PR

リジカラグリスの活用方法。

レビュー

リジカラグリスの活用方法を考えながら試してみることに。
本来はスプーンスポーツリジットカラーの装着時に使用するものですが、それ以外にも幅広く利用できる万能グリスです。

まずは自動車のブレーキパットメンテナンスに活用してみましょう。

DSC_0120


用意したのはDIXCELのZタイプと呼ばれる万能ブレーキパッドです。街乗りからサーキットまで幅広く使えるスペックになっています。

ブレーキパッドへの活用法としては、「キィー!」という鳴きを防止するための利用方法。

DSC_0122


ブレーキにはシムと呼ばれる鳴き止めの板がありますので、シムとブレーキパッドとの間に塗布してみました。
ブレーキシステムは動力を熱エネルギーに変換する仕組みなので、ブレーキ操作に合わせて高熱が発生します。
リジカラグリスは耐熱温度が1200℃もあるので、十分対応可能ですね(^^
続いては、ブレーキパッドのフチの部分。

DSC_0123


この個所はペダル操作に合わせてブレーキパッドがスライドする部分になります。
耐熱温度の高いリジカラグリスを塗布することで、長期にわたりスムースな動きを維持できますね♪


DSC_0125


スライド部分にたっぷり塗布しておきました。

キャリパーとの当たり面にも塗布しておきましょう。

DSC_0129

この個所にも塗布しておくことで、ブレーキの鳴きを効果的に抑えることができます。

 

続いてはボルトナット類への活用方法です。
自動車のタイヤ交換をするときに、「硬くてナットが外れない!」とか「外すときにガリッと鳴った!」という経験はありませんか?

DSC_0130

そんな症状の防止にも、リジカラグリスが大活躍♪
ボルトのネジ部分に適量塗布しましょう。

そして、タイヤを装着しない状態でボルトにナットを取り付けます。

DSC_0132

スポンサーリンク

あとは、手で軽く回しながら着脱を何度も繰り返します。
途中で動きが渋い個所が出てくるかもしれませんが、根気よくクルクルしましょう♪
すると、動きの渋さが取れてスムースな動きに変化すると思います。

何度もクルクルを繰り返したハブボルト部分。

DSC_0133

リジカラグリスがボルトのネジ部分に馴染むことで、回転が非常にスムースになりました。
これならタイヤ交換の際に、「硬くてナットが外れない!」とか「外すときにガリッと鳴った!」という事とも無縁です(^^

ズームアップして撮影してみました。

DSC_0134

ネジ部分がキレイにリジカラグリスで満たされています。
締め付けトルク等が正しければ、このようにグリスを塗布してもナットが外れてしまうことはありません。
ネジはネジの溝の摩擦で固定されているのではなく、ボルトが引っ張られて伸びることで固定されています。

ネジトラブルを防ぐためにも、高温部や高トルク部のボルト(着脱が必要な個所)には積極的に使用したいですね♪

DSC_0128

さて、こんなに便利なリジカラグリスですが、実は単品販売されていないミニチューブが存在します。
これはスプーンスポーツのリジットカラーを購入すると添付されていたものです。


DSC_0137

コンパクトで場所を取らないため、小さな工具箱に入れておいたり、フィールドでの作業などには大変便利なんです。

そこで、100g入りのチューブからミニチューブに注入してみました。
ミニチューブのエアを抜いて、面をぴったり合わせて注入!

DSC_0139

というわけで、無事にミニチューブが満タンになりました。
大きなものは大型の工具箱に、ミニチューブは小さな工具箱に、と使い分ければ便利です♪


DSC_0140

満タンになったミニチューブのリジカラグリス。


DSC_0141

様々な個所に使えるので、皆様自身で活用方法を考えてみてはいかがでしょうか?


コメント