久しぶりの3Dプリンタネタです。今も依然組み立てたマイクロファクトリー製のPRN3Dを使っていますが、スタンドアローン動作が可能になるエボリューションキットというものが追加発売されたので購入してみました。
オンラインで注文して数日で到着したパッケージ。早速開封してみましょう。
開封すると伝票が入っていました。
価格は約2万円ほど、そこそこのお値段ですがメーカー純正のキットという事で安心して使えることを考えると妥当な価格でしょうか。
外箱を開封してみました。中にはさらに段ボール箱がはいっており、その他には樹脂成型パーツやケーブル類などが入っています。
順番にチェックしていきましょう。
このように個別に梱包されているので、組み立て時に間違って使う事もありませんね。
ちょっとしたことですが、うれしい配慮です(^^
続いて樹脂成型パーツです。
PRN3Dで作られたもので、精度はそれなりです。
データも公開されているので、オリジナルでカスタムしながら作り直せば大丈夫ですね。
まだ説明書などはチェックしていませんが、完成イメージはこんな感じでしょうか。
LCDパネル部分にはMICRO FACTORYのロゴも入っています。
ここは、mazu-bunkai.com仕様に変更しようかなとも考えています♪
樹脂ケースの裏側です。
基板やLCDパネルが収まるように工夫された形状になっています。
既存のPRN3Dに組み込むための各種ケーブル類も付属しており、簡単に装着できそうですね。
まずはコントローラ基板からチェックしてみましょう。
すでにモータードライバも実装された状態となっていますね。
まずはコントローラ基板の裏面です。
特に部品は実装されておらず、MKS Makerbaseのロゴが印字されています。
ではコントローラ基板の表面をチェックしてみましょう。
ここでは撮影のためにコントローラ基板からモータドライバを取り外しています。
基板型式は「MKS Gen_L V1.0」となっています。
モータードライブ回路は計5回路実装されており、エクストルーダー系が2系統コントロール出来るようです。
搭載チップはATMEL製のATMEGA2560です。
256KBフラッシュ搭載で16BitPWMが12chとコントローラ基板にははぴったりですね。
ヒーター系の駆動には40N03 FETを搭載しています。
最大40Aまで対応したチップなので容量的には安心ですね。
コントローラ基板から取り外したモータードライバです。
X軸、Y軸、Z軸、エクストルーダーと4系統装備されています。
モータードライバはMKS 8825 Ver1.1を搭載。
標準搭載のDRV8816からDRV8825に変更となりますので、動作音にも変化が出そうですね(^^
つづいてLCDパネル付きの基板です。
バックライト付きの液晶パネル基板と、赤い基板がセットになっています。
赤い基板にはRepRapDiscount Full Graphic Smart Controllerと記載されています。
赤い基板にはマイクロスイッチ、圧電スピーカー、ロータリーエンコーダが装備されています。
LCDパネル付きの基板の裏面を見てみましょう。
コントローラ基板に接続される黒いコネクタが2個とSDカードスロットが装備されています。
樹脂パーツに装着して装着イメージを確認してみましょう。
専用設計のパーツという事もあり、ぴったり収まって良い感じですね☆
すべて組み上げてみると中々良い感じですね♪
PRN3D自体も様々なカスタムを行っているので、そのまま装着は出来ませんがそこも含めて楽しんでみたいと思います。
コメント
このセット気にはなってて、モーターの制御マイクロステップとかで精度あがるのかな。
どうなんでしょうエクスとルーダーのモーター小型かしたりして改造しまくってます。
[youtube=https://www.youtube.com/watch?v=vA933UcwG4I&w=640&h=390]
上村孝道さん、こんにちは。
エクストルーダーの動画見させていただきました。スムースに回っている感じがいいですね♪
新基板、まだ時間がなくて試せていませんが、制振や動作音など気になることがいっぱいあります。
また組み立て完了したら記事にアップしたいと思います(^^)