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東芝レグザ43vと50vを分解比較してみた。50M520X vs 43M520X

レビュー

以前購入したTOSHIBA 43M520Xに引き続き、50インチの50M520Xを購入してみました。
このテレビも分解して内部を比較してみたいと思います。分解前の予想としては電源部とパネルが違うだけでメイン基板は同じではないか?
と考えています。
では実際に分解してみましょう☆

43インチモデルの徹底分解記事はコチラ

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東芝レグザ50M520Xをチェック

今回購入した東芝レグザ50M520Xです。
新4K放送対応のチューナーを搭載した機種としては比較的安価なモデルです。

パッケージにはBS/CS 4K視聴チップ搭載品のシールが貼り付けされています。
これは43インチモデルの43M520Xと同じですね。

梱包重量は22.5Kgとなってます。
一人で運べない事もないですが、階段等の運搬には気を付けたいところですね。


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東芝レグザ50M520Xを開封してみた

まずは付属品からチェックしてみましょう。
・スタンド
・固定用ビス
・電源ケーブル
・単四電池
・リモコン
などが出てきました。

スタンドの裏側です。
基本的には樹脂製となっており剛性は高くありませんが、必要にして十分なサイズ。
転倒防止のためには付属のビスでガッチリと固定しておく事を忘れずに☆

では東芝レグザ50M520Xの本体をチェックしてみましょう。
本体は画面を守るために段ボールとビニールで厳重に梱包されています。

本体裏面をチェックしてみましょう。
基本的には43インチモデルの43M520Xと同じデザインのサイズ違いといったところ。

下部スピーカーの開口部は43インチモデルよりも一回り大きなサイズになっています。
もっとも音質的には褒められたものではなく、外部スピーカー前提と考えておくのが正解でしょうか。

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東芝レグザ50M520の端子部をチェック

背面入力端子です。
有線LAN、HDMI入力2~4、光デジタル音声出力、コンポジット入力、USB録画端子が装備されています。
これは43インチモデルの43M520Xとまったく同じ配列ですね。

つづいて側面のコネクタ部です。
地上デジタルアンテナ、BS110度CSアンテナ、HDMI入力1、アナログ音声出力、USB端子、B-CASスロットが装備されています。
ここも43インチモデルの43M520Xとまったく同じ配列ですね。

この辺りから、43インチモデルと50インチモデルのメイン基板が同じものではないか。という線が濃厚になってきました。

50M520Xの銘版です。
消費電力は146Wとなっており、43M520Xの121Wと画面サイズが大きくなった分、増加していますね。
インチ当たり消費電力は50M520Xが2.92wで43M520Xが2.81wとなっています。
効率面では43インチモデルがお得!?

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東芝レグザ50M520Xの4K視聴チップを確認

続いて4K視聴チップを見てみましょう。
背面の電源スイッチ部分のカバー内部に4K視聴チップが搭載されています。
これは43インチモデルと同じですね。


背面カバーをパカッと開けてみましょう。
中からTOSHIBAと記載された4K視聴チップが現れました。

43インチモデルと同じ形状のA-CASチップですね。
今は過渡期という事もありますが、コストダウンや不正改造防止の為に、いずれは機器に内蔵される形となるのでしょう。

見た目はUSB3.0のコネクタですが、電気的なピンアサインも不明なため、パソコン等に差し込む勇気はありません。

最近の液晶テレビは狭枠仕様のものが標準的になっており、画面破損の注意書きが貼り付けてありました。

コメント

  1. いまおかせいいち より:

    コメント失礼致します。当方ホテル勤務の者ですがレグザ50m520xと同43インチモデルを1年半程前に33台客室に導入しております。2021年3月頃より音声のみ正常で画面が虹色になる故障がすでに5台も発生しております。メーカー保証も切れており基盤交換の10万近い高額の有償修理といわれました。現在はやむなく東芝以外のテレビを新規導入しておりすが今後残りのレグザもいつまで持つのやらあ不安でたまりません。ネットで調べ故障したテレビを自分なりに分解してT-CON基盤も正常品と交換してみましたが症状変わらず。当ブログ内の「このフレキシブルケーブルが伸びている箇所の基板ですが、液晶バックライトのLEDドライバ基板です。」と記載のある基盤のYD701の赤色LEDが3回点滅しているのですが何かのエラー表示かお分かりになりませんでようか。貴方様の見解をお知らせ頂ければ幸いです。長文失礼いたしました。

