core/1.1Ghz/2MB Cache)
    メモリ:DDR3L-SO-DIMM 4GB (4GB*1)
    ストレージ:32GB eMMC
    液晶:14Inch 1366*768 光沢液晶

    箱から取り出してみました。
    付属品はバッテリーやACアダプタのほかに、マニュアル類やリカバリーCDなど。
    さらには金属ブラケットやビス類も付属していました。

    付属のACアダプタを見てみましょう。
    型式はA12-040N2Aとなっており、株式会社ユニットコムでPSE認証されています。
    出力は19V 2.1Aで40W仕様です。

    このアダプタ、実はすごくコンパクトなんです。
    全長は約90mmしかありません。

    そして幅は40mm以下。

    厚みに至っては26mmといったところ。
    このサイズであれば持ち運びには困りませんね。

    こちらは付属品の一部、金属ブラケットとビス類です。
    用途については後ほど紹介したいと思います。

    続いてStl-14HP012-C-CDMM本体です。
    天板にはブランド名の「STYLE」マークがあります。
    実はこれ、印刷じゃなくて立体シールのようなものですが、質感は悪くないと思います♪


    Stl-14HP012-C-CDMMを開いてみました。

    キーボードは最近主流となっているスタイリッシュなデザインのセパレートタイプキーボード。

    キー幅やキーピッチも十分確保されており、文書入力も快適な感じです。

    液晶パネルは14インチ 1366*768の光沢タイプを採用。
    ベゼル下部には本体天板同様に、「STYLE」のロゴが貼られています。

    続いて本体裏面です。
    裏面はバッテリーと、冷却ファンやスリットがある程度のシンプルなもの。

    液晶上部にはHDウェブカメラも装備されており、LINEやSkype for Businessなどによるビデオチャットにも活用できそうですね☆

    左側面のインターフェイスを見てみましょう。
    奥からACジャック、HDMIコネクタ、USB3.0、USB3.0(Type-C)、マイク、ヘッドホンが装備されています。
    格安ノートPCでUSB3.0(Type-C)が装備されているのは非常にポイントが高いですね。

    つづいて右側面です。
    1000Mbps LANポート、RGB、SDXC対応スロット、USB2.0となっています。
    インターフェイスはそこそこ充実しており、一般的な利用には全く問題ありませんね。

    続いて、メモリとストレージの増設作業に移りましょう。
    今回はCFD社の永久保証メモリ4GB、HGST社の500GBHDDを用意しました。


    増設作業には分解作業が必要となります。
    作業の基本ですが、ACアダプタとバッテリーを外して電源を完全にカットしておきましょう。
    慣れた方だと、横着してそのままやってしまう事もありますが、ビスやドライバーでショートさせると一発でおしまいです。必ず守りたいポイントですね。

    取り外したバッテリーを見てみましょう。
    型式はN24JS-42F2で公称11.1V 24Whとなっています。

    ついでにノートパソコン本体裏の天板を見てみましょう。
    モデル名はStl-14HP012-C-CDMMではなく、N240PUと書かれています。
    電圧・電流に関してはACアダプタと全く同じ記載ですね。

    今回購入したメモリです。
    JEDEC準拠のPCL-12800(DDR3L-1600) 4GB 1.35V SO-DIMMとなります。
    型式はD3N1600PS-L4Gです。
    永久保証なので安心して使えるのが良いですね。

    メモリ自体のラベルにはDDR3 PC3-12800 CL11 4GBと記載されています。

    続いてHDDです。
    こちらはHGST製のTravelstar 500GB 7mm厚 SATA 6Gb/sです。
    保証期間は3年とたっぷり♪

    では増設作業に移りましょう。
    忘れがちなモノから作業するということで、SDカードスロットのダミーカードを外しましょう。
    これを忘れると基板を壊してしまう恐れがあるので注意しましょう。

