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TP-Link Tapo C100 ネットワークカメラを分解してみた

パソコン

amazonでTP-Link製のネットワークカメラ、Tapo C100が安価で売られていたので購入してみました。
小型軽量のモデルでネットワーク接続はWi-Fi専用という仕様になっています。

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Tapo C100のパッケージをチェック

Tapo C100のパッケージです。
商品写真を前面に押し出したもので、店頭でパッケージを手に取った瞬間から現物がイメージできます。
「手軽にスマートセキュリティ」と書かれている通り、Wi-Fiで簡単に接続できて安価なのが良いですね。

パッケージ裏面です。
安価な製品ですが、動体検知と通知の機能にも対応しており、実用性は高そうです。
録画データに関してはTapo C100のMicroSDカードスロットや、ONVIF接続などが利用可能です。

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Tapo C100の製品仕様

パッケージ側面に製品仕様や付属品などが記載されています。
設定自体はスマホアプリをダウンロードして設定させることが可能なようです。

出力映像 1080p
ナイトビジョン 850nm IR LED (距離10m)
音声 内蔵マイク、スピーカー
電源 9.0V / 0.6A
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開封してみた

Tapo C100のパッケージを開封してみました。
外箱を開くと紙製のトレイが姿を現しました。
印刷物に関しては、なかなかアバウトな感じで投入してある印象です。

内容物を並べてみました。
・Tapo C100カメラ本体
・ACアダプタ
・取り付けビス
・マニュアル類
となっています。

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本体にキズが・・・

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パッケージから取り出したばかりのTapo C100でしたが何か物が擦れたような汚れが付着していました。
私は安価な製品なので気にしませんでしたが。。

壁面への固定は付属のアンカーとビスを利用して行うようです。
ビス穴の位置決め用シールなども付属しており、安価な製品とは思えないほど配慮が行き届いていますね☆

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電源はDC9V/0.6A

電源は付属のACアダプタを利用する形となります。
電源電圧はAC100-240Vで出力はDC9V/0.6Aとなっており、USB電源やPoE受電などには未対応です。
私は家庭用でもPoE受電を利用したいと考えていましたが、だれでも簡単に使えるのはやはりACアダプタ仕様ですね。

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分解してみる

早速ですがTapo C100を分解してみましょう。
外観上はビスが見当たらないので、フロント部のカバーに工具をひっかけて慎重に開きましょう。
再使用を考えている方は、樹脂部品ばかりなのでキズを付けないよう、慎重に作業したいところ。

4ヶ所のツメで固定されていましたが、白いハウジング側は柔軟性があるので簡単に開くことができました。
やはり安価な製品というだけあって、基板自体もビス固定はされていません。
すべて樹脂ツメで固定されているだけとなっており組み立て性なども配慮されているのが分かりますね。

フロントカバーには黒い基板が装着されていました。
基板には6pinのヘッダーが装着されており、メイン基板と電気的に接合されるようになっています。

フロントカバーの基板を外してみました。
基板にはLEDとIR LEDの2種類が装着されていました。
IR LEDは夜間の撮影等に利用するものですが、黒いフロントカバーを透過して光らせるという仕様になっています。

コメント

  1. MMN-o より:

    Hello, I am happy I found this teardown! It spared me the effort of breaking into a new C100.

    However, you mentioned that you wanted to run it on USB/PoE – and the 9V input makes this hard. But what circuit is the voltage regulator? I can’t really see on your pictures, but it is common that the voltage regulator can handle voltages between 5-18 Vin at least, especially if the main IC runs on 3.3v it’s possible to use USB power regardless of the AC adapter specification.

    Can you see which part number is on the voltage regulator? And what its specification is?

    • まず分解。 より:

      MMN-oさん、コメントありがとうございます。

      降圧レギュレーターの型番は不明です。
      しかし限定的ながら5V USB電源での動作が可能でした。
      メイン回路の多くは3.3Vで動作しており、それらはカメラ、Wifi、音声通話機能などです。
      なぜ、9Vが必要なのか、その答えはカメラモジュールのアイリスレンズモーターです。
      5Vで動作させるためにはアイリスレンズモーターのコネクタを取り外す必要があります。モーター作動時に電源供給が出来ず再起動を繰り返すためです。
      モーター動作時の電圧降下を防止する為に、3.3v系に大容量のコンデンサを装備することで問題を解決できる可能性があるでしょう。

      MMN-o San.
      Thank you for your comment.

      The model number of the step-down regulator is unknown.
      However, it was possible to operate with a 5V USB power supply, although it was limited.
      Many of the main circuits are running at 3.3V, such as cameras, Wifi, voice call capabilities, etc.
      The answer to why 9V is needed is the camera module’s iris lens motor.
      It is necessary to disconnect the connector of the iris lens motor to operate at 5V. This is because power cannot be supplied when the motor is operating and restarting is repeated.
      It may be possible to solve the problem by equipping the 3.3v system with a large-capacity capacitor to prevent the voltage drop during motor operation.