つづいて43M520Xのスタンドをチェックしてみましょう。
シルバーを基調としたフラットなデザインです。
スタンド右手前にはREGZAのブランドロゴが印字されています。
スタンドと同系色なので嫌味な感じはありません♪
スタンドとテレビ本体は位置決めピンと4本のボルトで固定します。
またスタンド裏側には転倒防止ようのワイヤーフックとビス穴が装備されていました。
これは歴代のレグザシリーズ共通なので、もはや説明は不要ですね。
スタンド裏面です。
内部には金属部があるものの、大半は黒いプラスチックで構成されており、剛性はそれほど高くはありません。
大型のしっかりとしたゴム足が装備されているので、安定度は必要にして十分確保されています。
しかし、地震等のアクシデントを考えるとビスでの固定は必須です。
つづいて、43M520Xの本体をチェックしてみましょう。
本体裏面はブラック一色で構成されています。
43M520Xの銘版です。
品名は液晶テレビ、型式は43M520Xとなっています。
消費電力は121Wと10年前の37インチと比べて半分の消費電力になっていますね。
テレビの点灯時間が長い家庭では積極的に買い換えるのもよさそうです。
ちなみに電源はメガネ型コードで着脱可能となっています。
直だしだと不便な場面も多いので、これは有難い配慮ですね。
背面のコネクタ部です。
有線LAN、HDMI入力2~4、光デジタル音声出力、コンポジット入力、USB録画端子が装備されています。
つづいて側面のコネクタ部です。
地上デジタルアンテナ、BS110度CSアンテナ、HDMI入力1、アナログ音声出力、USB端子、B-CASスロットが装備されています。
B-CASカード裏面です。
右上にはQRコードが増えており、10年前に見たものは少し様子が違いますね。
カードの型番はM003 CA33となっていました。
注意書きを読んでみると、「このカードの所有権はビーエス・コンディショナルアクセスシステムズに帰属します」と書かれていますね。
この会社から貸与されているものという扱いのようですが、受信機を廃棄または譲渡するときは金色の端子部を切断して廃棄しても良いようです。
ちょっと謎の規約ですね(笑)
暇なときにTEL 0570-000-250に電話して確認してみたいと思います(^^)
43M520Xの下部をみてみましょう。
本体下部はフルレンジのステレオスピーカーを2基搭載。
カバーを開けてみましょう。
すると、TOSHIBAと書かれた謎の部品が出てきました。
裏面を見てみると、20桁の数字と共にQRコードが印字されていました。
端子部はUSB3.0のそれと同じもので、いわゆるA-CASチップといわれているものです。
A-CASチップを分解してみました。
思いのほか搭載されるチップは多めですね。
A-CASチップの基板を拡大してみました。
一番左のチップにはA-CAS番号が印字されていたので、モザイク処理をかけています。
4K過渡期の今はB-CASカードとA-CASチップの両搭載になっているような気がします。
今後このチップがB-CASカードに代わるものとして、オンボード搭載されていく未来が想像できますね。
コメント
分解したはいいものの、10年間元に戻して使うにしてもメーカー保証効かないんじゃ…
渡邉 おさむさん、こんにちは。
保証が効かない事も含めて自己責任で分解を楽しんでいますよ☆
もっとも国内メーカーの製品が短期間で故障するとも考えていないので、大きな問題ではないと考えています。
ざぶとん 10枚。