    続いて精密ドライバーで本体裏面のビスをすべて外します。

    ビスは1種類だけなので、混ざってしまう事もありません。どんどん外していきましょう。
    取り外したビスをよく見てみると、青いモノが塗布されています。
    これはビスのゆるみを防止するネジロック材です。格安PCでもシッカリと作られている印象ですね。

    ネジがすべて外れたことを確認したら、本体右側のパームレストあたりを狙ってカバーを開きましょう。
    ここははめ込みとなっていますので、このような樹脂工具があると安心ですね。
    すぐ近くに基板がありますので、金属製のドライバーなど硬いものを使うのは厳禁です。

    少し開きました。
    続いて反対側も同様に開きましょう。
    作業中にスピーカーが裏蓋に張り付いている場合は手で外しましょう。
    両面テープ等はありませんので簡単に外れると思います。

    こんな感じで開きました。

    格安PCですが、裏蓋にはメタル蒸着シールドが施されておりEMI対策もばっちり。
    刻印されたコードを見ると、「TEIJIN」の文字。こんなものも作っていたんですね。

    続いて本体側をみてみましょう。
    基板の占める割合は全体の60%ほど。冷却ファンや外部インターフェースなど、一般的なノートパソコンと大差ない感じです。

    本体手前部分には大きな空きスペースがあります。
    SATA規格に準拠したコネクタが装備されており、2.5インチの7mm HDDや7mm SSDが収ります。
    先ほど付属品の中で紹介した金属ブラケットやビス類はここに増設するときに使うものです。

    続いて本体中央部のメモリスロット。
    DDR3L SO-DIMM規格に準拠したメモリの増設が可能です。

    そしてこれは想定外でしたが、何と本体にはmSATAのコネクタまで装備されていました。

    mSATAとはこのようなコネクタで、SSD等のストレージが装着可能です。

    続いて標準搭載のワイヤレス系カードを見てみましょう。
    インテル製の3168NGWが装備されていました。
    802.11acデュアルバンドに対応しており、433Mbpsでの高速通信が可能です。
    またBluetooth4.2にも対応しているのでマウス等の利用も可能ですね。

    続いてメモリです。
    上が標準搭載のもの、下が今回購入したCFD社のものです。
    スペック上は4GB DDR3L 1600 CL11ということでどちらも同様のものと考えて問題ないでしょう。

    標準搭載のメモリチップです。
    型式はTeam Elite T3D5128HT-16です。
    仕様はDDR3L 1600MHz PC3-12800 CL11-11-11-28 1.35Vのチップです。

    続いて追加購入したCFD製のメモリチップです。
    型式はPanram DDR3-512M8-16です。
    仕様はDDR3L 1600MHz PC3-12800 CL11-11-11-28 1.35Vと全く同じもの。

    分解ついでに他のパーツも見てみましょう。
    こちらはステレオスピーカーは、TRANEAT ELECTRONICS社のスピーカーを採用。
    型式は6-23-5N250-0L2となっており、Clevo社のノートパソコンでも見かけたことがある型番です。

    mSATAスロット部です。
    ビス穴は3か所用意されており様々なサイズのmSATAモジュールが搭載可能となっています。

    続いて冷却ファンです。
    このファンにはヒートシンクがなく、内部の空気循環だけを目的に装備されているようです。
    左隣の金属プレートがCPUの放熱板として働く構造ですね。低消費電力CPUならではの設計です。

    ファンを取り外してみました。
    FCN社のDFS531005FL0Tです。5V 0.5Aのスペックです。

    基板上のコンデンサは麺実装タイプの個体コンデンサが使われています。
    ちょっとメーカーはわかりませんでした。。。

    こちらはOS-CONのようですね。安心感のある色です。

    USB3.0コネクタですが、よく見るともう一つコネクタが増設できそうな感じに見えます。。。

    基板を外してみました。
    裏面はコネクタとチップコンを増設すれば使えそうな感じがします。
    腕に自信のある方は試してみる価値アリ!ですね☆

    続いてオーディオチップです。
    REALTEK社ALC269を搭載。
    24bit/192Khzまで対応しており、2Wのデジタルアンプを統合したオーディオコーデックチップです。