    • まず分解。 より:

      いまおかせいいちさん、こんにちは。

      短期間での同一故障という事ですが、設計不良を思わせるような状況ですね。
      当方では43M520X、50M520Xともに現在のところ故障の症状はなく、正常に動作しています。
      稼働状況としては、日当たり5時間程度の視聴といった程度です。

      利用環境がホテルとの事ですが、レジャーホテル等で24時間連続運用されている状況でしょうか?
      この場合は熱等による影響が考えられますが、それにしても1年半で故障というのは短すぎますね。

      もう一つは温泉地であると仮定して書かせていただきます。

      こちらに関しては、温泉の硫黄成分に含まれる硫化水素が電化製品の大敵です。
      具体的には基板腐食による短期間での故障が多発するという症状です。

      基板でいうとチップ抵抗(基板にRxxxと書かれいてる部品が該当)は硫化水素による破損が発生しやすいです(硫化と呼びます)
      硫化対策としては、基板へのガスバリア処置(防湿コーティング剤)等が有効ですが、分解しての施工となりますので、当然自己責任での対応となるので注意が必要です。
      またコネクタ部に付着すると導通不良で別の故障となりますので、マスキング等の処置も必要です。

      一般に入手しやすいコーティング剤には以下の様な製品があります。
      あくまでコーティング剤は故障を防ぐための事前処置となりますが。
      https://www.sunhayato.co.jp/problem-solving/hayacoat.html

      今回の症状ですが、画面が虹色というのは画像はある程度識別できるが色が変という状態でしょうか?
      (LED点滅については情報がなく、こちらでは判断できませんでした。。。)

  2. いまおかせいいち より:

    まず分解様 
    ご丁寧なご回答ありがとうございます。当方説明不足申し訳ありませんでした。当ホテルは温泉街にはございませんので硫黄成分による影響は無いと思われます。またこれまではほぼ24時間連続運用状態でした。現在は客室使用時以外はスタンバイ状態(リモコンで電源オフにした状態)にて運用してからは故障頻度減少し現在は2台の故障に減りました。自分なりにネットで調べてみましたがどうやらこの型番のテレビでは同様の故障が多発しているようです。液晶の不良率が高いようで使用時間や使用年数にかかわらず故障するようです。もうほとんど運次第のようです。メーカーに問い合わせても修理は10万近い費用の液晶交換しか無いらしいのですがどうしても納得いかず素人なりになんとか基盤交換で修理できないかと検索していてこちらのサイトに辿り着いたしだいです。最後に愚痴を申し上げて申し訳ないのですが今回故障した50m520xに入れ替え前にも旧型液晶レグザを同じ環境で使用しておりましたが全く故障知らずでした。日本の家電はほとんど5年や6年で故障する事なんてありんませんでしたしテレビも故障知らずの優秀電化製品だったはずです。今では海外製品にも劣る品質なのがなんだか悲しいです。ネット情報ではありますがレグザも中身は中国のハイセンス製とのコメントを見かけました。我が家のテレビもハイセンス製ですがもう5年近く故障知らずです。なんともやるせない気持ちです。最後にリンクを上手く貼れないのですが虹色画面の参考サイトを載せさせて頂きます。長文失礼致します。
    https://bbs.kakaku.com/bbs/K0001051351/SortID=24185343/

  3. たけごし より:

    はじめまして。ネット検索で、こちらのサイトにたどり着きました。
    東芝regza49インチを持っています。
    教えていただきたいのですが、ネット回線の電波が出るところは、どの位置になるでしょうか?
    テレビを裏側から見たときに、lanケーブルの差込口が右側にあるので、この差込口付近かなと思うんですが。。。
    もし、ご存じでしたら、教えていただけないでしょうか。
    よろしくお願いします。