QNAP TS-659 TurboNASを分解する

一般家庭用の簡単なネットワークストレージとしてQNAPのTS-659PROを導入してみました。
CPUにはIntel Atomを搭載しており、TareStationなどのARM系よりは性能が期待できそうですね。

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今回導入したモデルは、HDD6ベイ仕様のNAS本体です。
本体上部にスロット番号を示すステッカーが貼られています。
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正面から見た図。
確かに6ベイですね(^^
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HDDトレイを引き出す前に鍵を開けます。

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HDDトレイを引き出します。
Buffalo社のLinkStationやTeraStationと比較して、HDDスロットは固めになっています。
これであれば、HDDの共振による騒音も発生しないのではないでしょうか。
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本体裏面。
まず目に付くのは2台の大型ファンですね。
上部の小さなファンは電源ユニットの冷却用になります。
自作PCに詳しい方であれば、FlexATX電源にFlexATXマザーボードと想像できますね。
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フロントのHDDベイをはずしてみました。
バックプレーンにはSATAコネクタが6個並んでいますね。
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では本体後部の封印を切り取りフタを開けてみましょう。
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トップカバーをはずしました。
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まず電源ですが、一般的なATX電源とは異なり、ATXコネクタが2本出ていますね。
片方はメインボード、もう片方はHDDバックプレーンに接続されています。
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面ボードの電源コネクタをはずしてみました。
DDR2 SO-DIMMがスロットに搭載されています。
この製品はメモリスロットが1スロットなので、標準の1GBを2GB等に交換すれば増設できそうですね。
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取り外したメモリです。
今回は交換しませんが、参考までに写真を載せておきます。
この機械はCPUにAtomを使用しています。ということは対応するメモリは1R品、つまり1ランク品のみになりますね。
世の中に出回っているメモリの多くは2R品、2ランク品になりますので、交換の際には注意が必要です。
(※未確認情報のため、2R品にて後日テストしてみます)
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メインボードをはずしてみました。
雰囲気はFlexATXマザーボードのようですが、コネクタ類の配置が独特な感じ。
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まず分解して驚いたのが、コンデサンにSANYOのOS-CONが採用されていることでした。
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ここにもOSコン!
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こっちにもOSコン!
海外製の安物固体コンデンサばかりかと考えていましたが、寿命に影響しそうな部位はしっかりと部品選定されており、産業用PCのマザーボードに近い雰囲気ではないでしょうか。
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このマシンは1000Base-Tが2個搭載されていますが、ここに採用されているのはIntel 82574L Gigabit Ethernet Controllerです。
CPUとはPCI Express Ver1.1で接続されています。CPUとの帯域も十分ですね。
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さらにとなりに目をやると、同じチップが載りそうな空きランドが2個。上位モデルでは1000Base-Tを4機搭載するのでしょうか。
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他にも沢山の空きランドがあり、上位機種との共用化が考えられていますね。
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QNAPではHDD以外にも組み込みストレージを持っており、こちらにOSイメージなどを格納しています。
HDDにもファームウェアは保存されていますが、基本的にはコチラのストレージから起動するようです。
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メモリ横の5本のランドが気になり、マザーボードとの接続をみてみると。。。
なんとUSBバスに接続されていました。一度起動すれば頻繁にアクセスすることもないのでUSB接続で十分ということでしょう。

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マザーボードの端に型番を発見しました。
これはTS-659PROですが、搭載されているメインボードにはTS-859PROの文字が。
つまりバックプレーンを交換すれば8ベイのNASに早変わりというわけですね(^^
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本体正面の液晶パネルは汎用品かと思いましたが、PICによる制御がされており、QNAP用のカスタム品のようですね。
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電源部のステッカーです。
型式は DELTA DPS-250AB-44 となっていますので、一般的なATX電源ですね。
ATXコネクタが複数でていましたが、コレをベースに配線加工された製品ということでしょう。
故障の際はハーネスさえ手当てすれば、一般的な電源が使えますね。
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HDDトレイは3.5HDD以外にも2.5HDDやSSDなどが搭載可能になっています。
全ドライブSSDにして耐振動性能をあげたり、色々工夫して使えそうですね。
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今回は一般的な4TBのSATAハードディスクを6台搭載することにしました。
Seagateを4機、HITACHIを2機の合計6台でRAID5を構築したいと思います。
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