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  • EaseUS Todo Backup Homeのシステムバックアップに救われた件

    EaseUS Todo Backup Homeというソフトをご存知でしょうか?
    実はブログ更新専用に使用していたPCのOSが起動不良となり、それの復旧に大いに役立ったソフトなんです(^^;
    今回はSSDだから故障しないという考えは間違いであるという事を再認識しました。

    起動不良となったPCです。
    分解を試みるも、SSDはSATAタイプではなく手持ちの機器ではデータを救い出す事は出来ませんでした。

    症状としてはWindowsUpdateの途中で動作がおかしくなった感じです。

    ディスクチェックの画面が繰り返し表示されます。

    ドライブをスキャンするも、復旧には至らず。

    何度も繰り返される悪夢。
    見飽きた画面です。。。

    ブログ用のPCは重要な機器として扱っているので、数か月ごとにEaseUS Todo Backup Homeというソフトでシステム全体のバックアップを取っていました。
    今回はそれを使って復旧させてみることにしました。
    私はUSBメモリにWindowsPEブートイメージ、SDカードにシステムバックアップを保存するようにしています。


    まずはUSBブートが可能な状態へBIOS設定を変更しましょう。
    これは機器によって画面が違いますので、お手持ちのマニュアルを参考にしてくださいね。
    メーカーや機器によってさまざまですが、電源投入後に「DEL」、「F2」、「F10」、「ESC」などを連打していると入れることが多いです。

    事前に作成していた、USBメモリとバックアップデータのSDカードを挿入して、PCの電源をONしましょう。
    するとWindowsPEブートイメージから、EaseUS Todo Backup Homeが起動しました。
    これはバックアップやリカバリーの専用ソフトなので、この状態ではWindowsを操作することはできません。

    画面にある「Browse to Recover」をクリックしましょう。

    するとバックアップ済みのデータが表示されます。
    今回は「2018/08/09 23:53」にバックアップを取ったデータが見つかりました。
    このデータからPCを復旧させるので「Recovery」をクリックしましょう。

    するとリカバリー対象のディスクイメージの選択画面が表示されます。
    通常は一番上にチェックを入れて「Next」をクリックしましょう。

    続いて書き戻し先のディスクを選択する画面が表示されます。
    これも通常は一番上にチェックを入れるだけでOKです。「Next」をクリックしましょう。

    するとディスクの上書き警告が表示されますが、すでに起動不能となったPCです。
    気にせず「Yes」をクリックしましょう。

    すると即座にリカバリーが開始されました。
    時間がかかる作業なのでコーヒーでも用意しながらゆっくりと待ちましょう。

    と思ったのもつかの間、5分程度でリカバリーが完了してしまいました!
    今回はSDカードとSSDという組み合わせなので短時間で完了したのかもしれませんが、まさに爆速といえる感じですね。

    期待半分、不安半分といったところですが、PCを起動させてみました。
    アップデート等の関係か何度か再起動が繰り返されます。。。

    そして見事に復活することが出来ました。

    EaseUS Todo Backup Homeですが、USBメモリやSDカードを使ってバックアップできる手軽さや、簡単な操作は初心者の方にもおススメです。
    写真や音楽などのデータだけ外付けHDDにコピーしている方も多いかと思いますが、Windowsの状態まで完全にバックアップできるのは大変心強い存在です。

    バックアップというと難しいと感じるかもしれませんが、故障したときの強い味方になりますね。
    今回は身をもって体感し、嬉しさのあまりブログ記事のネタにしてみました(笑)

    そんな感じでブログ記事を書き始めましたが、ついでなのでバックアップの取得方法についても紹介しておきたいと思います。
    まずはEaseUS Todo Backup Homeを起動します。

    メニューから「ブータブルディスクの作成」を選択しましょう。
    これが先ほどのWindowsPEブートイメージUSBを作成する手順になります。
    それほど大きな容量は不要ですので、適当なUSBメモリをPCに接続して、「作成」をクリックしましょう。

    すると「WinPE ISOを作成中…」というメッセージが表示されます。

    続いてUSBメモリに書き出す作業が始まりました。

    USBメモリが削除されるので、「選択したデバイスはフォーマットする必要があります。続行しますか?」と聞かれます。
    本当に削除して問題ないUSBメモリであれば、「OK」をクリックしましょう。

    すると、「WinPE ISOがエクスポートされました。」と表示され作業は完了です。
    時間にして2分程度でしょうか。非常に快適でサクサクと作業が進む感じですね。
    「完了」をクリックして完了です(^^

    画面が戻ると「システムバックアップ」というボタンが現れました。
    「システムバックアップ」をクリックしましょう。

    対象となるディスクやWindowsのバージョンなどが表示されます。
    今回はSDカードに保存するので、宛先だけ変更しましょう。

    このようにバックアップの保存先も様々な箇所を選択することが出来ます。
    今回はSDカードですが、ネットワーク上の他のPCに保存したり、NASに保存したりとなかなか便利なバックアップソフトですね。

    保存先を選んだら、「実行」をポチっとクリックしましょう。
    これだけでバックアップが開始されます。

    バックアップ中はこのように進行状況が逐次表示されます。

    私の環境だと5分足らずでバックアップ作業が完了しました。

    このようにわずか数分の作業で安心を得ることが出来るのが、バックアップソフトの役目なんですね。
    競合他社の物なども使ったことがありますが、EaseUS Todo Backup Homeは3980円と価格が安いので試しやすいのが良いですね。
    またダウンロード販売もされているので、amazon等でCD版のソフトを買う必要もありません。

