エネループ充電池はブログの撮影でも必須アイテムです。用途はストロボ用なのですが、本ブログはCactusV6 llによる多灯撮影で最低20本が必要になります。
そうなると効率よい撮影のためには、充電池の本数を構えておくことは当然ながら、充電速度も非常に重要になってきます。
そこで充電電流に着目してエネループ急速充電器 NC-TGR01を選んでみました。
普段の撮影で利用しているストロボ。
Nikon SB-5000 2灯、Nikon SB-700 1灯をベースにCactusV6 llで制御しています。
この組み合わせで単3型が20本必要になります(^^
今回購入したエネループ急速充電器 NC-TGR01です。
すでに廃盤となっていますが、メルカリ等で格安出品されているので、まだまだ入手可能です。
過去に様々な充電器を購入して比較してきましたが、やはりパルス充電の高電流タイプがお気に入り♪
このタイプだと若干お疲れ気味のバッテリーでも元気を取り戻すことがあったり、なかなかの働きを見せてくれます。
エネループ急速充電器 NC-TGR01です。
どちらも1000円以下でゲットしました(^^)
エネループ急速充電器 NC-TGR01のスペックを見てみましょう。
着目すべき充電電流は以下の通り。
単3形 560mA × 4 / 1120mA × 2 / 1680mA × 1
単4形 280mA × 4 / 560mA × 2 / 840mA × 1
つまり本数が少ないほど大電流を供給できる仕様となっています。
こちらはまず分解。お気に入りのテクノコアインターナショナル製 TC-S40Nですが、オークション等を含めてもはや入手不可能な伝説の機種。
充電電流は3500mAにも及ぶハイパワーです。これはエネループ急速充電器 NC-TGR01の2倍以上のスペックです。
今回はエネループ急速充電器 NC-TGR01を分解調査してみましょう。
エネループ急速充電器 NC-TGR01のビスはいじり止め付のトルクスタイプ。
T9サイズのドライバーが適合します。
ビスを外すと3つのパーツに分かれました。
ボトムカバー、メイン基板、トップカバーです。
メイン基板を見てみましょう。
表面はスイッチングトランスやコンデンサ、電極端子などが目立ちますね。
電極の中間に装備されている黒い部品はLEDです。
ボディを透過して充電状況を表示してくれます。
緑色のシルクTH201に装着されているのは温度センサーです。
センサーは2個だけ、電池2本ごとに温度監視しているようですね。
では電源周りを見てみましょう。
ショットキーバリアダイオードには「PEC」の「SB840F」を搭載。
40V 8Aのスペックです。
コンデンサには「MAN YUE TECHNOLOGY HOLDINGS LIMITED」の「SAMXON」を採用。
スイッチング制御用のICには「Panasonic」の「MIP2F30MTSCF」を搭載。
型番からは詳細がわかりませんでしたが、カスタムチップでしょうか。
ちなみに4本個別充電制御となっている証として、充電回路が4回路構成されていました。
製造時期違いで2台を分解してみましたが、基本的な構成は全く同じです。
今のところ急速充電可能なものとしては、4台の充電器を確保することが出来ました。
エネループ充電器は様々な型式の物が存在していますが、購入の際には充電電流に着目してみてはいかがでしょうか?
特に大容量のエネループプロなどを利用する場合、充電時間に大きな差がでますよ☆
コメント