    こちらはUSB3.1対応のチップです。
    ASMedia社ASM1142を搭載。
    チップのスペック上は10Gbps対応のUSB3.1です。カタログ記載のUSB3.0は3.1の間違いかもしれませんね。

    ではそろそろメモリ増設に移りましょう。
    メモリは本体中央部分のDDR3L SO-DIMMスロットに差し込むだけでOKです。

    続いてHDD増設作業です。
    こちらでは付属の金属ブラケットとビスを利用します。

    まずはHDDに金属プレートをかぶせます。

    続いて両サイドを付属のビスで固定します。
    なお、対応するHDDは7mm厚のものになりますので、大容量品を購入される際は注意しましょう。

    金属ブラケットに固定したHDDは本体手前のスペースに差し込みます。
    向きはHDDの基盤が上を向く状態となりますので間違わないように注意しましょう。

    奥までしっかり差し込めたら、付属の黒いビスで固定して完了です。

    メモリとHDDを増設するとこのような感じになりました。
    残るスペースはmSATAスロットのみですね。

    では分解と逆の手順で組み立てていきましょう。
    本体の嵌め合いはUSB3.0ポートが装着されている左側からおこないます。

    すべてのツメがは差し込まれた事を確認してからビスで固定していきましょう。

    ビスでの固定は、全体のビスを軽く締めてから対角に締め上げていくのが基本です。
    自動車のタイヤ交換でも同じですよね。均一に固定されるよう注意しましょう。

    増設後に電源をいれてみした。
    実はこれが初起動です。私は「まず分解。」しましたが、普通の人は動作確認してから分解、増設するのが良いと思います(^^;
    画面上ではメモリの量が8192MBになっており、メモリ増設はひとまず成功です。

    そしてストレージの項目を見てみましょう。
    こちらも500.1GBと表示されており、HDDの増設は大成功です。
    BIOSの画面上で「SATA Port 1 Not Present」と表示されているのは、本体内部のmSATAポートの事だと思います。

    ちなみに内蔵のeMMCはKSI社製(Kingston Solution,Inc.)です。
    信頼のキングストン製なので安心して長期利用できそうですね。
    搭載チップはM52532(EMMC32G-M525)となっており、e-MMC Standard5.0/5.1(HS400)準拠のものです。
    インターフェース速度は400MB/secに対応しており速度も申し分ありません。

    では実際に使用してみましょう。
    電源をいれるとWindows10のセットアップ画面が表示されました。

    電源ランプはブルーのLEDを採用、スタイリッシュな感じで良いですね♪

    起動させてインターネットに接続したら、Windows Updateが始まりました。
    ついでにwindows10 creators Updateも適用しておきました。

    いかがだったでしょうか?
    比較的安価に新品のノートパソコンが入手できます。下手な中古を買うよりは新品の方が気分的にも良いですよね。
    内蔵のストレージがeMMC32GBとなっていますので、メインでバリバリ使いたい方にとってはHDDやSSDの増設は必須になるかと思います。それを勘案しても非常にお求めやすい価格ではないでしょうか?

    サブPCや持ち運び用など、安価ゆえに様々な用途が思いつくと思いますよ(^^

    最近発売されたm-Book B503Eも同じマザーボードが搭載されているような気がしています。


  • iPhone6s 割れた液晶を格安修理する

    iPhone6sを落下させてしまい、液晶とガラスが割れてしまいました。
    画面保護のガラスフィルムを貼っていましたが、その隙間から衝撃が加わってしまったようです。
    壊れた以上は修理するしかありません。今回もDIYでの格安修理に挑戦してみました。

    iPhone6などと基本的には変わりませんが、画面固定に両面テープが仕込まれているので少し分解しにくいのが違いでしょうか。

    落下の衝撃で画面が壊れてしまったiPhone6sです。
    ガラスフィルムは無事ですが、その奥のガラス本体が割れてしまっています。


    iphone6s_lcd_repair-1

    試しに電源を入れてみると、もはや何が表示されているかわからない状態です。


    iphone6s_lcd_repair-2

    タッチパネルもほとんど動作しない状態ですが、なんとか電源を切ることが出来ました(^^;


