FINsix DART 世界最小ACアダプタを試す。

ノートPCを持ち出して使う事が多い人ほど気になるのが、バッテリ持続時間。そしてそれを補うACアダプタのサイズも。
という訳で世界最小ACアダプタのFINsix DARTを購入してみました。
このサイズで65Wもの大出力を実現している秘密は、スイッチング周波数の高速化です。通常は数百kHzオーダーのスイッチング速度ですが、FINsix DARTでは最大300MHzもの速度を実現しています。それによりスイッチングトランスの小型化や高効率化を実現してるという訳です。

では早速FINsix DARTをチェックしてみましょう。
透明パッケージに宙に浮いた状態で梱包されていました。

パッケージにはDART the world’s smarllest Laptop Chargerと書かれています。
出力は65Wということで、大半のノートPCに対応可能です。

ちなみにノートパソコンには付属のプラグを変更することで9種類のコネクタに対応します。
さらにUSB出力も装備されているので、スマホやモバイルルーターなどを充電することも可能です。

パッケージからFINsix DART本体と付属品を取り出してみました。
やっぱり小さい!

スマホと並べてみました。これがUSBのアダプタと言われれば納得ですが、ノートPC用とは信じられないですよね。
比較対象はXperia Z4とiPhone7です。

では実際にFINsix DARTのサイズを計測してみましょう。
長さは70mmと非常にコンパクト。

幅は33mmです。

そして奥行きは27mmほどでした。

FINsixロゴがプリントされたDART本体。

出力端子は独自の形状となっており、付属のケーブルを接続して利用します。

FINsix DARTの型式はModel:DA65US
入力は100-240Vで最大1.5A 50-60Hzに対応します。
出力は65Wで最大20Vの3.25Aとなっています。

FINsix DARTの付属品ボックスです。

中身を取り出してみました。
1.8mのケーブルと、9種類のチップが入っていました。
その他には持ち運び用のポーチと説明書も。

amazon Echo dotのACアダプタと比較してみました。
FINsix DARTの方がスリムなデザインでコンパクトに感じますね。

付属のマニュアルです。
使い方はFINsix DART本体に付属のケーブルを接続して、使用するノートPCに適合したチップを付けるだけ。

差し込む順番を間違えるとどうなるのかわかりませんが、普段使っている限りでは特に意識したことはありません。

付属ケーブルを取り出してみました。
ケーブルも細く非常に持ち運びに便利です。

FINsix DART本体と付属ケーブルのコネクタです。
Dシェイプ形状になっているので、誤って逆向きに差し込む事はありません。

このように形状を合わせて接続します。

接続完了です。
通常こちら側は抜き差しする必要はありませんので、常時差し込んだままで問題ないでしょう。

マニュアルには各チップの適合表があります。
このメーカー名とチップの組み合わせを覚えるのは大変なので、テプラ等で明示しておくと良いでしょう。

このように実に多様なメーカー、機種に適合します。
複数メーカーのノートPCを持っている方にもFINsix DARTは最適ですね。

FINsix DART付属のチップ。通常のピンタイプから平型まで各種そろっています。

また付属ケーブルは通電状況が確認できるLED付なので安心して使えますね☆

ちなみにこのLED部分はただのインジケーターではありません。

このように充電専用のUSBポートが用意されています。

つまりノートPCだけではなく、スマホなども充電できる仕様となっています。

ではFINsix DARTをノートPCに接続してみましょう。
今回はテストということでiPhone7も同時に接続して充電しています。

テストしたのはLenovoのノートPC、G650です。
動作させた状態でバッテリーを外してみました。FINsix DARTだけの給電ですが問題なく動作しています。

バッテリーを外したので警告表示がでていますが、動作は問題ありませんね。

ちなみにLenovo G650は比較的コンパクトなACアダプタを採用していますが、FINsix DARTと同様に65Wタイプです。
およそのサイズは2倍といったところでしょうか。

続いては、Core i7を搭載したノートPCでテストします。

これはDELLのノートパソコンですが、最近のモデルはACアダプタと通信して容量などをチェックしています。
FINsix DARTは65Wタイプとして認識されていました。

もちろんCore i7相手でもiPhone7を接続して最大負荷でテストします。

そしてバッテリーを外してみましたが、正常に動作しています。

FINsix DARTは超小型ということもあり、やはり気になるのは発熱ですよね。
今回はどこの家にも転がっているKEYENCE社のIT2-60放射温度計で表面温度を計測してみましょう。

Windows10を動作させた状態で計測します。もちろんバッテリは外したままなので、実際の負荷に応じて発熱するはずです。

最大温度は36.5℃と非常に低い温度でした。小さいから発熱がひどいという訳ではなさそうです。

このPCはCore i7-3540Mを搭載したPCですが、通常利用ではそれほど電力を消費しないようです。

そこでPCに負荷をかけるべく、OCCT4.5.1を用意してみました。
もちろんバッテリーは外したままなので、ACアダプタ本来のパワーが試されます。

CPUの限界温度に達するまでベンチマークを続けましたが、FINsix DARTの最高温度はこの程度でした。
驚きのサイズと驚きの高効率ですね(^^

FINsix DART付属のプラグです。
昔の15V系や16V系のPCには対応していないようですが、最近のモノならほぼすべて対応しています。

FINsix DART付属のポーチにすべて収納できるので、かさばらず非常にスマートに持ち出せますね。

いかがだったでしょうか。
FINsix DARTは軽量コンパクトで出張の多いビジネスマンや、世界を飛び回る人などには大変魅力的な商品だと思います。
サイズからは想像できないハイパワーと低発熱は驚きの一言。

ACアダプタとしては高価格なモノになりますが、所有欲を満たしてくれる素晴らしい製品です。
ビジネスでの話のネタに、ぜひ一本いかがでしょうか。