    今回はシステムバックアップ機能しか使っていませんが、ほかにもメールのバックアップやスケジュールによる自動バックアップなどの機能も実装されています。
    メーカーページでは無料体験版も配信されているようなので、まずは無料体験でバックアップソフトを体験してみてはいかがでしょうか?
    https://jp.easeus.com/backup-software/home-edition.html

     


  • XQDカードリーダー SONY MRW-E90を分解する。

    Nikon D850導入に伴い、LexarのXQDカードとXQDカードリーダー SONY MRW-E90を買ってみました。
    MRW-E90はおよそ6000円ほどの価格でカードリーダーとしては高価格な部類に入ります。
    高価格なモノには理由がある。という訳で分解して中身をチェックしてみましょう。

    SONY MRW-E90のパッケージ。
    白と黒を基調としてシンプルなデザイン。

    接続インターフェースはUSB3.1 Gen1対応となっており、XQDの高速性を生かしたカードリーダです。
    ちなみにSDXCのUHS-IIにも対応しているため、大容量の写真データを扱う用途には最適(^^

    パッケージを開けてみました。
    内容物はMRW-E90本体と、USB3.1ケーブル、マニュアル類となっています。

    MRW-E90本体の端子はMicroUSB仕様となっており、一般的なMicroUSB2.0ケーブルでも利用可能です。

    カードスロットはXQDとSDXC UHS-IIに対応。
    どちらのスロットもプッシュ式でカード全体が中に入り込む仕様となっています。

    MRW-E90の銘版です。
    消費電力は5V 0.9Aとなっており、カードリーダーとしては多くの電力を要求します。

    では早速分解してみましょう。
    外観上はビス類がありませんので、隙間に樹脂工具を入れてツメを外していきます。

    簡単に開くことが出来ました。

    基板に3本のビスがあるので、すべて緩めていきます。

    特殊なビスではなく通常のプラスネジなので、どなたでも簡単に分解可能です。

    ビスを外して、基板を取り出してみました。
    大きく3つの部品で構成されています。

    こちらはXQDスロット側の基板面です。
    一般的なSDカードリーダー等と比較すると、チップ数が多めになっていますね。

    搭載されているチップを確認してみましょう。
    USBコネクタに近い場所に配置されているのはGL3523です。GENESYS LOGIC社のUSB3.1 Gen1 Hub Controllerになります。
    基板中央部の大きなチップはUSB3380-AB50NI Gです。PCI Express Gen 2.0とUSB3.0を橋渡しするコントローラーです。
    XQDソケット側面のチップはPCA9555です。Texas Instruments社のI2C/SMBusエクスパンダです。

    続いてMRW-E90のSDカード側を見てみましょう。
    こちらはXQDと比べて部品が少なめですね。

    SDXC側のメインのコントローラーはGL3125です。GENESYS LOGIC社のUSB3.1 Gen1/2.0対応のSD4.0/MMCコントローラーになります。
    HD312やFD156に対応しているので、300MB/sクラスのSDXCカードでもその速度を生かした転送が可能です。

    こちらはXQDカードスロットの拡大図です。
    ピン数は21ピンとなっています。

    こちらはSDXCカードスロットですが、UHS-II対応という事でピン数は19ピンの物が採用されていました。

    試しにSDXCカードを差し込んでみました。
    今回はSanDiskUltra 400GBを使ってみます。

    このようにMicroSD to SDカードアダプターを介しての接続です。

    安物のSDカードリーダーとは違い、カチッと押し込むことで固定されます。
    カード挿入時の出っ張りもほぼ皆無なので、フィールドでのデータ転送時にも安心して利用できます。

    今回MRW-E90とセットで購入した、LexarのXQD 64GD 2933xです。
    価格は少々高めでしたが、最大440MB/sの速度というのが魅力的ですよね。

    パッケージ裏を見てみましょう。
    やはり高速性能が謡われていますね。これさえあればD850による高速連写でも安心。

    ちなみに保証期間は永久保証となっています。

    440MB/s読み込み、400MB/s書き込みとなっており、転送先のメディアの速度も重要となりそうですね。

    XQDカードのパッケージを開けてみました。

    Lexar製の画像復元ソフト、Image Rescue5が無料で利用可能となるコードも付属していました。
    http://www.lexar.com/imagerescue/
    http://www.lexar.com/support/downloads/
    から入手可能です。

    XQDカード本体です。
    64GB 2933x 440MB/sと記載されています。

    XQDカード裏面です。
    ヘアライン仕上げの金属面に製造ロットなどが記載されていました。

    XQDカードはSDカードなどとは違い、端子が露出していなのでフィールドでの取り扱いにも安心ですね。
    不用意に端子に触れてしまいそうなSDカードとは違い、どんな環境でも安心して使えます。

    XQDカードのサイズを計測してみましょう。
    横幅は29.7mm

    長さは38.7mm

    厚みは3.78mm

    いずれもSDカードより若干大きめのサイズですが、性能を考えれば十分コンパクトだと思います。

    カードリーダーの性能を図るため、ベンチマークをやってみました。
    まずはXQDスロット側ということで、Lexarの64GB XQDを装着。
    読み取り191.3MB/s、書き込み91.55MB/sという速度でした。

    続いてSDカードスロット側です。
    TOSHIBA製のUHS-II対応SDXCカードを装着。
    旧製品なので速度は遅めですが、読み取り215.5MB/s、書き込み125.2MB/sという速度でした。

    今回はSDXCカードの方が速いという結果になりましたが、PC環境の影響なども考えられます。
    スペック上ではSDXCカードの2倍近い数値となっていますので、USB3.1対応のPCでもう一度試してみたいですね。

    いかがだったでしょうか。
    XQDカードリーダーとしてだけではなく、高速SDカードリーダーとしての実力も十分なMRW-E90
    カメラを趣味にされている方にはぜひおススメしたい製品ですね。