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    作業の前に電源が切れたことを確認して、SIMカードを取り外しましょう。


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    今回はこのようなドライバーを用意しました。
    iPhoneに使用されているT08サイズのドライバーです。


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    まずはLightningコネクタ両端のビスを外します。
    非常に小さいのでなくさないように注意しましょう。


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    2本とも外れました。


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    続いて液晶パネルを取り外します。
    今回も吸盤タイプの工具を用意しました。


    dsc_0811

    割れた液晶は吸盤が吸着しないので、養生テープ等で吸着面を仕込んでおきます。
    画面上部には液晶パネルのフレキシブルケーブルが通っていますので、必ずホームボタン側から開きましょう。


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    iPhone6s以降の機種から両面テープによる液晶パネル固定がされています。
    今までの機種と比べると少し開きづらいですが、徐々に開いていけば大丈夫です。


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    無事開きました。
    画面上部はプラスチックの爪で固定されているので、割らないように注意しましょう。


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    続いて液晶パネルのフレキシブルケーブルを固定している金属プレートを外します。


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    4本のビスを外すと取り外せます。
    この際、基板やコネクタに金属が触れないよう注意しましょう。
    電源が切れていても通電している個所が存在する可能性があります。


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    金属プレートとビスの位置関係です。
    右上部分が長いビス、その他は短いビスとなっています。


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    続いて液晶パネルのフレキシブルケーブル先端のコネクタを外します。
    ショート等の事故を避けるため、必ず樹脂製の絶縁工具を使用しましょう。


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    3つのコネクタが外れました。
    コネクタの周りにはスポンジが貼られており、ダスト対策がされているようですね。


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    無事に本体と液晶パネルが外れました。


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    続いてamazonで購入した液晶パネルを並べてみました。
    赤いフィルムが貼られているものが、今回購入したパネルです。


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    もともとのパネルと比較してみましょう。
    まずはTouchID部分ですが、購入したパネルにはボタンごと装着されていません。
    移植作業が必要になりますね。


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    続いて画面上部のフロントカメラ側。
    こちらも購入したパネルには部品が装着されていませんので、移植作業が必要です。


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    まずは、フロントカメラ部分を移植しましょう。
    3本のビスを外します。


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    ビスとともに金属プレートがはずれました。
    金属プレートとビスの位置関係です。手前部分が短いビスになっています。

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    つづいてスピーカーを外しましょう。
    磁力を帯びているので金属製のピンセットを使うと張り付いてきます。


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    フロントカメラモジュール、近接センサーモジュールを外しました。


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    そのほかにも、通話用スピーカー穴のメッシュ部品、近接センサー枠、フロントカメラ枠を外す必要があります。
    基本的に接着もしくは、溶着にて固定されていますので、軽く引っ張るだけで取り外すことが可能です。

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    パリッとはずれました。


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    では新しい液晶パネルに部品を移植していきましょう。
    まずはフロントカメラ部分のスポンジテープを移植します。
    これはカメラ部へのダスト侵入対策ですので、必ず移植しておきましょう。


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    そして、ゴム系接着剤を用意します。
    今回はバスボンドを使用してみました。


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    バスボンドでフロントカメラ枠と近接センサー枠を貼りつけます。
    しっかり固定されるまで放置しておきましょう。


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    バスボンドが乾いたら、フロントカメラモジュールを装着します。


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    通話用スピーカーを装着して、金属プレートを元に戻します。


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    続いて、液晶パネルの裏に装着されている金属プレートを取り外します。
    まずは左右の6本のビスを外しましょう。


