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HDDが壊れた!データ残したままSSD交換してみた。

パソコン

東芝ダイナブックのHDDが故障したので、データを残したままSSDに交換する手順です。
今回は軽い不具合だったため、データ移行まで成功しましたが、程度により失敗する場合もあります。

さて、症状ですが、パソコンを使っているとこんなエラーが。

 

【エラーメッセージ】
ハードディスクの問題が検出されました。
データの損失を防ぐためにディスク上のファイルを直ちにバックアップしてから、コンピュータの製造元に連絡して、ディスクの修理または交換が必要かどうかを確認してください。
「バックアッププロセスを開始する(S)」
「後でもう一度メッセージを表示する(A)」

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最近は、パソコン自身がエラーを検出して利用者に伝えてくれるようです。
いったんは右上の×を押して閉じることに。
東芝ダイナブックには東芝PCヘルスモニタが搭載されているので、それを起動してみました。
すると、再び違うエラーメッセージが。

【エラーメッセージ】
東芝HDD/SSDアラータ
ディスク0
ハードディスクドライブには、ドライブの動作状況を監視するSMART機能があります。ハードディスクドライブのSMART機能により故障の予兆が検出されました。バックアップを取り、お近くの保守サービスセンタへ連絡してください。

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やはりディスク故障が発生しているようですね。
今回は自分で修理してみよう!ということで作業を進めていきます。

モノは東芝ダイナブック TV/74MWH

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裏面の銘板
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まずはACアダプタを取り外し、バッテリーを外します。

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本体裏面のHDDカバーを固定しているビスを外して、カバーをあけてみましょう。

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パカッと外れました。
中身は東芝製HDDのMK5065GSX (2.5インチ、500GB/5400rpm/SATA2)
今回はコレをSSDに交換してみたいと思います。
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元が500GBのHDDだったため、交換には500GB級のSSDが必要になります。
今回は少し容量が少ない480GBのSSDを買ってみました。

もちろん信頼のSanDisk製です。
TOSHIBA製もお勧めですが、今回は価格と入手製からこのSSDを選びました。

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能書きによると、読み出し速度550MB/s、書き込み速度500MB/sとなかなかの速度。
さらには3年保証や省電力性などが記載されており、期待が高まります。
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裏面を見てみましょう。
裏面にもnCache2.0による高速性などが謳われています。
安い製品ですが、ランダムリード、ランダムライトも速そうですね!
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パッケージを開封してみました。
本体のほかに7mm→9mmスペーサも同梱されていました。
両方のサイズに使えるのは便利ですね!
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本体です。
黒い本体に赤いロゴでSanDiskのイメージそのものですね。
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裏面です。
裏面には白い銘板が貼り付けされており各種スペックやロット番号などの記載が。
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スペック部分を見てみましょう。
容量は480GB、インターフェイスはSATA3、そして電流は1.6A!
省電力と謳われている製品ですが、ピークではHDD以上に電力を消費するようです(^^;
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今回はデータを残したままSSDに移行するということで、Acronis True Imageを利用しました。
このソフトを使えば、今回のように500GB→480GBといった少容量ディスクへの移行も簡単にできます。

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では実際の使い方を説明しましょう。
この製品はCD-ROMで供給されています。(最近のバージョンはDVD-ROM)
まずは壊れかけダイナブックにTrueImageのCDをセットして起動させます。

するとこのようにメニューが表示されるので、一番上のAcronis True Image Homeをクリックします。
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CD-ROMソフトウェアなので起動にはしばらく時間がかかります。
待ち時間にSSDを接続する準備をしましょう。

今回はUSB2.0接続のSATAアダプタを利用しました。
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このようにSSDとUSBでパソコンに接続することで、SATA製品が利用できます。
今回は1.6Aの電力が必要なので、補助電源もあわせて接続しています。
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しばらく待つとTrue Imageが起動しました。
「ツールとユーティリティー」から「ディスクのクローン作成」を選択します。
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モード選択が表示されるので、「自動(推奨)」を選択します。
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次にソースディスクの選択です。
ソースとは元という意味なので、今まで使用していたデータ入りHDDを選択します。
先ほどの分解でHDD型番がMK5065GSXという事がわかっていますので、それを選択します。
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次にターゲットディスクを選択します。
ターゲットとはコピー先という意味なので、今回購入したSSDを選択します。
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最後に確認画面が表示されるので、ソースとターゲットに間違いが無い事を確認して「実行(P)」をクリックします。
ここで逆をしてしまうと、データが全部消えてしまう事にもつながりますので、よく確認してから実行しましょう。
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コピーが始まると、ノートパソコンのHDDランプが点灯しました。
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ターゲットのSSDもアクセスランプが点灯しました。
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無事にコピーが始まったようです。
後は画面の進捗が100%になるのを待つだけ。残り時間は1時間22分となっています。
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残り4分というところでエラーが発生しました。

【エラーメッセージ】
ディスクからのデータの読み取りに失敗しました。
ハードディスク ‘2’のセクタ’847,464,376’から読み取ることができませんでした。
直接 R/W操作に失敗しました。(0x590001)

やはり元のディスクに不具合があり、一部データが読めないようです。
今回は「再試行(R)」を選んでも同じエラーが発生したので、最終的には「すべて無視(A)」を選択しました。
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そして数分後にコピー成功のメッセージ!
ディスクのクローン作成処理が成功しました。
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途中でエラーはあったものの、成功と表示されたので、その言葉を信じて作業続行です。

再びPCの電源を落として、HDDを外します。
そしてHDDに固定されていたシールドフィルムなどをSSDに移植していきます。
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シールドフィルムの移植が完了しました。
しかしHDDと比べるとSSDの厚みが若干薄く、本体にうまく固定できません。
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そこで、SSDに付属されていた7mm→9mmアダプタを利用します。
まずは裏面の両面テープを剥がします。
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そして、SSDのロゴマーク面に貼り付けます。
反対側に貼ってしまうと、パソコンに取り付けできなくなるので注意しましょう。
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こんな感じで収まりました。
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そして、電源を入れると何事も無かったように起動しました。
ライセンス認証もそのままで問題なくコピー成功です。
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今回は少し小さい容量のSSDにデータ移行させるという、特殊な内容でしたがTrue Imageのおかげでうまく作業できました。
この手のソフトウェアはフリーソフトでも存在するようですが、大切なデータを扱う以上は市販ソフトで確実に。

一本あると便利ですよ、True Image

コメント

  1.   より:

    嘘記事検索上位やめてください

    • まず分解。 より:

      「dynabook バックアップ hd交換」→ 捨てアドでのコメントご苦労様です。
      この記事に偽りはありませんし、この記事をみた数名の方からメールを頂きサポートもさせていただき、感謝の言葉も頂きました。
      少なくともデータ復旧業者のステマ記事なんかよりは価値があると信じています♪