DELL PowerEdge を購入してみると、フロントパネルの形状が変わっていることに気づきました。
パネルには iDRAC Quick Sync の文字とプッシュスイッチがありますね。
一体何をするものでしょうか??
裏面を見てみるとQRコードがありました。
さらに電子回路が入っていそうな出っ張りもあります。
出っ張りの先には6ピンの端子部を発見!
これはなにやら秘密がありそうですね(^^
先ほどのQRコードをスマートフォンで読み取ってみます。
するとアプリストアにつながり、Dell OpenManage Mobileのダウンロードが表示されました。
説明によるとNFCでサーバと通信して各種設定やステータスの取得が可能なようです。
NFC搭載と言えばAndroid端末が一般的ですが、iPhone6でも使えるのでしょうか??
早速インストールしたので起動してみました。
動画でチュートリアルが表示されます。ボタンを押して端末をかざすだけ♪
早速やってみましょう。
iDRAC Quick Syncは消灯しています。
ボタンを押すと白く光りました。
この状態でNFC端末を近づけると、端末がブルッと震えて通信完了です。
感覚的には2秒程度当てておく必要があります。短時間で端末を放すと通信に失敗してしまいます。
通信が成功するとサーバの一覧が表示されます。
まだ未設定なのでIPアドレスは0.0.0.0になっています。
0.0.0.0のサーバをタップしてみると、本体の情報が表示されました。
Intel Xeon E5-2680v3 を2発搭載でメモリは256GB。
家庭用サーバとしては一般的な構成ですね。
ハードウェアログをタップしてみましょう。
OS側で把握しているログが表示されました。
この画面からLifecycle Logも確認可能です。
ライフサイクルコントローラーのログが直接見れます。
ファームウェア情報を見てみましょう。
本体BIOSだけではなく、RAIDコントローラや電源など周辺パーツの情報も表示されます。
ネットワーク設定です。
IPv4画面。
まだ未設定なのでこのような状態です。
IPv6画面。
こちらも未設定ですのでデフォルト表示です。
ヘルスステータスでは各種ハードウェアの動作状況が確認できます。
不具合が起こったときに、従来のLCDやLEDと違い詳細な情報が確認できるので安心ですね。
従来のLCD表示だと端末不要ですぐに内容確認が可能ですが、多くの情報を一瞬で取得できる機能は、
家庭用サーバにとどまらず、企業などで多数のサーバを管理される方にも便利そうな機能ですね。
コメント