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    続いて、フロントカメラ横のビスを外します。


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    最後にTouchIDセンサー部分のビスを外すと金属プレートが外れました。


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    次はTouchIDセンサーの移植作業です。
    金属プレートを固定しているビス2本を外します。


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    TouchIDセンサーは周りの黒いゴム部品が接着されています。
    金属プレートを外してからゆっくりとボタンを押さえて接着を外しましょう。


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    新しいパネルにTouchIDセンサーを取り付けます。
    位置関係がズレるとボタン操作に引っかかりが発生しますので、センターを狙って貼りつけてください。


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    TouchIDセンサーのフレキシブルケーブルと、金属プレートを取り付け出来たら、赤い保護フィルムを剥がします。


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    そして、液晶裏の金属プレートを取り付けてビスで固定しましょう。


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    ここまでで、細かな作業はほぼ終了となります。
    移植し忘れた部品がないか、ビスが余ってないかを確認しておきましょう。

    続いて組み立てが完了した液晶パネルを本体に接続します。
    このとき、コネクタだけを接続して金属プレートはまだ固定しない状態にしておきましょう。

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    一旦この状態で電源を入れてみましょう。
    表示品質に問題がないか、タッチパネルは正常に動作するか、TouchIDセンサーは正常に動作するか。
    このような所をシッカリと動作チェックしてください。
    ※この段階で不具合がある場合は、液晶パネルの組み立て作業に問題が無いか確認してください。


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    動作に問題がなければ、一度電源を切りましょう。


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    電源が切れたことを確認して、金属プレートを固定します。


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    続いて、液晶パネルをシッカリとはめ込んで、最後にビスを締めて完了です。


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    以上で
    、液晶パネルの交換作業は完了です。お疲れさまでした。

     

     

    ※国内正規品の場合は画面上に”技術基準適合証明情報”を表示することが可能なようです。

    この場合、ネジを外したりするだけでも電波を出してはいけないとの事です。

    Wi-fiやTD-LTEを含め電波を出さなければ運用可能かもしれません。

    私のように修理を楽しんだ後は、分解して廃棄するというのが安心ですね♪


  • iPad mini4 割れた液晶を格安修理する

    iPad mini4の液晶を割ってしまいました。
    中には大切なデータが保存されているので、データを救出するためDIYでの格安修理をやってみることに。
    画面の大きなタブレット端末は初めての体験でしたが、無事に修理成功しました。

    今回故障したiPdad mini4。
    画面ガラスは無事ですが、内部の液晶が割れて表示が乱れています。
    作業前には電源ボタンを長押しして電源を切ったことを確認しておきましょう。
    dsc_0809

    iPdad mini4は画面の大きなタブレットなので、今回はこのような工具を用意してみました。
    dsc_0811

    また液晶ガラスが両面テープで貼り付けされているので、テープ剥がし用の工具も入手しています。
    dsc_0812

    まずは吸盤工具を使って隙間を作りながら少しずつ開いていきます。
    画面両端部分は両面テープの量が少ないので、そこから進めていくと簡単に剥がせます。
    私は両サイド部分に関して言えば、ヒートガンを使用せず剥がすことに成功しています。
    dsc_0814

    画面上下は両面テープの面積が広いので比較的強力に接着されています。
    ヒートガンを当てて温めながら作業すると良いでしょう。
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    格闘すること数分、パカッと開きました。
    dsc_0818

    液晶部分はホームボタン側でフレキシブルケーブルが接続されています。
    勢いあまって切断することが無いように注意しましょう。
    dsc_0819

    液晶画面のフレキシブルケーブルの押さえプレートは4本のビスで固定されています。
    iPhoneシリーズとは違い、すべて同じ長さのビスなので順番に外していきましょう。
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    固定用プレートが外れたら基板の金属部分に触れないよう注意しながらスライドさせます。
    dsc_0823

