iPhone5C ですが、ちょっとした不注意で落下させてしまい液晶ガラスが割れてしまいました。
そこで今回もDIYによる格安修理に挑戦してみました(^^
作業自体はそれほど難しくはありませんので、細かなビス類に注意しながら慎重に作業すれば大丈夫です。
今回落としてしまった端末。
iPhone5Ｃは液晶ガラスが本体より出っ張った構造なので、このような落下衝撃には弱いように感じます。
電源スイッチを押すと液晶は正常に表示されています。
タッチパネルも正常に動作しており、電気的な面では故障がなさそうです。
iPhoneシリーズは金属素材がふんだんに使われており、落下等の衝撃に対して基板部分は故障しにくいように感じます。
割れたガラス部分の拡大写真。
100均で買った液晶フィルムのおかげでガラス片の飛散は避けられました。
安いフィルムでもケガ防止などの観点からは効果絶大ですね(^^;
まず分解する前に電源を切りましょう。
この状況でもタッチパネルが正常なので操作に問題はありません。
いつもの分解工具たち。
amazonで格安購入したものですが、金額以上に大活躍してくれる子達。
iPhoneシリーズはLightningコネクタの左右に小さなビスがあり、それを外すことで液晶パネルを外すことができます。
早速専用工具でビスを外しましょう。
このビスは非常に精密なものなので、ビスを壊さないように慎重に作業してください。
工具の精度も重要なポイントですよ♪
無事にビスが外れました。
ビスの先端が青くなっていますが、これはゆるみ止めのビニールコーティングです。
汚れではないので拭き取ったりしないようにしましょう。
ビスが外れたら、吸盤状の工具を使って液晶パネルを引っ張ります。
今回はガラスが割れていますが、液晶フィルムが貼られているので、この技が使えました。
少し浮かしたところで、スキマ部分に専用工具を挿入してスキマを広げていきます。
この部分は接着等されておらず、金属フックが引っかかって固定される仕組みです。
力を入れて広げると簡単にはずれますが、ケーブル類の切断には十分注意しましょう。
というわけで、パックリと開きました。
本体上部側には液晶やタッチパネルのケーブルが通っているので無理にはがさないでください。
この状態で、本体上部の金属プレートを外します。
金属プレートの下には液晶やフロントカメラなどのフレキケーブルが格納されています。
これは衝撃等によるコネクタの抜けを防止するカバーの役割をしています。
全部で4箇所のビスを外します。
この場所だけ長さが長いビスになっているので間違わないように注意しましょう。
4本のビスを外すと金属プレートが外れます。
ESD対応のピンセットで静電気対策も行いながら作業すると安心です(^^
外した金属プレートとビスの関係図。
このように保管しておくと、取り付け時の長さ間違い発生しませんね。
金属プレートの下はこのようになっています。
黒いスポンジの貼り付けされた部品がコネクタになります。
電源を切っているとはいえ、バッテリーが装着された状態では通電中の恐れもあります。
作業はこのように絶縁性の樹脂工具を利用すると確実です。
コネクタと基板の間に樹脂工具を挿入して軽く持ち上げるとパチッと外れます。
今回は液晶パネル交換なので、計3箇所のコネクタを外しました。
コネクタは非常に小さなサイズで精度が要求されそうな部品ですね。
着脱作業には細心の注意を払い、適当に上から押し込むような作業は厳禁です。
3本のケーブルと共に液晶パネルASSYが外れました。
ひとまず液晶パネルの取り外しは完了しました。
次は交換用パネルの組立作業です。
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