    取り外した固定用プレートとビス。
    非常に小さなビスなのでなくさないように注意してくださいね。
    dsc_0825

    固定用プレートを外すと、3つのコネクタが出てきます。
    dsc_0828

    まずはバッテリーから伸びているコネクタを外します。
    ここは常時通電している場所なので、必ず絶縁工具で作業してください。
    dsc_0832

    続いてデジタイザー(タッチパネル)のコネクタを外します。
    dsc_0835

    最後に液晶パネルのコネクタを外します。
    dsc_0836

    3つのケーブルを外すと、画面部分と本体部分が完全に分離します。
    dsc_0837

    iPad mini4は両面テープでの固定になりますので、残った両面テープはキレイに除去しておきましょう。
    dsc_0838

    こんな感じで黒いテープがすべてはがれていればOK♪
    dsc_0841

    主要パーツを見てみましょう。
    本体上部にはフロントカメラ。
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    本体上部左上には照度センサーのようなものが。
    dsc_0843

    本体下部のLightningコネクタはかなり強度があるように見えますね。
    大量のビスでガッチリ固定されてます。
    dsc_0844

    iPad mini4本体面積の大部分を占めるバッテリーです。
    意外にも電圧は3.8vと低電圧で容量は5124mAhとなっています。
    Windows10タブレットなどと比較すると小容量に感じますが、iOSならではの省電力性が活きているのでしょう。
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    割れたパネルと、今回購入した液晶パネルを比較してみましょう。
    当然ですが外観は同じもの(^^;
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    続いて裏面のフロンとカメラ側を見てみましょう。
    カメラを保持する樹脂部品が装着されていませんね。移植作業が必要になりそうです。
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    続いてホームボタン部分。TouchIDセンサーを含むコンポーネンツが未装着です。
    これも移植作業が必要になりますね。
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    まずはフロントカメラを保持する樹脂部品です。
    今回はヒートガンを使って加熱してみます。
    dsc_0848

    十分に加熱できたとこで樹脂工具をあてがうと、ポロっと外れました。
    dsc_0849

    こんな感じで左右に小穴にホットメルト系の樹脂が埋まっています。
    dsc_0850

    続いてホームボタン。
    ちょっとややこしい構造ですが、悩まず順番に作業を進めましょう。
    dsc_0851

    まずは構造をシッカリと観察することから。
    この白い樹脂は先ほどのフロントカメラ部分の部品と同じ接着剤ですね。
    つまり引っ張れば外れるということです。
    dsc_0852

    なんとなく外せそうな気がしてきたので、作業再開です。
    まずは液晶パネル部分のコネクタを外します。
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    このフレキシブルケーブルがTouchIDセンサーへと接続されています。
    dsc_0854

    基本的に両面テープだけなので、フレキシブルケーブルを傷つけないように注意しながら剥がしていきましょう。
    dsc_0855

    ケーブルが全部剥がせたら、樹脂接着剤を外します。
    相手は金属とガラスなのでピンセットで引っ張れば簡単に剥がせます。
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    ホームボタン奥の黒い金属金具は両面テープ固定なので、樹脂工具で持ち上げれが簡単に外れます。
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    TouchIDセンサー兼ホームボタンが外れました。
    dsc_0859

    ホームボタンの跡地には白いリングが装着されていますが、これも移植対象です。
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    両面テープ固定なので、精密なカッターナイフを使って両面テープごと剥がしましょう。
    そうすることで再使用が可能です。
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    新しい液晶ガラスに穴位置を合わせて貼りつけましょう。
    dsc_0862

    続いてTouchIDセンサー兼ホームボタンを装着します。
    dsc_0864

    動きが渋くない位置を選んでど真ん中に貼りつけましょう。
    dsc_0865

    続いてホームボタンの固定金具を貼りつけます。
    ホームボタンをクリックしながら適切な位置を決めていきましょう。
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    位置関係が決まったら、フレキシブルケーブルを元の形状に戻してコネクタに接続します。
    dsc_0867

    非常に精密なコネクタです。樹脂工具で確実に取りつけましょう。
    dsc_0868

    続いてフロントカメラの固定用部品です。
    位置決めするにもなかなか位置が決まらないです。
    dsc_0869

    そこで発想を変えて、本体のフロントカメラに樹脂部品を載せてみましょう。
    dsc_0870

    そして、シリコーン系の接着剤を用意します。
    dsc_0871

    先ほどの樹脂部品に適量を塗布します。
    このとき、量が多すぎるとレンズに付着してしまう恐れがあるので、「少しだけ」を心がけましょう。
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    そして、液晶ガラスと本体を仮合わせして、すぐに外します。
    dsc_0875

    するとぴったりの位置に接着されました♪
    dsc_0876

    確実に固定するため、周辺部分にもシリコーン接着剤を塗布しておきましょう。
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    続いて、先ほどのホームボタンを固定している金具にもシリコーン接着剤を塗布しておきます。
    これで元と同じ強度が確保できますね♪
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    続いて黒いフレキシブルケーブルを外します。
    これは導電性接着剤のようなもので接着されていますので、パターンを切断しないよう慎重に剥がしましょう。
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    無事、取り外しに成功しました。
    dsc_0880

    新しい液晶ガラス部分のフレキシブルケーブルにぴったりと合わせて重ねます。
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    ここで、精密半田コテの登場です。
    今回はGoot社のCXR-41を使用しました。セラミックヒーター搭載ですぐに温まります。
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    このようにケーブル上部から一か所ずつ加熱していきます。
    今回は一か所あたり15秒ほど加熱することで接合が確認できました。
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    無事に接続されたフレキシブルケーブル。
    デリケートな個所になりますので、テープ等で上から押さえておきましょう。
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    続いて、割れた液晶パネルから取り外したEMIシールドを移植します。
    両面テープになっているので慎重に取り外せばそのまま再利用可能です。
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    反対側も同様に。
    これはタダの黒いテープではありません。
    タッチパネル系のノイズ対策として貼り付けされていますので、忘れずに移植しておきましょう。
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    iPad mini4はiPhone7と同様に液晶ガラスが両面テープで固定されています。
    今回は国産品の0.2mmタイプを使ってみました。
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    良く伸びる基材レスタイプなので、施工性はやや難しい部類に入りますが、仕上がりは素晴らしいです。
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    施工方法は本体側に貼りつけて、不要部分をカッターナイフで切り取るだけ。
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    こんな感じで、フレーム部分だけテープが残るようにカットします。
    このとき、サイドボタンの配線やバッテリーなどを切断しないように注意しましょう。
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    コーナー部分は特に重要です。
    一番はがれやすい個所になりますので、Rを合わせてキッチリと貼り込みましょう。
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    このように本体の周囲を一周貼ればほぼ完了です。
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    続いて動作テストに入ります。
    まずは両面テープはそのままに液晶パネルと本体を接続して動作を確認しましょう。
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    最初にデジタイザー(タッチパネル)のコネクタを接続します。
    左右にグラグラすることがありますが、しっかりとど真ん中を狙って差し込んでください。
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    続いて液晶パネルのコネクタを接続します。
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    最後にバッテリーからのコネクタを接続して完了です。
    この状態でも電源投入は可能ですが、もうすこし作業を続けましょう。
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    動作テストになりますが、固定用プレートも忘れずに装着してください。
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    ビスも4か所しっかりと固定します。
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    この固定プレートは先ほどのコネクタを押さえる役割以外に、ノイズ対策の部品でもあります。
    動作テストですがタッチパネル系の動作に支障が出る場合がありますので、面倒でも一度しっかりと装着してください。
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    この状態で電源を入れて、タッチパネルの反応や液晶の表示などを確認しましょう。
    問題なければ一度電源を切って両面テープで完全固定して完了です。
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    というわけで、無事に復活したiPad mini4。
    これでデータを救い出すことは可能となりました。
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